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劇場版エヴァ第26話第6 稿改社内検討用 フィルムとの違い、気づいた箇所等

・春エヴァの予告にある「長い影を落とし、地表に刺さっている、ロンギヌスの槍」は月に刺さっているロンギヌスの槍のこと。

・フィルムだと初号機の首の前でロンギヌスが止まって補完が始まるがこの時点だと「ゆっくりと掴み、槍を手にする初号機」とある。

・最初は2枚だった光の翼がシンジの「うわあああああ」の後には4枚になり、「もういやだ」の後に6枚になる。

・春エヴァの予告にある「周囲が全て、光に変わり吹き飛ばされていく」は初号機の翼が6枚になった後。

・この時点だと破壊されたエヴァシリーズが再起動という描写はないので、弐号機にバラバラにされた量産機も補完の始まりと同時に上に上がっていく。(弐号機も同じく上に上がっていく)
フィルムとは違い、弐号機も補完計画の道具にされる。(以下、「11体のエヴァ」という書き方を随所でされている」)

・春エヴァの予告にある 日向「違う! そんな生易しいモンじゃないぞ、これは!」は補完の始まりの時の爆発の前の台詞 
戦自・隊長「AT フィールドか?」
振動に揺れる、発令所。
日向「違う! そんな生易しいモンじゃないぞ、これは!」
青葉「アンチAT フィールド! セカンドインパクトと同じ、初期現象です」
伊吹「じゃあ、これって、まさか、サードインパクトの前兆なの?」
光の衝撃波が、ジオフロント周辺を走っている。
戦自・隊長(ごちる)「作戦は、失敗だったな」 という流れ

・フィルムではオペレーター3人以外全滅してたが、「死体の手を取ったまま泣いている、女性オペレータ。」とあるので第6項の段階では生き残りはいた。

男アナウンス(ノイズ多し)「制圧部隊は、第2 層まで後退したようです」
青葉「指揮系統も簡単にはもどらないだろ。上の主力大隊が、瞬時に全滅したんじゃな」
日向「こんな状況じゃ、誰だって泡食うよ」 とある(フィルムでは説明もなく急にいなくなる戦自だが、これと同じ状況が起こっているのだろうと思われる)

・春エヴァの予告にある「ただし、顔に眼は生まれていない。」はレイと融合したリリスのこと

・拘引が始まった後初号機の翼がついに12枚となる。 
(フィルムとは違い、初号機の手に槍は刺されず、聖痕は刻まれない)

・フィルムにはなかったシーン 
その左手。周辺を舞う、赤い光粒。
親指の付け根辺りから、人面ソの様に、カヲルの上半身が出来ている。
その姿が微笑んだレイと変化する。
碇「アダムがリリスの姿へと変わっている」
碇「これは、始まったのか? レイではない。ユイ? まさか、シンジが?」
碇「シンジなのか?」
(フィルムよりもアダムとリリスが融合したことが分かりやすく説明されている)

・春エヴァ予告の「まるで、木が大地に根を降ろしているように。」はフィルムよりも早いタイミングで出るキールの身体の事
「その下半身は無数のコードで固定されている。まるで、木が大地に根を降ろしているように。」とある。

・カヲルくんの「もういいのかい?」はこの段階では綾波がレイ「もう、いいの?」といい、シンジが顔を上げたらリリスがカヲルくんになっているというシーンだった。

・初号機は生命の樹へと還元しない(当然S2機関云々の台詞も無し)

また、冬月の台詞も違う 下記のとおり
冬月「サードインパクト発動の鍵は、碇の息子が握ってしまった」
冬月「リリス、いやレイと同化してしまった彼が、世界の終わりを望めば、全ての魂ははじけ、宇宙へと還ろうとするだろう」
冬月「いまや、地球以外では、生きて行けないのに」
冬月「全ての魂は、無へと還るか」

