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エヴァ友の会(LD・VHS特典冊子) 気になったとこ

【第壱号】
・エヴァの会話は基本的に顔を合わさない。2話でも基本的にそうだが最後に初号機とシンジの目が合うという構成になっているとある。

・サントラ収録曲の種類、タイトル、収録順は庵野監督によるもの。

【第弐号】
・甚目さんが「ミサトはどういう人なの?」と庵野監督に聞くと「月野うさぎみたいな人」と返答が帰ってきた。
ミサトさんがラーメンにカレーを入れるシーンは甚目さんが月野うさぎを思い描きながらやったからできたようなもの。

・甚目さんはミサトさんは家にいる時よりも軍人をやってる時の方が素だと勘違いしていた。そのため最初に甚目さんが描いた4話のコンテでミサトは最後にシンジを迎えに行くシーンで軍人らしい態度(ボロボロに泣くシンジを「よく帰って来たね」という目をする)を取っていた。本当は「弱っちい子供大人な女だった」
4話でミサトがシンジにエヴァに乗るのか乗らないのか問いただすシーンも当初はミサトは冷静に「ここから出ていきなさい」という感じでコンテを描いていた。だが、その話をしているうちに
「ここは違うな」と思い直して庵野さんに「感情的になってバーンと出ていく方がミサトですかねえ」と聞いたら「そうそう」と答えが返ってきた。
そこでミサトの姿がようやくつかめた。【ゲリオンな人たち】

・シンジが来ている「XTC」と書かれているTシャツは実在する(英国のバンドXTCのロゴ)【ガイナさん】


・エヴァの次回予告は30秒の長さでつくられる予定だったがフォーマットの関係でテレビ放映時には15秒バージョンが使われた。【ところで】

【第参号】
・元々3話のあとに5話が来るはずだったのだが「やはり、このままシンジはエヴァには乗らないだろう。次の戦いの前に彼と周囲の人間との関係のエピソードが1話分いる」と判断されて4話が制作された。
制作上の都合でエヴァのアフレコは1話→2話→5話→6話→3話→4話の順で行われた。そのためケンスケとトウジの初アフレコは5話。

・シンジが綾波を押し倒すシーン 最初のコンテではシンジの頭の上にドサっと下着がのり、シンジが下着まみれになるというコミカルなシーンだったが、庵野監督から「もっとシリアスに。
青洲のホロ苦さを出すようにとの指示でああいうシーンになった。【もっと重箱の隅】

【第四号】
・榎戸洋司さん、居酒屋で庵野さんから「エヴァンゲリオンの意味は「福音」です」と聞いている。【天使を描くとき・天使の描く窓】

・22話の猿のぬいぐるみのエピソード 庵野「ぬいぐるみ何が好き?」 みやむー「おさる」 庵野「それふみつけるから」 みやむー「は!?」 
さるのぬいぐるみを裂くのはすごくつらかったとのこと。【CASTから一声】

・7話のシンジがミサトのだらしなさを責めるシーンのカットは岡本喜八作品を意識しているとのこと。【もっと重箱の隅】

・JAの完成披露宴の花輪 イクハラ電子電波という会社がある。セーラームーンの監督であり庵野監督の友人である幾原邦彦さんのこと。【もっと重箱の隅】

・JAが起動時に使われたプログラムが「ジェット・アローン起動用オペレーティングシステムver2.2.1c」 
ラストで正常に戻った時に使われたプログラムが「ジェット・アローン再起動用オペレーティングシステムver2.1.1b」 起動用プログラムの方がverの数字が大きい。
バージョンアップする間にネルフ側が暴走するプログラムを忍ばせたのだろうとのこと。【もっと重箱の隅】

・8話のアスカのパンツはセル画では全体が見えるまで描いてある(第4号に写真も載ってる)あえてパンツが見えない方がHに見えるという演出だろうと書いてある。【もっと重箱の隅】

・加持さんとして山ちゃんがアフレコに参加したのは9話から 9話→7話の順(8話は加地さんとゲンドウは別録りとのこと。順番は知らん)【もっと重箱の隅】

・「チャ~ンス」と庵野監督の話は有名だがみやむーも8話のアフレコの中で一番苦労したのがこのセリフとのこと。何度も何度も繰り返し録ったとのこと。(庵野監督がこだわったっぽい) 【もっと重箱の隅】

【第伍号】
・9話の冒頭でリツコがかけている眼鏡はナディアのエレクトラさんがかけていたものと同じデザイン。【もっと重箱の隅】

・「ジャンアント・ストライド・エントリー」が「ジャイアント・ストロング・エントリー」と言われているのは「庵野監督が昔そう習ったから」【もっと重箱の隅】

・羽化する使徒のシーンは人間の赤ちゃんの声を加工したいとコンテやアフレコ台本には書いてあるがフィルムではそうはならなかった。【もっと重箱の隅】

・9話でシンジとアスカがキスしそうになるカットは1コマで唇が近づいていくあたりが劇場版セーラームーンRを意識している。(長谷川眞也さんより)【ゲリオンな人達】 

・9話の6日間の特訓のカットは摩砂雪さんが原画描いた。音楽とシーンを合わせるのも摩砂雪さんアイディア。【ゲリオンな人達】 

・第壱中学の制服デザインは貞本さんが見た学園物のAVが元ネタ。【ガイナさん】

・9話アスカのアイキャッチ前の「プィっ」アフレコ現場での庵野監督の指示によるもの。【声優博士のちょっちチェック】

・25話と26話を当初の脚本に準じた形で制作するとのアナウンスあり。19話は再ダビング版に、21~24話は新作シーンを入れるとのアナウンス。【スターチャイルドからのお知らせ】

【第六号】
・11話の市議選立候補者は当時のジブリのプロデューサーを基にしているので詳細なプロフィールがある。【もっと重箱の隅】

・11話ラストで青葉がシンジ、アスカ、レイの3人の隣でギターを弾きながら歌を歌うという案もあったそうだ。(ちなみに脚本決定稿やコンテではこれらのシーンはないのでもっと前の段階だと思われる)【もっと重箱の隅】

【第七号】
・エヴァの次回予告は全部庵野監督が描いてる。【もっと重箱の隅】

・「潔癖症はね、辛いわよ」は過去のリツコのこと 「他人事の如く淡々と言っているが、実は過去の自分のことを冷めた自分の目で語っている」との指示がAR台本にあり。【声優博士のちょっちチェック】

【第八号】
・16話のシンジのインナースペースを古びた電車の中で処理するというアイディアは鶴巻さんのもの。鶴巻さんが昔見た夢が元になっている。【もっと重箱の隅】

・「初めての、TEL」から「鳴らない、電話」になったのは薩川さんが人を殴るシーンが苦手でトウジがシンジを殴るシーンを書けなかったから。


・また、一緒に戦って仲良くなるパターン(当初のプロット)に馴染めなかったから。このころはまだトウジは関西弁じゃなかった。


・3話は7稿まで書いたが完成しなかった。


・薩川さんはその後3話を途中で庵野さんたちに任せてマグマダイバーを書いていたが、庵野さんから「3話のことで話がある」と言われ行ったら監督、副監督、貞本さんがいた。
その時に「もう1本必要なんじゃないかという話になった」 貞本さんも「一緒に戦って、初めて電話がかかってきて、めでたしめでたしというのはそりゃあないんじゃないか」と言っていた。


・4話は庵野さんがプロットを書いている時間がないということで薩川さんがプロットから最終稿までやった。


・マグマダイバーは当初はシンジが修学旅行に行けなくてダダをこねて、最後に溶岩に潜って、トウジたちに地下何千メートルの溶岩をおみやげに持って帰るという話だった。


・シンジの熱膨張の話は当初は10話にはなかった。もともと12話に戦闘の場面があって、そこで出てくる予定だった。


・5話、15話、21話はロボットの戦いがあまりないという理由で薩川さん自ら志願した。


・「ホメオスタシス」は庵野さん 「ヤマアラシのジレンマ」「ジェリコの壁」は薩川さんアイディア


・12話や15話は第1稿→決定稿とスムーズに決まった。


・15話は3日で書いた。


・21話はかなり長くかかった。


・15話は小津安二郎の「秋刀魚の味」という映画を下敷きにしている。「結婚式と葬式」というのを一緒の話に入れたのはそれ。


・15話はシリーズ構成ではシンジとゲンドウがレストランで食事をすることになっていた。   【もっと重箱の隅】

・15話でアスカがうがいをするシーンのアフレコはホントにうがいをしている。【声優博士のちょっちチェック】

【第九号】
・松本市を舞台にしようと言っていた時期もあった。

・樋口さんは庵野さんから「加地はプロハンター(昔の探偵ドラマ)の草刈正雄みたいにしてくれ」と言われた。ただ、キャラクターイメージはもっと下半身ユルそうなキャラにした。

・17話、18話はガメラ2の準備とぶつかっちゃったので、第1稿を書いたら庵野さんに任せちゃったから申し訳ない気持ちが大きいとのこと。

・17話、18話のプロットは「シンジが親父に裏切られる話」
この2話はシンジが心に傷を負うという展開が決まっていたので、樋口さんは「ミサトさんに裏切られる話にしたい」と思っていた。 

・この2話は返ってきたウルトラマンの36話・37話のように「日常側にいるヒカリ・トウジのうち、トウジだけNERV側(非日常)に引き抜かれてしまった時に起こる摩擦、悲劇を描きたかった。帰ってきたウルトラマンの突き放すような無常感が大好きなのでそういう感じの話ができないかなと思ったため。

・この2話で委員長がステロタイプな恋する乙女になってしまったのは残念に思っている。中学生というものはあそこまで想っていることを口にしないのではないかと思っているので。

・他人と一緒に生きていけるなんてのはエヴァでは幻想なのでコンテを描くときもそういうところに気を付けた(アスカがからかってもシンジは心の底からは楽しそうではなく冷めてるような感じにしている)

・17話はもっと市川準さんみたいにドライな感じにしたかった。仕事が重なったのもあるが、それができなかったので庵野さんにはしばらく顔向けできなかった。【もっと重箱の隅】

・スキゾエヴァにも書いてあったがこの時期に庵野さんがカーレンジャーにハマってることについて書いてある。【ガイナさん】

【第拾号】
・19話の次回予告30秒バージョンで間違えて「人のかたち、心のかたち」と言っていることについて、マスタリングの時に大月さんが気づいたが、もう録り直してる時間はない→
一緒にいた庵野さんが「まぁこれはこれで」と許可を出した。
【スターチャイルドからのお詫びが多くて済みませんのコーナー】

【第拾壱号】
・21話、謎の円盤UFOにも終盤の22話に組織SHADOが生まれたきっかけの過去話があり、この話もそれを意識しているのではないかと書いてある。 
・若いころのゲンドウはそのドラマのストライカー指令に似ている。ちなみにその話でも司令官とその妻の関係が描写される。
・22話のエレベーターのシーンはTV版ではアスカがまばたきをするだけ ビデオ版から鼻をすするシーンが追加されている(DEATH編もこれ) 【もっと重箱の隅】

・ユイが消失したあとのゲンドウ・ユイ・冬月のモノクロの映像はフィルムブック8巻の表紙の流用。【新作カット&シーンを探せ!!】

・22話のサルの絵はみやむーがサイン等を書くときに添える絵が元ネタ。庵野監督がみやむーに尋ねる前はサルではなくクマの予定だった。【声優博士のちょっちチェック】

【第拾弐号】
・23話のオーバーラップで初号機とリリスが下半身同士で繋がっている段階での画像が入るシーン。これは「ユイが消失してしまった実験をした段階でのリリスと初号機」(つまりユイが初号機に取り込まれた時は初号機の下半身はリリスと繋がっていた?)

