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井手功二のエヴァンゲリオン フォーエヴァー 気になったとこ

・緒方さんは直前に台本をもらっても最低2回は目を通す。最初は俯瞰的に、2回目はシンジの気持ちで台本を読む。
1回目では「なんでこんなことするの」と思っていたことがシンジの気持ちになって読んでみると「全部きれいにつながる」という感覚があったという。【73~74】

・緒方さんは夏エヴァアフレコ前日に4時間ぐらい台詞について庵野さんと話をした。その時に台詞を2か所変えた。
一つが25話の「どうしようもないんだ」というセリフ。二つ目が26話の「チクショウ」の台詞。【76】

・まごころを、君にのラストシーンはアフレコの時にようやく気持ちがつながった。【77】

・劇場版でリテイクが出たのはラストシーンとアスカとのリビングのシーンだけ。【77】

・26話ラストI need youの前のアイキャッチについて、緒方さんに「一応その前のところで終わりで、最後のところはエピローグ。あれが前シーンからの続きだと考えてくれてもいいし、その前のシーンはなかったって考えてくれてもいい。どうとでもとれるような、でもあれしかないシーンにしたい」と庵野さんから話があった。【78】

・26話のラストシーンは庵野監督から「このシーンだけはシンジではなくて俺にシンクロしてくれ。もうここだけは俺になってくれ」と言われた。その時に求められたのが「初めて自分のことを自分で抱きしめてあげられた瞬間を演じてほしい」ということ。【78】

・アフレコの前は自分の中ではアイキャッチ前が結末だったが、みんな死んでしまえという「うわああああああああ!」の後にラストシーンの嗚咽を録ったので、「死んでしまえの最中にふと触れたぬくもり。そのあとの声にならない許容」という感情がつながったとのこと。(トップでも「うわあああああ!」というセリフは喉の負担を考えて最後に撮ったという話がある。そういう意図でだろうか)【79】

・緒方さんはリテイクの時に何度やってもOKが出なかったので「一度やってみるか」と思い宮村さんを床に引き倒して首を絞めた。(もちろん加減をして) 【79】

・まごころを、君にのラストシーンは庵野監督の知り合いの女性に実際にあったシチュエーション。
・首を絞められ、殺されるかもしれないと思った瞬間、殺そうとしている男性のことをフッと撫でなくなった。それで力を緩められた途端急に冷めて「あんたなんかにころされるなんて死んでもいや」という言葉が口をついたんだそう。
・その話を聞いた瞬間に庵野監督は「これが『エヴァ』のラストだ」って思ったらしいとのこと。(緒方さん曰く「ちなみに庵野さんではないですよ念のため(笑)」【80】

・まごころを、君にのラストシーンは本当に入り込んでしまってよだれとかダラダラ流しながら泣いて、鼻水は出るし瞬きもできなかった。だからあのシーンが終わった瞬間自分に帰れたという感じが強くした。OKが出た途端みやむーも緒方さんも抱き合って喜んだ。庵野監督も今まで見たことのないすがすがしい笑顔をしていた。【81】

・Qもういちどシンジやれって言ったら? A緒方さん「いや、もう、できませんって言います。もう、私の中のシンジは終わっちゃったんで、声忘れちゃいましたって(笑)
それは冗談ですが。でも苦しかったけど本当に楽しかったです。(後に新劇場版でシンジを演じるのだからこのコメントは感慨深い)【85】

・山口さん「リツコの声はある友達をイメージしてやっている」
その話を本人にすると「やめてよ、全然違うじゃない」と怒られるんです(笑)とのこと。【92】

・リツコを打った時のゲンドウの台詞は「言わないで」と言われている。山口さん「EOEのパンフレットのコメントで書いていたら「これは書かないで」とボツになっちゃいました(笑)」とのこと。【93】

・山口さん曰く「あのゲンドウの言葉は「すごい簡単な言葉」 「みなさんが想像しているので当たっていると思います」【93】

・山口さんはTV版25話でリツコがLCLに浮かんで死んでるのを見た時にショックを受けた。台本を投げた。
「う~ん、ちっちゃく終わっちゃった」と思ったとのこと 【95】

・20話ぐらいの時に庵野さんから山口さんに「ごめん。リツコいい場面できなくなっちゃった。あとは死ぬだけ」と言われた。【95】

・リツコの最後の「嘘つき」は「よかった、この人を好きになって。すごい男だわ」という感じの「嘘つき」なんですよ。とのこと。(リツコは最期は若干満足して逝ったということなんだろうか)【96】

・マヤの中の人曰く「マヤの最期の台詞はやっと想いがかなった絶頂の台詞だと指示があった」【106】

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