・23話の予告のレイアウトの吹き出しはあくまで「予告編のためだけの演出」 実際にアフレコに使われたレイアウト撮ではフキダシは入っていない。(つまり23話の予告は地味に手間がかかっているということか)

・24話の英文サブタイは聖書からの引用  【もっと重箱の隅】

・カヲルくんの身体については特に誰のものという設定はないらしい(ガイナの広報の人が言うには) 【ガイナさん】

・石田彰さん:ドラマCD「終局の続き」でのカヲルくんはやおい系で演じたのだが、ファンからは拒絶反応をもらった。
そのため、劇場版をやる時に「ああいう方向にやっちゃだめなんだな」と分かったため助かった。【CASTから一声】

・零号機の中からいろいろ飛び出したときのミサトさんの「レイ!」 実は新録音。 

・新作カットで零号機が自爆するときの赤ちゃんのような声は新録音用の台本には指示がなく、当日アフレコ現場で演出からのアイディアで急遽入れられたもの。声はもちらん林原さん。

・零号機が自爆したあとの現場のアナウンスで『D-16』という単語が出てくる。台詞は「了解。D-16の発令を承認」 TVだと明瞭に聞こえるとのこと。 

・23話ビデオ版では綾波が自爆する場面・リツコがラストで号泣するシーンの声を録りなおしている。24話でカヲルくんと綾波が会うシーンもそう。【声優博士のちょっちチェック】

【第拾参号】

・劇場版の曲名がTV版のように英語じゃなくて日本語の理由は庵野監督曰く「飽きたから」【D.ヨのエヴァンゲリオンCD事情】

・リツコの「うそつき」という台詞に迷いのあった山口さんは当初は納得する演技ができなかった。本番時に庵野監督はゲンドウ役の立木さんに「本当に」の後に続く言葉を言うように指示を出し、その台詞を受けて山口さんはようやく思い切った演技をすることができたとのこと。【声優博士のちょっちチェック】

【最終号】

・26話の砂場のシーンでの女児二人は林原さんと宮村さん。(当初は矢島さんと川村さんが演じる予定だったが、現場で変更されたのではないかと書かれている)
【声優博士のちょっちチェック】

・「メサイア」や「第九」は新録音する時間が無かった、莫大な費用が掛かるためそのまま使っているが、「Kanon」や「G線上のアリア」は「既存音源のものは権利関係が複雑なので今後は可能なものは新録音しようということになった」とのこと。
しかし「主よ、人の希の喜びよ」に関してはなぜか既存音源を使用している。筆者はこれは「現実に存在する音」として演出的な意図で選ばれたのではないかと思っているとのこと。
【D.ヨのエヴァンゲリオンCD事情】

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その他書籍

井手功二のエヴァンゲリオン フォーエヴァー 気になったとこ

・緒方さんは直前に台本をもらっても最低2回は目を通す。最初は俯瞰的に、2回目はシンジの気持ちで台本を読む。
1回目では「なんでこんなことするの」と思っていたことがシンジの気持ちになって読んでみると「全部きれいにつながる」という感覚があったという。【73~74】

・緒方さんは夏エヴァアフレコ前日に4時間ぐらい台詞について庵野さんと話をした。その時に台詞を2か所変えた。
一つが25話の「どうしようもないんだ」というセリフ。二つ目が26話の「チクショウ」の台詞。【76】

・まごころを、君にのラストシーンはアフレコの時にようやく気持ちがつながった。【77】

・劇場版でリテイクが出たのはラストシーンとアスカとのリビングのシーンだけ。【77】

・26話ラストI need youの前のアイキャッチについて、緒方さんに「一応その前のところで終わりで、最後のところはエピローグ。あれが前シーンからの続きだと考えてくれてもいいし、その前のシーンはなかったって考えてくれてもいい。どうとでもとれるような、でもあれしかないシーンにしたい」と庵野さんから話があった。【78】

・26話のラストシーンは庵野監督から「このシーンだけはシンジではなくて俺にシンクロしてくれ。もうここだけは俺になってくれ」と言われた。その時に求められたのが「初めて自分のことを自分で抱きしめてあげられた瞬間を演じてほしい」ということ。【78】

・アフレコの前は自分の中ではアイキャッチ前が結末だったが、みんな死んでしまえという「うわああああああああ!」の後にラストシーンの嗚咽を録ったので、「死んでしまえの最中にふと触れたぬくもり。そのあとの声にならない許容」という感情がつながったとのこと。(トップでも「うわあああああ!」というセリフは喉の負担を考えて最後に撮ったという話がある。そういう意図でだろうか)【79】

・緒方さんはリテイクの時に何度やってもOKが出なかったので「一度やってみるか」と思い宮村さんを床に引き倒して首を絞めた。(もちろん加減をして) 【79】

・まごころを、君にのラストシーンは庵野監督の知り合いの女性に実際にあったシチュエーション。
・首を絞められ、殺されるかもしれないと思った瞬間、殺そうとしている男性のことをフッと撫でなくなった。それで力を緩められた途端急に冷めて「あんたなんかにころされるなんて死んでもいや」という言葉が口をついたんだそう。
・その話を聞いた瞬間に庵野監督は「これが『エヴァ』のラストだ」って思ったらしいとのこと。(緒方さん曰く「ちなみに庵野さんではないですよ念のため(笑)」【80】

・まごころを、君にのラストシーンは本当に入り込んでしまってよだれとかダラダラ流しながら泣いて、鼻水は出るし瞬きもできなかった。だからあのシーンが終わった瞬間自分に帰れたという感じが強くした。OKが出た途端みやむーも緒方さんも抱き合って喜んだ。庵野監督も今まで見たことのないすがすがしい笑顔をしていた。【81】

・Qもういちどシンジやれって言ったら? A緒方さん「いや、もう、できませんって言います。もう、私の中のシンジは終わっちゃったんで、声忘れちゃいましたって(笑)
それは冗談ですが。でも苦しかったけど本当に楽しかったです。(後に新劇場版でシンジを演じるのだからこのコメントは感慨深い)【85】

・山口さん「リツコの声はある友達をイメージしてやっている」
その話を本人にすると「やめてよ、全然違うじゃない」と怒られるんです(笑)とのこと。【92】

・リツコを打った時のゲンドウの台詞は「言わないで」と言われている。山口さん「EOEのパンフレットのコメントで書いていたら「これは書かないで」とボツになっちゃいました(笑)」とのこと。【93】

・山口さん曰く「あのゲンドウの言葉は「すごい簡単な言葉」 「みなさんが想像しているので当たっていると思います」【93】

・山口さんはTV版25話でリツコがLCLに浮かんで死んでるのを見た時にショックを受けた。台本を投げた。
「う~ん、ちっちゃく終わっちゃった」と思ったとのこと 【95】

・20話ぐらいの時に庵野さんから山口さんに「ごめん。リツコいい場面できなくなっちゃった。あとは死ぬだけ」と言われた。【95】

・リツコの最後の「嘘つき」は「よかった、この人を好きになって。すごい男だわ」という感じの「嘘つき」なんですよ。とのこと。(リツコは最期は若干満足して逝ったということなんだろうか)【96】

・マヤの中の人曰く「マヤの最期の台詞はやっと想いがかなった絶頂の台詞だと指示があった」【106】

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絵コンテ

劇場版エヴァ第26話の絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等

・冒頭のゲンドウとレイ、25話のC-171,172BANKにウラトレス書き足しと指示アリ(TV版の補完計画の始動シーンと対比している?)【700】

TV版も劇場版も補完計画の始まりのシーンは同じという意図があるのだろうか 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・レイの身体にアダムを融合させるゲンドウ 「打ち寄せる快楽に耐えてるレイ」とある。【701】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ゲンドウの切断された右手 (痛みはない)と書かれている。 【722】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジの「チクショウ、チクショウ」なし。【733】

ここのチクショウチクショウは緒方さんが「せめてチクショーぐらいの気分になるだろ」と思ったのでセリフを変えてもらったとのこと
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・「むすんでひらいて」 (「※生音でいきたいのですがどっかで生録できないでせうか?(レコードや声優の唄ではなく)」) とコメント 【748】

そして後日IGの石川さんの娘が通う幼稚園に録音しに行った 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・「砂場とブランコしかない公園。セットの様にしか見えない」とある。 【748】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・パイプ椅子に座っている女性はミサト。【750】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・女の子「ママー」 「とうてい越せそうもない空間の向こうに既に人形たちとミサト手を繋いでいる」 とある。【750】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「自分みたいで?」のカット この段階ではセックスのイメージはない(シンジもアスカも裸ではない) 【754】

ここがセックスのイメージになるのは原画段階からっぽい 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・アスカ「救ってやれると思ってるの?」 「シンジの目救いを求めるよう」 「アスカの目憎しみとも思える」 【761】

コンテを見ないと分からない感情 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「判るはずないよ」 連続しているシンジの顔は奥に行くほど情けない顔になっているとある。【762】

奥の顔=シンジの深層心理の顔? 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「わかってくれなんて、無理だよっ!!」 ここで出てくるTV版のカットは「(シンジから見るとよくわからなかった行動」)とある。【763】

22話でエレベーターホールで踵を返すカットはシンジ見てなくね? 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「わかろうとした」 「(ブゼンと)」と書いてある。 【763】

・シンジを見下ろしてるアスカ「さげすみ、冷たさ、嫌悪、ケーベツ モノを見ている様に無感動」とある。【774】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・アスカ「イヤ」 (「底冷えのする声で)」 「冷たく当然の事としての拒絶の言葉」とある。【778】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・「(無言)」ではなく「ダメ。」(「違うか・・・TV#25レイの画の方が良いか?」)とある。
 その後 シンジ「みんな、みんな、死んでしまえええええええええ」【784】

だいぶ印象が異なる 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ゲンドウ死亡後に出てくる綾波、一人目の綾波がいない(2人目と3人目だけ) 【801】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・エヴァシリーズのコア、脚本第6稿と同じく群青と書かれている。【802】

・脚本第6稿と同じく「絶対に死んでもイヤ」ではなく「ほら、私としたけりゃ、お願いしなさいよ。いつもみたいに」 (「ちょっとイジ悪く挑発交じりにとある」)【812】

脚本第6稿でもここはこのセリフである 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・綾波「ここはLCLの海」の時のメモとのアップ 「女性器のイメージでよろしく」と指示アリ。【815】

まごころを、君には女性器が良く出てくるがまさかここの女性器のイメージとは… 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「でも、これは違う」ではなく「でも、今は違う」となっている。【817】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「ありがとう」なし。何も言わずに手を握るだけ。【818】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ここの手を握るシンジのあと、綾波も握り返している。【818】

・シンジの台詞が微妙に違う 以下の通り
「ここにはイヤなことがない。・・・でもいいこともなかったんだ。だってぼくがいないもの・・・誰もいないのと同じだもの」 【819】
(このセリフだとシンジが「だからきっと逃げ出しても良かったんだ」と思うことがない) (ここ、「閉塞の拡大」のハーブ部分と合わせるために指示あり)

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・カヲルの台詞も違う 「再びATフィールドが君を閉じ込めてもいいのかい?」となっている。【819】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・綾波「希望なのよ」ではなく「可能性なのよ」となっている。【820】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジの台詞が違う 以下の通り
「それは見せかけに過ぎない。自分勝手な願いに過ぎない。ただの祈りに過ぎない。永久に続かない想いなんだ。いつかは裏切られるんだ。僕を見捨てるんだ。
 でもぼくはずっと好きだと思ってた。その時の気持ちは本当だと思ってるから」 【822】

神シーン
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ここの大量の人が街を歩いているカット (「ここは大変ですが何卒よろしくお願いし☑」)とコメントアリ。【821】

・全員が笑顔の写真は (「#15頃の明るい時代に撮ったもの」)とある。(本当にこの写真を撮ったわけではなくあくまでもイメージだと思う)【822】

神シーン
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・初号機がリリスの目の中から出てくるカット 「リリスの目には涙がたまっている」 「あふれ、流れ出す涙」とある 【824】

これ涙だったのか…
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・綾波の台詞が微妙に違う 「イメージが、想像する力が、未来を作り出しているもの」 【827】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・綾波が朽ちた初号機の顔を見つめているカットなし。【830】

・シンジの台詞が微妙に違う 「もう生まれて来なければ良かったとは、思わない。」「ここにいて、生まれてきてどうだったのかはこれからも考え続ける。」」以降はフィルムと同じ。【833】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・髪がなびいている初号機の画が、フィルムよりも女性っぽい。【836】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ラストシーンで突き刺さっている木は「墓標らしきものが並んでいる」(一本だけケリ倒されたもの有)とある(脚本第2稿だとアスカが自分の墓を蹴り倒しているのでおそらくアスカだろう)【837】

脚本第2稿を見ないと誰が蹴り倒したのか分からない墓標 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ラストシーン 消える綾波 (#1と同じイメージで)とある。【839】

始まりと終わりに現れるレイ(新劇場版ではどうなるんだろうね) 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ラストで眼球だけ動かすアスカ 「冷たくさげすむ眼でシンジを見る」とある。【841】

コンテ見ないと分からない(さげすんでるのか…) 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・(これ以上なく冷たい声で)「あんたなんかにころされるのはまっぴらよ」 【841】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・この段階では「終劇」ではなく「完」

・コンテ完成日 97年4月10日 

・最後に「これでTHE ENDです。どうもありがとうございます。庵野秀明 97 4/10!」のコメントあり【841】

終劇 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会
カテゴリー
絵コンテ

劇場版エヴァ第25話の絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等

・冒頭で湖に落ちる電柱からの破片は24話の原画流用(カヲル君の首が落ちるのと対比させているのかもしれない)【497】

・アスカを起こそうとするシンジ (「あまりシャープにならぬよう、グニャッとしただらしなくなさけない動作で」)と書かれている。 
また、「手だけ男っぽい乱暴な動きで」とある。【499】

・シンジのオナニーの直前(アスカの裸の前に立っているシンジ) (「この後ワンシーン未定のため抜けています」)とあり、(「No7B改 こちらでよろしくお願いします」)とあるのでおそらく2稿と同じくシンジの部屋で射精する案(A案)もあったのだと思われる。【502】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

その後、トイレの個室で射精するC案も描かれている【504】

脚本第2稿を見るにおそらくシンジの射精シーンは A案:シンジの部屋 B案:フィルムと同じ(アスカの病室) C案:病院のトイレの個室 の3つが考えられていた 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・カットされたトウジとケンスケがシンジにお礼を言いに来るシーン バスケットボールをパスするトウジに(シンジをはげますかのように)と書かれている。【508】

このカット見たかった… 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会
フィルムでもトウジたちはドイツへ行ったのだろうか 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・コンテ段階でもミサトの「シンジ君、今晩から本部で泊まりよ。仕度して(事務的な冷たさで)」あり。【511】

フィルムでは説明もなしにシンジが本部にいる 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・その後、「この後ワンシーン未定のため抜けています」の文字あり。脚本第2稿を読む限りゼーレとゲンドウたちの会話シーンと思われる。(コンテには【642~644へ掲載されている) 【511】

・脚本第2稿と同じくミサトの「これがセカンドインパクトの真意だったのね」は「そう、このためにエヴァが13体必要だったのね」になっている。【514】

コンテ段階までこのセリフが生きてたのは驚き  
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・リツコ「エゴイストな人ね」立ち上がるリツコ 「※気だるくゆっくりと」との指示。【519】

・画面奥へ歩いていくミサトのシーン 「コール.受話.質問.答.すべてテキパキとしていてたるみがない。」 「歩きリズミカルに」との指示あり。【520】

・マコトに尋ねた後のミサトさん途中から(日向の言葉を聞いていない)とある。【523】

・脚本第2稿と同じように マコト「向こうはそう思っちゃくれないさ」の後にマヤ「何故?どうしてなの?」のカットがあり、欠番マークが入っている。【531】

・綾波の位置が確認できないのを聞いたミサトの表情   「ミサトちょっと意外(マギがVIPを見失うことはあり得ない) とあり。【537】

・1話の吹き抜けの渡り廊下(ミサトが迷ってシンジと何回も通ったとこ)を通っている人影はNERVの職員ではなく戦自の兵士。【541】

・ゲンドウ「冬月先生。あとをたのみます」の前に脚本第2稿と同じく ゲンドウ「ああ.時は来た」あり 【542】

・「赤のケーブルから優先して切断」と火炎放射器を2回放ち、2回悲鳴が聞こえる指示はない。(放った時に女性が響くことは書いてある)【547】

・ミサト「ごめん。あとよろしく」 マコト「はい」の後に 手を上げて降伏しているネルフ職員を撃ち殺す戦自隊員のカットあり・このカットは貞本版エヴァにも使われた。【553】(ここのカットは春エヴァの予告編でも使われている)

貞本版でもこのシーンは拾われている 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・アスカが目を覚ますシーンは脚本第2稿と同じ(「何よこれ?動かないじゃないこのポンコツ」「気持ち悪い…薬が切れたんだわ」等の台詞) 
・脚本第2稿と同じくBパートスタート(アイキャッチ後)にある 【560・561】

・戦自の喉に銃を突きつけるミサトのシーン (「※このCUT圧迫感を出したいのでよろしく!」)とあり 【569】

・フィルムだと分かりづらいがコンテ段階だと戦自の無線を聞いている時にそばに殺した戦自隊員の死体がある。(フィルムだと足だけしか見えない)【571】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ミサト「さぁ、立って!」のカット (「厳守!大判作画でおくれ目に目盛付PANで!スタンダードでのつけPAN絶対禁止」)と指示アリ。【573】

・ミサトが「人間も18番目の使徒だった」と言うシーン (「改 台詞と尺変更有り☑」)とあるのでおそらく脚本第2稿と同じコンテで描かれたが、フィルムと同じ内容に内容になった。【583~585】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・お母さんを見つけた幼いアスカの顔 「散々泣きつかれたカオの幼いアスカ。迷子が母親を見つけた時の笑顔」とある。【591】

・幼いアスカの手をひっぱりあげる母親 弐号機起動顔アップのシーンは追加シーン。(「すみません。#25追加でお願いし☑ なにとぞよろしく」)との庵野さんコメントアリ。【593】

・脚本第2稿と同じく量産機1体目を倒したときのアスカの台詞は「ひとつ!」【626】

・ミサト「あんたこのままやめるつもり!?」は追加カット 【695】

このセリフは劇場版26話でシンジが現実へ帰るシーンにインサートされている重要なセリフ(フィルムでは入らなかったが) 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・量産機の首を折る弐号機 この段階では倒れたところに首根っこにひざ蹴り。【650】

アクションが違うがフィルムでも首の骨を折るのは一緒 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・アスカ「もう!しつこいわね!バカシンジなんかあてにできないのに~!」のシーンの台詞「もう、何やってんの?バカシンジ!! さっさと出てきなさいよっ!」となっている 【654】

「バカシンジなんかアテにできないのにぃ~!」とは逆寄りのニュアンス 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・ニードルガンで十号機を倒したアスカ カウントを見て(1分7秒)「まだイケる!!」のセリフアリ。【664】

引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「ママ?」「母さん?」の間に初号機の眼が光るインサートアリ。【671】

・アスカ「これでラストオオオオオオオオ!」なし 「うあああああ」となっている。【672】

まさかの「これでラスト」なし
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・アスカ「まさか、ロンギヌスの槍!?」 ではなく「フィールドが?」というセリフになっている。【675】

フィルムの台詞じゃないとこれがロンギヌスの槍のコピーだと気づきにくいという理由もあるのではないか(コンテ段階だとアスカがロンギヌスの槍を知っているようには見えない) 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・弐号機を食う時に飛んでくる量産機 「昇降のスピード感にメリハリをつけてください。怖いぐらいのとびつく速さ!」との指示アリ。【681】

・弐号機が暴走した時のモニター ☆モニターの外暴走時の「超視界」というカンジとある。【686】

暴走時のプラグ内の視界描写はここだけだしとてもレア 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・シンジ「やっぱり来なきゃよかったんだ。エヴァなんかに乗らなきゃよかったんだ。」(このセリフは超有名) 【688】

緒方さんの意見でこのセリフが変えられたエピソードはとても有名 
引用:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 絵コンテ集より ©1997GAINAX/EVA制作委員会

・マヤの「ヒッ!」は追加カット 【695】

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脚本

劇場版エヴァ第26話第6 稿改社内検討用 フィルムとの違い、気づいた箇所等

・春エヴァの予告にある「長い影を落とし、地表に刺さっている、ロンギヌスの槍」は月に刺さっているロンギヌスの槍のこと。

・フィルムだと初号機の首の前でロンギヌスが止まって補完が始まるがこの時点だと「ゆっくりと掴み、槍を手にする初号機」とある。

・最初は2枚だった光の翼がシンジの「うわあああああ」の後には4枚になり、「もういやだ」の後に6枚になる。

・春エヴァの予告にある「周囲が全て、光に変わり吹き飛ばされていく」は初号機の翼が6枚になった後。

・この時点だと破壊されたエヴァシリーズが再起動という描写はないので、弐号機にバラバラにされた量産機も補完の始まりと同時に上に上がっていく。(弐号機も同じく上に上がっていく)
フィルムとは違い、弐号機も補完計画の道具にされる。(以下、「11体のエヴァ」という書き方を随所でされている」)

・春エヴァの予告にある 日向「違う! そんな生易しいモンじゃないぞ、これは!」は補完の始まりの時の爆発の前の台詞 
戦自・隊長「AT フィールドか?」
振動に揺れる、発令所。
日向「違う! そんな生易しいモンじゃないぞ、これは!」
青葉「アンチAT フィールド! セカンドインパクトと同じ、初期現象です」
伊吹「じゃあ、これって、まさか、サードインパクトの前兆なの?」
光の衝撃波が、ジオフロント周辺を走っている。
戦自・隊長(ごちる)「作戦は、失敗だったな」 という流れ

・フィルムではオペレーター3人以外全滅してたが、「死体の手を取ったまま泣いている、女性オペレータ。」とあるので第6項の段階では生き残りはいた。

男アナウンス(ノイズ多し)「制圧部隊は、第2 層まで後退したようです」
青葉「指揮系統も簡単にはもどらないだろ。上の主力大隊が、瞬時に全滅したんじゃな」
日向「こんな状況じゃ、誰だって泡食うよ」 とある(フィルムでは説明もなく急にいなくなる戦自だが、これと同じ状況が起こっているのだろうと思われる)

・春エヴァの予告にある「ただし、顔に眼は生まれていない。」はレイと融合したリリスのこと

・拘引が始まった後初号機の翼がついに12枚となる。 
(フィルムとは違い、初号機の手に槍は刺されず、聖痕は刻まれない)

・フィルムにはなかったシーン 
その左手。周辺を舞う、赤い光粒。
親指の付け根辺りから、人面ソの様に、カヲルの上半身が出来ている。
その姿が微笑んだレイと変化する。
碇「アダムがリリスの姿へと変わっている」
碇「これは、始まったのか? レイではない。ユイ? まさか、シンジが?」
碇「シンジなのか?」
(フィルムよりもアダムとリリスが融合したことが分かりやすく説明されている)

・春エヴァ予告の「まるで、木が大地に根を降ろしているように。」はフィルムよりも早いタイミングで出るキールの身体の事
「その下半身は無数のコードで固定されている。まるで、木が大地に根を降ろしているように。」とある。

・カヲルくんの「もういいのかい?」はこの段階では綾波がレイ「もう、いいの?」といい、シンジが顔を上げたらリリスがカヲルくんになっているというシーンだった。

・初号機は生命の樹へと還元しない(当然S2機関云々の台詞も無し)

また、冬月の台詞も違う 下記のとおり
冬月「サードインパクト発動の鍵は、碇の息子が握ってしまった」
冬月「リリス、いやレイと同化してしまった彼が、世界の終わりを望めば、全ての魂ははじけ、宇宙へと還ろうとするだろう」
冬月「いまや、地球以外では、生きて行けないのに」
冬月「全ての魂は、無へと還るか」

・フィルムにはないゲンドウの台詞「いいのか、ユイ。シンジに全てを委ねるつもりなのか?」(フィルムにおいてもユイがシンジにすべてを委ねるのは予想外だったように取れる)

・シンジの回想 砂場のシーンの後に教室のシーンがあり、さらにアスカの回想もある 内容は下記のとおり

一人、教室の机で泣いている、小学生のシンジ。
バックノイズで、下校のミュージックとアナウンス。
男子クラスメイトの声「チッ、先生のところにいるからって、いい気になりやがって!」
女教師の声「もう、うっとおしい子ね」
女子クラスメイトの声「じゃまなのよ」
女子クラスメイトの声「何も自分一人で出来ないくせに」
フィルムではほとんど出てこない『先生』の情報が垣間見える

一人、教室の机に座っている、小学生のアスカ。
バックノイズで、キャッキャッと遊んでる子供らの声等。(独語?)
男子クラスメイトの声「テストが一番だからって、何も話せないじゃないか」
小学生のアスカの声「バカバカしくって、話さないだけよ」
男子クラスメイトの声「ケッ、お高くとまりやがって、何様だよっ!」
小学生のアスカの声「何よっ! あんたたちとは違うんだからっ!」
アスカの声「一緒にしないで!」
※この2 シーンは、カットごとにシャッフル。シンジとアスカを交互に見せる。

その後、フィルムと同じく
アスカ「あんた見てると、イライラすんのよっ!」
シンジ「自分みたいで?」 と続く  
(フィルムでもある砂場でのシンジの回想はこの段階だとアスカの回想と対称的に見せるつもりがあったようだ)

【私的コメント】
ずっとリリスに人類の魂が還る前からシンジ、ミサト、アスカ、綾波、リツコの心が解け合っているかのような描写があるのが疑問だったが、リリスと融合した綾波以外は死人だからかもしれないと思う

・シンジ「助けてよ! ねぇ、誰かお願いだから僕を助けて!! 僕を一人にしないで!僕を見捨てないで! 僕を殺さないっ!!」の前に「アスカを押し倒し、もはや、叫ぶことしか対処できない、シンジ。」とある。この段階では椅子を投げるわけではなくアスカを押し倒していた。

・「精神の何かが切れて、アスカの首をしめるシンジ。」とある。(精神の何かが切れたようだ)

※女性たちの唄スタート予定。(歌詞は、よくわからない英語発音で。日本語字幕付)とある

・イメージ画のシーンで
水の張った青いポリバケツ。(OFF でネコの鳴き声)
ブロック塀の上のネコ。
線路の上で首を切られた黒猫。(OFF で電車の通過音)とある(フィルムでは分かりづらいがあの寝ている猫も死のイメージの一つだった) 

・「色々な『死』や『血』や『破壊』のイメージ。」とある  文字で書いてあることで分かりやすい
その後、「※#26 では全体的にBANK 処理の画は、見慣れた印象を払拭するため極力、CG加工する。」との指示アリ。

・フィルムと若干違う場面 以下のとおり
唄とダブって流れる、合唱曲と水中のイメージ映像。(三途の河の水中映像)
STEREO 大音響で流れる、赤ん坊の泣き声と笑い声。
同じくSTEREO 大音響で流れる、女性たちの荒い生き。(でき得る限り、生でリアルに)
(この中で残ったのは女性の喘ぎ声だけ)

・リリスの中に入った人々の説明アリ
海中(下方の空には黒い月)を漂う人々。
まるで血管中の白血球のようである。とのこと  

・「ここにいてもいいの?」→「無言」ではなく
レイの声「では、何故ここにいるの?」
シンジ「みんなみんな、死んでしまえぇえええええええええぇええええっ!」だった。

・綾波の顔がシンジへと変わるカットについて

赤い光点と共に、群れをなして海中を泳ぐ小魚のような、無数のレイ。
主観で迫ってくるレイたち。(何重にもダブッた映像で)
恍惚とした、シンジの表情。
アナモフィックレンズでつぶした色々なレイの映像。(BANK ・Mac 処理)
画面全体がレイの姿で埋まっている。
(#25BANK ・アナモフィックレンズでつぶした画面/Mac 処理)
シンジ(依存した喜びに満ちて)「・・・綾波」
一斉に、カメラへ振り向くレイ。全てがシンジの微笑んだ顔に変わる。 とある

・死んだ人間の前に立っている綾波 「ヒトニグサのごとく」とある(諸星大二郎先生の漫画)

・冬月の最期の台詞 「碇、お前もユイ君に会えたのか」(「違うか?」)とある。(ニュアンスを探っていたようだ(結局冬月の台詞はこれで行った))

・リツコがキーボードをたたき、「I NEED YOU」と打つ描写はない(マヤに抱き着くだけ)

・この段階では補完される人間のLCLの色は赤

・綾波の顔をしたエヴァシリーズのコアの色が、「鮮やかな紺青から、血の赤に変わっていく。」とある(コアの色最初は紺青だったのか?)

・補完されるゼーレのシーンが違う
次々と赤い光の粒子となり、消えていく、モノリス群。
「ヒトは真実の痛みと自らの愚かさを忘れ、常に同じ過ちを繰り返す」
「自ら贖罪を行わねば、人は変わらぬ」
「アダムや使徒の力は借りぬ」
「我らの手で、未来へと変わるしかない」
「不完全な群体としての生物」
「その行き詰まった人類を、完全な単体としての生物へと、進化させる補完計画」
キール「真の安らぎと平等の、理想の世界へと、生命は行き着く」
キール「よい。全てはこれでよい」
下半身が、コード等で固定されているキールの、満足な表情。
固定部分と服を残し、瞬時に、赤い光の粒子と化す。
(補完間際にこれが入ることでフィルムよりもゼーレたちの心情が分かりやすい気がしないでもない。また、EOEのような補完計画でも人類を完全な単体としての生物へ進化させることはできるということがこれで分かる)
(新劇場版のゼーレが機械の身体っぽいのはこのキールのイメージから来ているのか?)

・ゲンドウの補完の描写、セリフが違う
碇「自分が人から愛されるとは、信じられない。私にそんな資格はない」
カヲル「ただ怖いんだ、自分が。人を傷つけることしか、できない自分が」(碇の後ろに立っている)
ユイ「そんなことないわよ」
レイ「自分が嫌いなのね」(全裸で、ユイの後ろに立っている)
碇「その報いがこのあり様か。すまなかったな、シンジ」
碇も、赤い光の粒子とLCL と化す。
ドグマ内のLCL に流れ落ちていく、碇だったLCL 。(止めにして、後で見せるか?)
眼鏡がその場に残っている。(#5 を受けて)大事そうに、その眼鏡を拾い上げる手。
その傍らに立つ、二人目のレイ。(制服・包帯姿)    
とある。
(フィルムではゲンドウだけは補完されたなかったように見えたが(下半身だけ残っていた)この段階ではちゃんと補完されたように見える)

・「楽になりたいんでしょ。安らぎを得たいんでしょ」「心も体も一つに重ねたいんでしょ」は特定の人物ではなく「女性たちの声」と書いてある。

・アスカの「でもあなたとだけは絶対に死んでもイヤ」はこの段階では「ほら、私としたけりゃ、お願いしなさいよ。いつもみたいに」だった(26話のコンテ段階でも同じ)

・フィルムではどうだかわからないが、アスカの台詞があった瞬間に「瞬間、無へと還るシンジ。(唄もCUT ・OUT )」とある。(つまりこの段階ではここでシンジは一度無に還った(コンテにはそうは書いてないのであくまでこの段階だけかと思われる))

・Bパートのアイキャッチ「I need you」は実写パート始まってすぐのアスカの「夢?」というセリフの後に入っている

・実写パートはDVDBOXに映像特典として入っていた内容と同じ。 ただし、「僕がいない」の後に続きがある。  

内容は以下の通り

シンジの声(コレも唐突に)「僕がいない」
ガッと突然、コマ送りが停止する、フィルム。(キャリキャリとモーターの空転音)
そのまま、ガガガッと無理して止まっている画面に、シンジの声がかぶる。
シンジの声「これは現実じゃない。僕がいない世界だ」
シンジの声「僕がいなくても、世界は変わらない」
シンジの声「僕との関係が消えただけに過ぎない」
シンジの声「そう、ここには僕がいない」
レイの声(左)「都合のいい夢で、現実の復讐をしていたのね」
シンジの声「いけないのか?」
レイの声(右)「夢に逃げて、真実をごまかしていたのね」
シンジの声「夢を見ちゃいけないのか!?」

レイの声「それは、夢じゃない。ただの、幻想。現実の埋め合わせよ」
ブツッと、いきなり切れるフィルム。(SE 付で)
突然セル画面。(頭の部分はロールアウトで、露出が飛んでる所から始まる感じに)
シンジの左手に、ミサトのペンダント。(先と同ポで)
ミサトの声「このまま、止めるつもりっ!?」
セル画面。ハッと目覚めるシンジ。(#2BANK ・ノンモン)
実写画面。TV 画面の中は寝室で寝ているシンジとレイ。(#16BANK 利用)
に、TV 音声として、台詞が聞こえている。(TV 画面外のバックノイズ有)
シンジ「本当の現実はどこ?」(#16BANK 利用)
シンジ「それは、夢の終わりよ」(#16BANK 利用)
実写・雑踏の中、キャメラ目線でジッと立っている、ミサト・レイ・アスカ。
(ゆっくりT.U ・ハイスピード/36K 、いや72K 位か? 逆に、コマ落としも一考)
シンジの声「ごめんよ、綾波」
シンジの声「僕は、僕のいたところに帰る」
シンジの声「もう誰もいないかも知れないけど、僕はそこに帰る」
シンジの声「今も、これまでも、これからも、何もいいことはないかも知れないけど、僕はそこに帰る」
シンジの声「そこが、僕が生きていく(る?)所だから」

レイの声「イヤだったら、やめてもいいのよ」
シンジの声「もう、いいんだ」
ユイの声「もう、いいの?」
シンジの声「うん。今はこれでいい」
レイの声「そう、わかったわ」
※これより『セルアニメ』パートに再びもどる。

ここからラストまではほとんど違うのでそのまま載せます  内容は以下の通り

目覚めるシンジ。(#2BANK ・オレンジパラ?)
T 『シンジ「ここは、どこだ?」』
誰もいない、エントリープラグ。(#20BANK ・プラグスーツなしで)
T 『シンジ「エヴァ初号機の、エントリープラグ?」』
誰もいない、インテリアのシート。(BANK さがす)
T 『シンジ「でも、僕がいない」』
「ココはLCL の原始の海の中よ。AT フィールドを失った、自分の形を失った世界」
「どこまでが自分で、どこからが他人なのか曖昧な世界」
「どこまでも自分で、どこにも自分がいなくなっている、脆弱な世界」
「見失った自分は、自分の力で取り戻すのよ」

18

「地上に戻ったとき、自分をイメージすることができれば、みんな元の姿に還れるわ」
「地上に戻る?」
「そう、あなたは地上に帰りなさい」
「自分から変わろうとイメージしなければ、何も変わらないわ」
「ヒトの心が、そのヒトの形をつくっている」
「そして、新たなイメージが、そのヒトの心も形も変えていくわ」
「ヒトの持つ力は、想像する力、イメージが作り出しているもの」
「全ての生命には、復元しようとする力がある。太陽と月と地球がある限り、大丈夫よ」
シンジの前に立つ、レイとカヲル。
レイ「使徒の心の壁を開けるのは、同じ使徒だけ」
カヲル「ヒトの心の壁を開けるのも、同じ人間だけなのさ」
レイ「それは可能性なのよ」
カヲル「人は分かりあえる時もあるという、事の」
レイ「言葉ではなく、わかりあえる時があるかもしれない」
シンジ「それは見せかけに過ぎない」
シンジ「願いに過ぎない」
シンジ「祈りに過ぎない」

レイ「でも、その瞬間は、本当の心だわ」
レイの中から、色々なヒトが生えてくる。
レイ「他人を傷つけてまで、自分でいたいの?」
シンジ「僕も傷つく」
シンジ「でも、恐れていたら、何もできない。生きていられないんだ」
レイ「ヒトを傷つけることで、自分を守っているのね」
シンジ「そうかも知れない。でも、僕は僕でいるために、ヒトを傷つける。償いとともに」
シンジ「自分が生きるために」
シンジ「ただ、他人を傷つけたほうが、つらいと思う」
シンジ「そのことにもう一度、気づくだけ。何度も気づくだけなんだ」
ロンギヌスの槍を破壊するシンジ。
「何故、泣いてるの?」
「綾波が生きているから。ここにいいるから」
「ごめんなさい。こういう時、どういう顔をすればいいのか、わからないの」
二人目のレイ「笑えばいいのよ」
シンジ「こうしてわかった気になってるだけだ。わかるはずがない。僕と他人は違うもの。僕は一人しかいないのだから。エヴァ
に乗ってもいなくても、僕は僕でしかない。それだけのことなんだ」

ロンギヌスの槍を引き抜く、レイの顔をしたエヴァシリーズ。
ひび割れ、破壊される赤いコア。
瞬時にその輝きを失う、エヴァシリーズ。
石化し、次々に地上へと落ちていく。(全体が、灰色に変わっていく)
背を丸めるレイ。
背中から弾け飛び、融解していく巨大なレイの身体。
その姿が、赤い光の粒と真っ赤なLCL とに変わっていく。
全ては、地球へと帰っていく。
雲海を、雲間より落下する、エヴァシリーズ。
(朝・昼・夕等、地表のあちこちに。夜はなし)
二つに割れている、黒い月。
その中から地表へと、滝のように流れ落ちる真っ赤なLCL 。
地表では、真っ赤に変色した大気が台風のように渦を巻いている。
地表、大ロング。
廃虚の街、山々、海面等の奥、雲海のすき間から流れ落ちている、真っ赤なLCL 。
地上に立ち込める、濠々たる血煙。その様は、巨大な滝、血の柱に見える。
の、手前に落下してくる巨大なレイの右手。(激突後、少し壊れる所まで)

月へと引き寄せられている、エヴァ初号機。
インダクションレバーを引く、シンジのイメージ。(インサート)
強制排除されるプラグカバー。(インサート)
○芦ノ湖・湖畔
10 年前の回想。(#21 新作部分を利用)
冬月「ヒトが神に似せてEVA を造る、真の目的かね?」
ユイ「エヴァは無限に生きていられる。その中に宿るヒトの心は、例え50 億年経っても残る。地球も、月も、太陽すらなくて
も残るわ」
ユイ「たった一人でも、生きていけたら。とても寂しいけど、生きていけるなら」
冬月「ヒトの生きた証は、永遠に残るか」
射出される、エントリープラグ。
シンジの半面アップから、離れていく光る女性の手。(#16 と逆のイメージで)
目を開けるシンジ。
シンジの母親。(主観・#16BANK )
ユイ「もう、いいわね」
シンジ「うん」
離れていく女性のイメージ。(引き画)

シンジ「さよなら、母さん」
赤い地球より、カメラ前に降りてくるシンジのイメージ。(OPBANK 利用)
地上に落ちていく、エントリープラグ。
着水。(やはり、無しには出来ないか?)
画面F.O 。(他に手法はないか?)

ラストシーンはこの段階ではA案とB案があった A案の方がフィルムに近い 内容は下記の通り

※ラストA 案
○砂浜.波打ち際
打ち寄せる波。
満天の星空。巨大な十字型のオブジェと化している、エヴァシリーズ。(首は取れている)
シンジの作った墓標。
みんなの名前が書いてある。ただし、綾波レイの名はない。(カメラPAN )
アスカの墓標。

を、蹴り倒す、アスカの脚がIN 。(プラグスーツで)
満天の星空。
浜に横たわっているシンジとアスカ。
互いに手を握れる距離でありながら、何もしていない。無言のままである。
満天の星空。
赤黒い波と廃虚の奥、立っているレイの姿。

19

を、見ているシンジ。
波のインサート。
いなくなっている。レイ(#1 と同様に)
満天の星空と、満月、そして廃虚。
アスカの首を、黙ってしめるシンジ。(引き画で)
無表情に、黙って首をしめているシンジ。
苦しくとも、抵抗しないアスカ。
何も云わずに。シンジの頬をなでる。
泣き出すシンジ。
アスカ「バ?カ。あんたなんかに殺されるのは、まっぴらよ」(ラストは引き画・同ポで)

※ED 曲、スタート。スタッフ・クレジットもスタート。(横スクロール?)
月面に横たわる、エヴァ初号機。
エヴァの取れた面の所から、女性の髪が見える。(顔は見えない)
エヴァごしに月面を昇ってくる、赤い海を伴った満地球の姿。(長回しで)
その手前を横切る、割れた黒い月。
カメラ、そのまま太陽へ。
そして、太陽を越えて、遥かな星の海へ。(スタッフ・クレジットも終わる)
T 『終劇』

※ラストB 案

○砂浜・波打ち際
打ち寄せる波。
満天の星空。巨大な十字型のオブジェと化している、エヴァシリーズ。(首は取れている)

シンジの作った墓標。
みんなの名前が書いてある。上から何度もグチャグチャと消した跡。
ただし、綾波レイの名はない。
浜に横たわっているシンジ。
の、右側に白い手を握っている。
シンジ「もう、みんなには会えないんだよ」
シンジ「そう思った方が、いいんだ」
シンジ「まだ、生きてる、だから生きてくさ」
シンジの握る手に少し力が入る。
満天の星空。
赤黒い波と廃虚の奥、立っているレイの姿。
を、見ているシンジ。
波のインサート。
いなくなっている。レイ(#1 と同様に)
満天の星空と、満月、そして廃虚。
カメラを引き絵に。
シンジとの隣には、握られれた白い腕だけが見える。(胴体他はない)

主観。一面の星と満月。
カメラ、そのまま月へT.U 。
※ED 曲、スタート。スタッフ・クレジットもスタート。(横スクロール?)
月面に横たわる、エヴァ初号機。
エヴァの取れた面の所から、女性の髪が見える。(顔は見えない)
エヴァごしに月面を昇ってくる、赤い海を伴った満地球の姿。(長回しで)
その手前を横切る、割れた黒い月。
カメラ、そのまま太陽へ。
そして、太陽を越えて、遥かな星の海へ。(スタッフ・クレジットも終わる)
T 『終劇』

カテゴリー
脚本

劇場版エヴァ第25話第2稿 フィルムとの違い、気づいた箇所等

・シンジの自慰シーンはこの段階だと

①(「胸がわずかに見えたアスカの服をはだけさせるシンジ(「ソーッと服を広げるシンジの手。(主観映像で)」)とある」 
②それを思い返しながらシンジの部屋もしくは病院のトイレ((病院のトイレの方が良いか? 一考。とある)で自慰というシーンだった。(完成稿のコンテでもシンジが自慰をする場所はどこがいいかというのはまだ考えていたらしく病院の個室で自慰をするシーンのコンテ画もある) 

・絵コンテでもあるトウジとケンスケがシンジにお別れを言いに来るカット、基本的にはセリフは変わらないが、場所は校庭ではなく屋上。トウジもバスケットボールでシュートはしていない。(当然シンジにパスするカットもない)

・ゲンドウ、冬月とゼーレたちが話しているシーン。
 

ゼーレ側の 

「人は、今の姿だから人と言えるのだ。その姿はすでに人ではない。」
「全ての生命に平等を。全ての人々に与えられている『死』をもってその行いを。」
「全てが終わらなければ、真の始まりは行われない。」

というセリフがあるためフィルムよりもゼーレの考えが分かりやすい気がする。

・ゼーレとの会話後、

冬月:「さて、これで未完全ながらも、人類補完計画が発動されるな。」
ゲンドウ:「ああ、ユイは自らエヴァに残ったのだ。この時のために。」

というセリフがある ニュアンスはフィルムと同じだが若干違う。

・春エヴァの予告にある「このためにエヴァシリーズが13体、必要だったのね」は電算室でのミサトの台詞。(フィルムでの「これがセカンドインパクトの真意だったのね」の台詞に当たる部分)

・フィルムと違い、ミサトの「特例による法的保護の破棄通達? ネルフ組織機関全ての?」の台詞あり (ミサトが見ていた機密データを表示していたPCに表示されたようだ) 

その後、「始まるわね」と続く

・LCLの中に浮かぶ全裸のレイ。(みそぎのイメージ)とある

・目覚めるアスカ、でフィルムとは違う描写アリ
アスカ「ここは? エントリープラグ? 弐号機の?」
インダクションレバーのスイッチを入れるアスカ。
点灯しないモニター。
アスカ「何よ、これ? 動かないじゃない。このポンコツ」
力が抜けてくアスカ。
アスカ「ポンコツはあたしか」
かすかに水の音。
アスカ「どこ? 水の音? 湖、の底?」
吐き気をもよおすアスカ。
アスカ(口元を押さえて)「気持ち悪い・・・薬が切れたんだわ・・・どうでもいいや・・・もう」(ミサトの「ごめん、あとよろしく」の後にこのカットが入っていた

・英文サブタイはこの時点で『Love is destructive』

・シンジを助けたミサトの射撃 この時点だとランチャー(ロケットランチャーかな)(シンジ巻き込んじゃうだろ…) 

。車の中のミサトの台詞が若干違う


ミサト「サードインパクトを起こすつもりなのよ。エヴァシリーズを使ってね」
ミサト「人間を全て、無に還すつもりなんだわ」
ミサト「15年前のセカンドインパクトでは、アダムを分解させることで、その規模を縮小できた。あなたのお母さんたちが、やったのよ」
ミサト「シンジ君。あなたこれまで、何と戦ってきたの?」
沈黙のシンジ。
ミサト「使徒だったわね。得体のしれない、コミュニケーション不能なモノたち。その最後に残った18番目の使徒は、人間なの
よ。アダムと同じリリスから生まれたリリンと呼ばれる、使徒なのよ。個体としてではなく、できそこないの群体としてのね」
ミサト「使徒も人間も基本は同じものなの。ただ使徒はもう一つの人類の可能性なのよ。ヒトの形を捨てた人類の」
ミサト「人間は生命の母である、太陽と地球と月がなければ、生きていけないわ。でも、使徒はそれらに依存せず、過酷な状況で
も生きている、新しい生命なのよ」
ミサト「エヴァは、その雛形でもあったのね」
ミサト「いずれヒトも滅びるかもしれない。でも、今黙って同じ人間に殺される訳にはいかないわ」
ミサト「いい、エヴァシリーズを全て、消滅させるのよ。それ以外にサードインパクトを防ぎ、みんなが生き延びる手段はないわ」

となっている。  

この段階だと『セカンドインパクトで人類が絶滅するはずだったが、アダムを分解することでユイたちがそれを食い止めた』ということになっている。(若干設定が違う)

・湖の中の弐号機
アスカ「ATフィールドが張られていない。どうして?」
アスカ「怖い・・・ママ、助けて、ママ」
頭部に直撃。(眼は消えてる)
両手で頭を押さえるアスカ。
アスカ「いや・・・死ぬのはイヤ。死ぬのはイヤ」 
衝撃に揺れ続けるアスカ。(長尺で)
アスカ「死ぬのはいやぁああああああっ!!」 
となっている。

・春エヴァ予告編の

シンジ:「僕は駄目だ。人を傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗るなんて、そんな資格ないんだ。何も分かってない僕にはエヴァに乗る価値もないんだ」はミサトとシンジの今生の別れのシーンであったセリフ 

・エレベーター内で泣きじゃくるシンジ。ズズン。遠く、ケイジにベークライトが注ぎ込まれる音が響く。
とある(コンテにも書いてあるがあのズズンという音は初号機にベークライトが注がれた音である)

・弐号機VSエヴァシリーズの描写は決定稿とかなり異なる

6号機に飛びかかろうとする弐号機。
が、頭部が破壊されつつある11号機に腕を押されられてしまう。
さらに他の機体によりケーブルが切断される。
スタートするカウントダウン。
アスカ「チッ!」
格闘インサート。
アスカ「チックショーッ! あいつらだって内蔵電源だけのはずなのにぃ!」
格闘インサート。
アスカ「なんでまだ、稼働してんのよ!」
11号機の首を引きちぎる弐号機。(首には脊椎パーツが付いたまま)
アスカ「・・・まさかS2機関?」 

となっている。(ちなみにここ、戦自に前のシーンでアンビリカルケーブルが切断されているのにさらにエヴァシリーズにケーブルを切断されている描写がある。ミス?)

・当然弐号機敗北シーンも描写はかなり異なる

装甲を剥がされ、素体が剥き出しの弐号機。
上乗りのまま頭を押されられ、顎部ジョイントを無理やり外そうとしている白いエヴァ。
まるで顎を掴まれたこのように顔が歪んでいるアスカ。
屈辱と怒りにまみれたその表情。
アスカ「チクショーッ! 殺してやる。殺してやる。殺してやる。 殺してやるっ!!」

いきなり開く弐号機の四つ眼。
暴走である。
右肩パーツのニードルガンを発射する弐号機。
グシャグシャにされるエヴァの頭部。
そのまま背中に蹴りを入れ、起き上がる弐号機。
アスカ「よくもこのきれいなボディを、台なしにしてくれたわね」
突如飛来する、ロンギヌスの槍。(エヴァシリーズからか、大型輸送機からの射出か一考)
ATフィールドにて一度止まるが光を巻き込み侵食してくる。
アスカ「まさか、ATフィールドが!?」
弐号機の頭部を貫通するロンギヌスの槍。
顔を上げるアスカ。
左目を左手で押さえ、指の間からは血が止まらずに流れ出ている。。
アスカ(痛みをこらえて)「何よ、これぇ」
貫いた槍が、地面に突き刺さる形で固定されてしまっている弐号機の姿。
アスカ「まさか、ロンギヌスの槍?」
ザシュッ! ガシュッ! ズシュッ!

続いて胸部や腹部、足等が次々に貫かれていく。

瞬時のうちに、オブジェと化す、弐号機。

とある。

(春エヴァの予告編は「殺してやる」のイントネーションがフィルムとは異なるが、この段階でのセリフが使われていたということ。フィルムとは違いニードルガンは暴走後に放つ予定だった。)

・緒方さんが庵野さんに要望してセリフを変えてもらったことで有名な 

シンジ「やっぱり、来なきゃよかったんだ。エヴァなんかに乗らなきゃよかったんだ」はこの段階であり

・春エヴァ予告編の(切り口はきれいではなく、無理やり引きちぎったように)は量産機に食われた弐号機のこと。

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庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン気になった情報まとめ

・庵野監督は綾波に思い入れが全然ない。「自分の深層心理に一番近いじゃないか」と思ってるとのこと。【94・95】

・綾波の存在を完全に忘れてたことがあった。7話は思い出して綾波のシーンを1カット足した。(7話って綾波出なくね?)【95】

・庵野さんは6話の「笑えばいいと思うよ」の展開について、早すぎたので失敗したと思っている。あそこでアレを描いたので「もう綾波描き切っちゃったじゃん」という風になってしまった。 【95】

・綾波は最初から1回殺す予定だった。【98】

・庵野さんはミサトさんにこだわってた。(まぁ漫画版の巻末コメントでシンジとミサトが主人公だと言ってるし)【99】

・逆シャア友の会はエヴァを制作するにあたって巨大な影響とプレッシャーを受けている富野監督とその作品を総括することで自らの立ち位置を確認するために作ったもの。(庵野監督談)【119】

【庵野監督欠席裁判第二部】

・エヴァは最初女主人公で行く予定だったけどナディアの後だったからいいかげん女々しい主人公は嫌いだった貞本さんが庵野さんに「男の主人公にしようよ」と言った。何回かしたら「じゃあ男にしよう」となって、男主人公になった。貞本さんは樋口真嗣さんが間に入って色々話してるうちに何かきっかけがあったのではないかと思ってる。【135】

・主人公が子供で、14歳の理由について話をしていたところ、貞本さんがちょうどNHKの「脳と心」という番組を見ていて、ロボットの中にお母さんの精神が入っていて、そこに息子なり娘が乗ってロボットとシンクロするのはどうかなと思った。「キャプテンハーロックのアルカディア号みたいな」とある。(全然関係ない話だが富野監督はこの「ロボットの中に人の心が入っている」というのが大っ嫌いで、それがエヴァが嫌いな理由の一つだとインタビューで言っている) 【135】

・初期メモの時点でトウジとケンスケと加持さんはもういた。【136】

・最初の企画段階では父と息子が理解し合う瞬間が父の最期の瞬間でナディアみたいに「生きろ」とか言ってた。【140・141】

・最初は 庵野さん「父と子の葛藤を描く」とか言ってたけど後半には「もう俺親父のことなんか描きたくないんだ」とか言い出した。最後は「ゲンドウいらない」ばっかり言ってた。【141】


・エヴァの企画が上がったときに世間では母性的な話が流行ってたので(「セーラームーン」とか「ああっ、女神さま」とか)それを気に入らなかった庵野さんは「『愛と幻想のファシズム』のような父権的な話にしたい。ゆえにゲンドウの存在は…」ということを言っていた。(結局そういう話にはならなかった) 【143】

・貞本さん曰く最初のメモは「トップをそのまま移し替えたようなキャラクター表だった。コーチの位置にゲンドウがいた。【143】

・20話の「私と一つにならない?」はユイがシンジに「どっちにしたいの?」と試しているために見せているもの。 
・貞本さんはサルベージプログラムでミサトさんたちが「こっちにきなさい、現実に返ってきなさい」と呼び掛けてる話で良い話だねと庵野さんに言ったら「お貞はそういう風に取ったんだ」
と言われてガーンとショックを受けたとのこと 【148・149】

・1話の「逃げちゃダメだ」が26話で「逃げ出してもいい」になったのは最終話前に   

庵野さん「けっきょくどうしたらいいんだろ」 貞本さん「逃げたらダメって人が逃げてもいいよって言われたら大抵の人は楽になって気持ちいいよ」と答えたから(貞本さん談) 
・当時流行ってたセラピー物の小説の最後は大抵「逃げてもいいんだよ」で終わってるんだよって話を庵野さんにしたら後日脚本見た時言ったことそのまま脚本に入ってたとのこと。【153】

・最初は「親父を踏みつけて、自分の中の親父を殺して乗り越えていくようなラストにする」とか言ってたとのこと。【154】

・25話・26話の話を大月さんにした時に 

庵野さん「エヴァもうやめる」→大月さんが人生の大事な場面をどう対処したのかという話を新宿の夜に酒飲みながらする(庵野さんの好きな、『大月さんが3歳の時にアル中の父の頭を包丁で刺した話』とか)→庵野さん「やっぱやる」【155】

・庵野さん後半で「もうやめたい」ばっかり言ってて「20話のあえぎ声のシーンに無修正の性器の絵入れて放送打ち切りになるのが夢」とか言ってた。【156】

・貞本さんは1話のシナリオ読んだ時点で「これ乗らねぇだろ」と思ってたから映像が完成した時に音楽の力とかで初見の人は騙されて感激するだろうというタイミングで音楽流れたりして
「あぁアニメーションっていいな」と思った。【157】

・鶴巻さん「シナリオ二稿まであった綾波が初号機に乗って車に乗ったシンジたちを助けに来るシーン。暴走事故のケガではなくてシンジを助けるために負ったケガだということにしたらさらにシンジが乗らなければいけない理由になると思ったから入ってる。とにかくシンジが乗る要素を入れてなんとかしようと思った名残。」【158】

・貞本さん「前述の理由と共に漫画版のシンジは「どうせ親父は乗らないと思ってるんだろうけど、乗ってやるよ」みたいな反抗心がある。【158】

・エヴァ1話の時点でガンダム1話をチャート図にしてて書いてた庵野さん 途中でいきなり「完璧だ!こんなの超えられない!!」とか言ってた(笑)【158】

・1話描いたあとに「1話で主人公乗せちゃった!Vガンダムと同じ失敗をしてしまった!」と言っていたらしい(貞本さん談)(1話で主人公がロボットに乗るというお約束に流されてしまったことについて)【160】

・鶴巻さん「エヴァは反復の話じゃないですか」(もう乗りたくない→乗る の繰り返しの件に触れて)(ちなみに新劇でも庵野さんがこれ言ってる) 【162】

・庵野さんは6話のコンテ描いた時点でもう勝利宣言してた 「綾波の最後の笑いが良ければもうエヴァは成功だ。勝った。」と言っていた(摩砂雪さん)【162・163】

・摩砂雪さんのコンテをみた庵野さん「行くのか?これで本当に?」→摩砂雪さん「このベタベタなのも俺良いと思うんだけど。お前のシナリオ通りにやったらどうやってもこうなるよ。これでやってみよう」
・三石さんは25話の脚本を見て感動して泣いた。それを聞いた庵野さんはガッツポーズした。貞本さんの担当も泣いたという話をしたらさらにガッツポーズ。
庵野「世の中に二人ほど泣いてくれた人がいただけでも勝った」 【163】

・でも終わってからいろいろ世間で言われたらやっぱりダメージ負ってた。【164】

・25話を作ってた時は「俺って天才」とか言ってた庵野さんだが、放映されたら放心状態で部屋から出てきて「なんでこんな変なものを俺は作ったんだ」と言っていた(最終回はそんなことないんだけど25話はすごい気に入っていたらしい)(摩砂雪さん談)【164】

・貞本さんは庵野さんがガイナのビルから飛び降りようとした話を聞いた時に「あんた、あそこから飛び降りても、足が折れるだけだよ」って喉まで出かかった(笑) 【170】

・16話の横線と縦線のシンジが会話をするシーンは庵野さん自分で考えて自画自賛。庵野さんが鶴巻さんに「線だけでキャラが会話するのってどう思う?」と聞きに行った。【174】

・16話のそのシーンが電車なのは『鶴巻さんが電車好きだから』。ホントは王立のラストのイメージシーンみたいなめくるめくような映像のうずのなかで過去のいろんな人たちがシンジに言葉を投げかけてそれが使徒との会話になる様なシーンにしたかったんだけどさすがにできなかった。【174】

・綾波が水槽で浮かんでいるシーンは画面には見えないけど23話のような綾波が周りにたくさんいて、その中に綾波の記憶を入れている。ハードからバックアップを取るような感じ(摩砂雪談) 【176】

・この本の段階で貞本さんは「綾波にはアダムの意識が入ってる」「ユイは死にたがってた」という風に解釈してるので解釈違い。【178】

・宮崎駿さんから電話かかってきて「お前はもう休んでいい。半年仕事しなくていい」と言われた時はうれしくて貞本さんに報告に行った庵野さん。(有名な話)【179】

・スキゾとパラノは鶴巻さんが「死と新生」とか中学生みたいだからそういう名前にしない?と言ったのを拾ったとのこと。【179】

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庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン気になった情報まとめ

庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオンより https://www.amazon.co.jp/%E5%BA%B5%E9%87%8E%E7%A7%80%E6%98%8E-%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%BE%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3-ebook/dp/B00NPWMDC8

・エヴァは快感原則に則ってやっている。ありとあらゆる人がみたときに自分の鏡となって返ってくるような作りになっている。【16】


・基本的に僕の作りはアストロ球団。1試合完全燃焼【28】

・18・19話を作っている時にスケジュールが行き詰まるのが見えていた。【37】

・シンジくんは今の僕発言【44】

・サントラの最後の曲「グッド・オア・ドント・ビー」(「OKか生きるな」or「良いか悪いか」or「両方あるのか」
最終回の内容も良いも悪いも取れるようにした。「そういうところに僕の心情をちょっと出してしまった」とある。【45】

・大月さんが「嫌だから子供を殺さないでくれ。」と言ったので殺せなかった。反故にしちゃえばよかったなと今になって思う。【66】

・一番セルを使ったのは19話【67】

・「ネルフは根が気違い集団(笑)」【70】

・自己啓発セミナーには言ったことがない。言われて「あっそういうものか」と思った。【70】

・幻の完全新作劇場版の話が出てる。「100分しかないのですごくシンプルな話になる、性格設定がこれまでと同じとは限らない、テレビの時から気分も変わってるし同じものにはならないでしょう」とのこと。【72】

・エヴァにおいて「親子の確執」は最終話までとっておいた【79】

・永井豪テイストについては無意識にやっているんでしょうね。デビルマンのインパクトが否定できなくなっている。それを否定してしまえば自分の人生が根底からひっくり返ってしまう気がする。【81】

・愛と幻想のファシズムのゼロが好き。父親を殺して母親を犯すというエディプス・コンプレックスの話ですけれど、エヴァをスタートするときに同じだなと思った。
 シンジが父親を殺して母親を寝取る話ですから。とのこと(結局はそういう話にはならなかった)【86】

・エヴァ終わった後精神分析の本を乱読した。精神分析もやったし本も相当読みました。【89・90】

・エントリープラグ挿入はパイルダーオンを今風にやっただけ。【92】

・死海文書を出したのは「隠された部分があるから。全部公表されてるわけじゃないから」
「意図して全部出していないというところがよくって、その隠された部分はなんだろう」というところから取った。【94】

・本来の25話では大規模な戦闘シーンを予定していたが19話の作業前にもう無理だって分かった。【95】

・最後の方でゼーレがモノリスになったのは「人間のイメージから外れていった」から。抽象化してきてもう人の形じゃないなと感じたから。(これは新劇場版でも共通している要素だと思う)【96】

・ゼーレは最初は謎の円盤UFOの宇宙局の委員会(主人公の組織からしたらイヤミな連中)、庵野さんから見たスポンサーのイメージ。王立、トップ、ナディアの時に文句を言ってきた嫌味な連中のイメージ。
 最初は「我々には時間がない」とか言ってたけれど、そういう狭い世間から外れて最後は人から外れたイメージ。【96】

・エヴァの12枚の羽はルシファーのイメージ 結局デビルマンから離れられないけどしょうがない。【97】

・みんながエヴァの最後はデビルマンになるのではと立て続けに言って「デビルマンになるんですよl話はあれしかないんです。」「あとナウシカの7巻」【100】 

・庵野さんがエヴァ放送終了後に自殺を考えた時系列 

①エヴァ終了→鬱になりガイナの屋上で死ぬのか生きるのか試した(死ななかったら生きたいということなんだろう)→痛そうだからやめた

②オイオイ一人で泣いて寝た

③打ち合わせに出席しけど何も頭に入らない

④一人になってみようとアパートに久々に帰ったら恐怖そのものに包まれて自分が何をするか分からない

⑤着替えて外へ飛び出して「タクシー!」

⑥ガイナに行って人に近づいて落ち着けた (96年の5月ぐらいの話)【108】


・監督というものは何もしなくてもいい。とことん手を抜けるポジションだ(2014年に開催された国際映画祭の時にも同じことを言ってた)【112】

・庵野「エヴァの面白いところはエヴァを見た感想というのがその人の本質的な部分になること。ロールシャッハテストみたいな」【117】

【スタッフによる庵野監督欠席裁判】

・1話と比べて2話は局(テレ東)チェックが入りまくった。「エビスビール」「FOSO(トラックのメーカー)」「FILA(トウジの服)」とかは直せと言われたが、打ち合わせの後に
大月さんと飲んだ時に

大月さん「どうすんの?」

庵野さん「直すわけねえだろ」

 
エビスビールは最終的に「ボアビール」になった(空飛ぶ海賊船に出てくるボアジュースが元ネタ)【158~159】

・大月さん曰く25話のAパートは庵野さんと大月さんが一緒に飲んだ時の話が割と使われている。【163】

・綾波レイのイメージは貞本さんが感動した小説「スノウ・グース」に出てきた主人公の少女と当時ハマってた筋肉少女帯の「何処へでもいける切手」の歌詞に出てくる「包帯で真っ白な少女」
+福耳の子供のラストの女の人の声。 

・貞本さんが鶴巻さんに「この声でしゃべるようにしたい」と聞かせた。庵野さんのメモに綾波のイメージは「ボソボソと喋るような暗くて無口な女の子」とあったので
「じゃあこのイメージ使っちゃえ」と【164】

・「特徴が足りないので、髪の毛と目の色はアニメっぽくしてくれ。見た瞬間にキャラクターが分かる色にしてくれ」と庵野さんに言われたので青い髪と赤い目になった【165】

・エヴァのキャラは最初は全員日本人、髪の毛黒、肌の色、全員一緒ということだったのだが、蒼きウルのウルが一人だけ髪の毛が青だったので「髪の毛青にしたいんだけど」と貞本さんが言ったら庵野さんが「赤い目にしない?」と【165】

・ミサトさんがシンジの手を握ったシーンが肉体関係を迫ろうとしたといわれるシーン。あの話を庵野さんにすると「皆、そう見る」とかいって庵野さんはすぐ怒るんですけど。とある(庵野さんはそういう意図で描いたわけではないというニュアンスに見える)【167】

・摩砂雪「エヴァの24話は3週間ぐらいで作った」【173】

・貞本さんが綾波をデザインをした最初の段階、「ゲンドウが部屋に帰ると裸で綾波が待っている」というもの。 

・最初はそのイメージで膨らませてた(つまり最初の設定画の黒髪綾波はもうそのイメージなのか?) 【179】

・綾波がゲンドウの眼鏡を壊そうとするのは「使徒が持っている本来の残虐性」 1番目の綾波にはそれがもろに出てるっぽい(貞本さんは庵野さんから「眼鏡を壊そうとするのは1番目のレイの記憶が残ってて、残虐性があるんだよ」と聞いている。しかし23話のコンテを担当した鶴巻さんはそんなこと知らずにあの回のコンテを描いていたので後で「じゃあそういうふうに言ってくださいよ」と庵野さんに言った。【180】

(甚目さんが担当している21話もそうだが、脚本やコンテを担当している人でさえ庵野さんが考えている設定や演出プランを知らなかったということがエヴァにはよくあるっぽい)

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JUNE読本 残酷な天使のように 庵野監督インタビュー 気になったとこ 

・「風呂の中というのは胎内回帰のイメージもある」(エヴァでよく風呂が出てくることについて取り上げられ)【9】

・アニメで疲れて帰ってやっぱりお風呂に入る?との質問に

「いや,風呂はいいと思いますよ(肯定的な「いい」と思われ)」という庵野監督(あれ,あなた風呂嫌いでしたよね)【9】

・24話の風呂のシーンで桶に描いてあるネルフマークが逆なのは「とにかく疲れてたんで,遊びが欲しかったんですよ」とのこと【9】


・「ネルフの風呂は原子力の2次冷却水だと思う」【9】

・ビデオ版での追加シーンのことについて聞かれて

「24話はシンジとカヲルの話に集約しとけばいいやと思ってああなったけど,ビデオ版ではもうちょっと余裕ができるんだったらカヲルくんとミサトだけは会わせないといかんと思う。どういうシーンになるかは思いつかないけど」とのこと【9】


・「カヲルはもう一人のシンジ。理想のシンジ。シンジが持っているコンプレックスを全部クリアしているキャラクターだから」【11】

・薩川さんが出した「初期脚本の裸で二人で泳ぐ二人」は演出家も「さすがにこれはできん」と拒絶してしまった(笑)【12】


・初期脚本でシンジとカヲルのセッションがあったという話について「カヲルくんと音楽のイメージとの結びつきというのは?」との質問に
「言葉じゃないと思うんですよ。コミュニケーションとして,最初にきた時に」とのこと(Qであったカヲルくんとのシーンとも関連する話)【12】

・「シンジがチェロやってたのは脚本の人(薩川さんかな)のアイディア」【13】


・「シ者で「渚」というのを考えたのは薩川さん。水に関係する名前にしてくれとお願いした。」「カヲルというのも薩川さんで」とのことだが,これは『カヲル』という名前自体が薩川さんなのか,それとも「ヲ」の部分のアイディアが薩川さんなのかどちらともとれる(おそらく前者)【14】


・「もちらん死者の意味もある。掛けことば」【14】
・「カヲルはよくわかんなくなってきちゃった。ただのおかしい奴(笑) 自分が考えてたのはもっと誰からも愛される,すごくいい人にしたかった。だからイメージがちょっと違う。シンジが見たらコンプレックスを持つしかないみたいな感じにしたかった。ちょっと失敗しちゃったかなという気が無きにしも非ず」【15】
・「最初猫を連れていたのはどうして?」と聞かれて庵野「なんか変でいいじゃないですか。ウェットな感じで。転校生でがらがらがらって戸を開けて猫を抱いていたらいい画だと思いますよ。歩かせると作画が大変なんで抱えてる(笑)」とのこと【15】

・「なんで猫をやめたんですか?」との問いに 「面倒くさいから(笑)」

・「猫の方がオリジナルの使徒で,人間の方が傀儡っていうアイディアもあった。よくある話なのでいいやって没った」【15】

・『人間が機嫌によって優しかったり機嫌が悪かったりする。そういうものが一つの人格の中に内包されているということがわかって,初めて他人というものが見える。(これが「口唇期」の「良い母親」,「悪い母親」)

・自分が考えていた最終回2話のネタというのはそれ。それはTVシリーズ最終2話で使い切った。言いたいことは言えた。【16】


・本来は25話で「シンジから見たミサトとアスカ(他人)」をやって、親父などの血縁者は最終回でやる予定だった。アスカは25話で立ち直る予定だったけどダメだった。【17】


・「脚本を映すのは最初から予定としてあった。TVから出ている虚構のイメージとして」

・「庵野さん自身が実写で出ちゃうのは?」と聞かれて「やろうと思ったんですけど局の方からダメだって言われた。マジに半パートやろうって言った」【17】


・「ヴィジュアル部分のクオリティが22話以降維持できないというのが12月の前の段階でもうわかってた。」【17】


・「予定調和だけは避けたかったんで,最後は裏切ろうと思ってた」【18】


・「なぜみんな「逃げちゃダメだ」がテーマというのかがわからない。どちらかというと「逃げてもいい」がテーマ」【19】


・「得るものがある以上,失うものもある。人を傷つけずに自分が前に進むことはできない」【20】

・「逃げちゃダメだというのは,逃げたことによって,すっげえ嫌な目にあったからそう思っただけで。逃げたことによって「あっすっげえ楽になった」と思ったらそれでいいと思うんですよ【20】

・「26話のシンジはエヴァに取りつかれている。エヴァにしがみつくことによって自分の存在意義があると思っている。そこから解放されれば次の段階が待っている。」【21】

・サキエルはあさりよしとおさんの「ワッハマン」に登場するイシュタルが原型【22】

・「少年よ神話になれ」は最初の段階では「凶器になれ」だった【22】

・庵野監督の肉嫌いのエピソード 給食でも食べないから夜8時まで粘って担任があきらめた。
親に殴られたりしても絶対に食べなかったから親があきらめた。肉の味が口の中に広がると吐いちゃう【29】

・庵野「セルの1枚絵ではは「この人が本気で怒っているのか」,「怒っているふりをしているだけなのか」すら表現できない。」

・TVシリーズで儲かった部分はスタッフに全部返した。金に興味がないのだと今回実感した【29】


・「エヴァで人間ドラマができたとは思っていない。人間ドラマはこんなに生易しいものじゃない。」 【30】


・「ATフィールドをこじ開けるシーンは強姦のイメージ(コンテにも書いてたよね)服を引きちぎる音を入れている。
強姦の一番最初は服を脱がすところから始まる」【30】


・「ATフィールド(絶対恐怖領域)なんか怖い感じがしていいかと。絶対に入ってもらいたくないところ。自分の中の一番大事なものを守るもの」【30】


・「使徒にはエヴァじゃないと歯が立たない→ATフィールドが出てくる→「なんで自分の中でこんな設定出てきたんだろ…」→「あっ心の壁みたいなものか」ってなってそういう設定になった 【31】


・「もともと3話だけで3バカが仲良くなる話で作ってたんだけど,そうしてしまったら後がしんどくなるなと思った。結局そこから出ざるを得なくなった。4話を作ったときに人間をギリギリまでマジにやらなくちゃいけない作品に決まってしまった」【31】


・7・8・9話はスタッフが重い話ばかりで疲れてたんで明るい話を入れないとなと思って入れた」【31】


・「26話は3日で作った」【31】


・「24話は3週間で作った。摩砂雪がほぼ一人で作った」【32】


・16話は最初は「いろんな国の言葉とか動物の鳴き声と雑多なノイズが画面の中を流れてて,その中で使徒が日本語にたどり着く。そしてピッと合致した時に絵がパッと広がって,きみの思考言語というか考えてるパターンはこれでいいのかね,と聞いてくるところからスタートだった」


・でもそれで日本語を喋ったら終わりだと思って,カヲルくんが出てくるまでにとっとこうと思ってやめた【32】


・じゃあシンジが取り込まれて何をするんだと考えたら,自分のことをじっくり考えるチャンスなんじゃないかと思ってああした。あれは簡単に書けた【32】


・14話最初のレイのモノローグは最初は詰まった。んで,友人に相談して「キチガイが書いてる文章って何かないかなぁ」と言ったら別冊宝島の精神病の本を貸してくれた。それがよかった。それを読んで一気にイメージが広がって書けた。【32】

・エヴァには自分のすべてをかけてたからTVシリーズ終了後に自分の空虚さ,存在価値が何もないという感覚にガチで死にたくなって,ガイナの屋上で足を出してバランスを前に持ってて
「ここで死にたいならほんとに死ぬはずだし,後ずさるなら死にたくないってことなんだよな」と思ってそういうことをやった【33】


・「分からなかったのでアスカの生理の話をストレートに書けなかった。追加シーンでもうワンシーンだけ足そうと思ってる。(これはビデオ版の風呂場のシーンのことだろう)

・経験がないのに口先だけでやったって女性に対して失礼だという感覚がある。でもアスカという女の子を描くためにそこだけは入れたかった。【35】

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それをなすもの―「新世紀エヴァンゲリオン」コンセプトデザインワークス 気になったとこまとめ

・すべてのエヴァの中で最初に色が決まったのが零号機。

・山下いくと氏は「エヴァはその存在の本質を見せるようにすべて警戒色なわけで、零号機(改)の青白のカラーリングはいただけません」と言っている。【15】

・「B社のやたらでかいプラモ」デザイン改修用に準備した初号機のデザインが載っている。ひどくレスポンスの悪い対応に泣かされたあげく、通告もなしにいつのまにか山下改修案は立ち消えた。なんの滞りもなくプラモが出たところを見るに段取りは既に決まっていて、そこに山下の意見を組んでくれる隙なんて果たしてあったのだろうか?と思っているとのこと。(間違いなくPGエヴァのこと)【18】

・エヴァのデザインについて庵野監督から「シルエットを見ただけでそのロボットと分からなくてはダメ。ましてや、他の何かに似ているようでは、お話にならない」という旨を事前に聞いていた。(よく庵野さんが言っている持論。ガンバスターが一つ目なのはそういう意味では失敗だったかも等とよくインタビューでも言っている)【26】

・OP等で見られる『新世紀エヴァンゲリオン』というタイトルロゴは山下さんデザインっぽい。【32】

・エヴァのアーマーは内側全体から針麻酔のような端子が剣山のようにジャキーンと生えてきて身体に引っ付いている。(少なくとも山下さんの中の設定ではそう)【35】

・2話のコンテで初号機暴走シーンで「中には何故か生物的な歯」という一文があることについて山下さんからガイナ(庵野さん?)に設定の質問をしている

(①演出的な面白さで歯のようなパーツが見えているのか②暴走状態のエヴァがその場で急速に獲得した形態なのかについて【35】

・エヴァの素体にはもともと目はない。2話で目を開いたのは必要だから獲得したものと考えてくださいとのこと。【40】

・テレビでの大量の流血シーンは問題なのでは?と思われたのでエヴァは当初淡く光る青い血を流す巨人だった。(2話脚本決定稿時点でもエヴァの血は緑色)【41】

・弐号機のイメージは『超兄貴』ラストステージ前に「セクシ~ダイナマ~イッ!」という掛け声とともに出てくる競泳用ゴーグルをかけたシンクロナイズな兄貴にひらめきを得ている。【44】

・常にエヴァにはダイバーのようなイメージを持っている。【44】

・ロンギヌスの槍の企画会議の時に決められた設定。
 「人類が生まれるまでに非常に高度なテクノロジーをもつ先史文明が地球上に二相存在し、最初の文明がエヴァを作ってそれが原因で滅び、次の文明がロンギヌスの槍を作ってエヴァを封じ込めに成功、後に何者かがエヴァを復活させたときの対抗策、いわば全自動の安全装置として使徒を眠らせた。」
 (「当事者間でもすでに話が暴走している今となってはどうか走りませんが」とのこと)【45】

・「エントリープラグが高深度にいくと精神汚染を受ける」という設定はデザイン時点である。【46】

・エヴァのコクピットは元々胸にある設定だった。【52】

・庵野監督が述べた胸の条件として「コクピットがあること、胸板を薄くすること」の2つがあったが、そりゃムリだと思ったので背中のど真ん中、脊椎を通すことにして事後承諾を得て、『エントリープラグ』という名称も勝手に決めてしまった。【52】

・山下さんが庵野さんに「零号機から飛び出たエントリープラグは天井ガリガリやって部屋の四隅をガンゴンやって、燃料切れになったところでパラシュートは開くんだけど間に合わないんすよ」と言ったら本当にアニメでそれが使われてて設定冥利に尽きると思った。【52】

・エヴァの『ケージ』 「ハンガーではピンとこないし」との庵野さんに「飼育カゴのケージか、測定する意味あいからゲージにしよう」と山下さんが言ったことに発している。【55】

・初号機と弐号機の使っているナイフのデザインは山下さんではない。「現実のものをスケールアップするのは、おそらく監督の趣味でしょう」とのこと。【61】

・ATフィールドというネーミングはガイナスタッフの手によるものと書かれている。(庵野さんネーミングじゃなかったっけ?)【62】

・「弐号機は空を飛ぶ(というよりは、おっこちていくダイビング)装備があったはずなのですが、途中から設定を要求されなくて没になった。エヴァを飛ばそうというのも大変なことですが、落下中のエヴァでなければ戦えない敵の話を考えるのはもっと大変だったようです。」とのこと。(後にこのアイディアは新劇場版での弐号機S型装備へリサイクルされた)【67】

・ニュータイプ表紙案に「雪を見上げている初号機」の案があった。(結局マゴロクを抜こうとしている超カッコいい初号機が採用された)【69】

おそらくエヴァ+雪を描いた最初のイラスト 
引用:新世紀エヴァンゲリオン」コンセプトデザインワークス それをなすもの 株式会社角川書店 ニュータイプ  

・ニュータイプ100%コレクションの表紙の初号機の画はもともと「マゴロクの画が使われたニュータイプの表紙の第一案」だった。見た瞬間何が描いてあるかわからないデザインは避けることとなり使われなかったが、庵野さんはこのイラストの構図にご執心だったので、いつか世に出す機会もあるかもとクリンナップを済ませて眠らせていたとのこと。【70】

・山下さん案の量産型エヴァが載っている。(採用された量産型エヴァは本田さんデザイン)【85・88】
 
・山下さんは劇場版の記者会見に参加しており、そこで量産型エヴァの話をしていたので、本田さんデザインの量産型を見た時に「このデザインを俺が描いたと誤解されるのはマズい…」と恐怖を感じた。
 
・そのため山下さんは

①劇場版パンフへのコメントを断った。

②スタッフロールでの山下さんの肩書変更を要求

③ニュータイプに山下さんデザインの量産型を載せた。

・山下さんは劇場版の量産型のデザインが気に食わないとかそんなことは全く思っていない。(本田さんデザインじゃないとあの演出や効果は出せなかっただろうと思うため) 【88】

・鶴巻さん:企画書に描かれている通り零号機と弐号機の色は当初から決まっていたが初号機はなかなか決まらなかった。庵野さんや貞本さんと塗り絵みたくして何十枚もカラーリングした。
 
・鶴巻さん:熟考の末、グレー系のミリタリーカラーに落ち着いたある日、山下いくとさんが紫のカラーリングの初号機を送ってきた。

・紫=「紫色のポルシェ911カレラカブリオレにはホモの弁護士が乗っているらしい」や「紫色のトヨタソアラには頭の悪そうなエナメル履いた兄ちゃん」のイメージがあった鶴巻さんはそれを見て「えげつなー」と思った。だが、初号機は狂暴な野獣であるし、警戒色なので紫というのは「これで正解なのだ」と思っている。【112】

・山下さん:最初は主人公のメカをデザインする担当の人は別にいた。山下さんはその周りのメカなり雑多なものをやってくれと言われていたが、アニメだとそういうものは量がものすごく多くなるので一度断った。 
 それからしばらくして山下さんに主人公メカをやってくれという話が来た。【114】
     
・エヴァの初期の設定は「学園モノのロボットアニメ」だった【114】

・最初はエヴァが原子炉を引っ張って歩くという案もあった。【115】

・庵野監督は「基本的に電気で動かしたい」と言っていた。【115】

・きお誠児さん:ジオフロントの私なりのこだわりとしては「森と川」 庵野さんのこだわりは「天井ビル」【131】 

・ミサトさんの車をアルピーヌ・ルノーにしたいと言ったのは貞本さん【138】