・フィルムにはないゲンドウの台詞「いいのか、ユイ。シンジに全てを委ねるつもりなのか?」(フィルムにおいてもユイがシンジにすべてを委ねるのは予想外だったように取れる)

・シンジの回想 砂場のシーンの後に教室のシーンがあり、さらにアスカの回想もある 内容は下記のとおり

一人、教室の机で泣いている、小学生のシンジ。
バックノイズで、下校のミュージックとアナウンス。
男子クラスメイトの声「チッ、先生のところにいるからって、いい気になりやがって!」
女教師の声「もう、うっとおしい子ね」
女子クラスメイトの声「じゃまなのよ」
女子クラスメイトの声「何も自分一人で出来ないくせに」
フィルムではほとんど出てこない『先生』の情報が垣間見える

一人、教室の机に座っている、小学生のアスカ。
バックノイズで、キャッキャッと遊んでる子供らの声等。(独語?)
男子クラスメイトの声「テストが一番だからって、何も話せないじゃないか」
小学生のアスカの声「バカバカしくって、話さないだけよ」
男子クラスメイトの声「ケッ、お高くとまりやがって、何様だよっ!」
小学生のアスカの声「何よっ! あんたたちとは違うんだからっ!」
アスカの声「一緒にしないで!」
※この2 シーンは、カットごとにシャッフル。シンジとアスカを交互に見せる。

その後、フィルムと同じく
アスカ「あんた見てると、イライラすんのよっ!」
シンジ「自分みたいで?」 と続く  
(フィルムでもある砂場でのシンジの回想はこの段階だとアスカの回想と対称的に見せるつもりがあったようだ)

【私的コメント】
ずっとリリスに人類の魂が還る前からシンジ、ミサト、アスカ、綾波、リツコの心が解け合っているかのような描写があるのが疑問だったが、リリスと融合した綾波以外は死人だからかもしれないと思う

・シンジ「助けてよ! ねぇ、誰かお願いだから僕を助けて!! 僕を一人にしないで!僕を見捨てないで! 僕を殺さないっ!!」の前に「アスカを押し倒し、もはや、叫ぶことしか対処できない、シンジ。」とある。この段階では椅子を投げるわけではなくアスカを押し倒していた。

・「精神の何かが切れて、アスカの首をしめるシンジ。」とある。(精神の何かが切れたようだ)

※女性たちの唄スタート予定。(歌詞は、よくわからない英語発音で。日本語字幕付)とある

・イメージ画のシーンで
水の張った青いポリバケツ。(OFF でネコの鳴き声)
ブロック塀の上のネコ。
線路の上で首を切られた黒猫。(OFF で電車の通過音)とある(フィルムでは分かりづらいがあの寝ている猫も死のイメージの一つだった) 

・「色々な『死』や『血』や『破壊』のイメージ。」とある  文字で書いてあることで分かりやすい
その後、「※#26 では全体的にBANK 処理の画は、見慣れた印象を払拭するため極力、CG加工する。」との指示アリ。

・フィルムと若干違う場面 以下のとおり
唄とダブって流れる、合唱曲と水中のイメージ映像。(三途の河の水中映像)
STEREO 大音響で流れる、赤ん坊の泣き声と笑い声。
同じくSTEREO 大音響で流れる、女性たちの荒い生き。(でき得る限り、生でリアルに)
(この中で残ったのは女性の喘ぎ声だけ)

・リリスの中に入った人々の説明アリ
海中(下方の空には黒い月)を漂う人々。
まるで血管中の白血球のようである。とのこと  

・「ここにいてもいいの?」→「無言」ではなく
レイの声「では、何故ここにいるの?」
シンジ「みんなみんな、死んでしまえぇえええええええええぇええええっ!」だった。

・綾波の顔がシンジへと変わるカットについて

赤い光点と共に、群れをなして海中を泳ぐ小魚のような、無数のレイ。
主観で迫ってくるレイたち。(何重にもダブッた映像で)
恍惚とした、シンジの表情。
アナモフィックレンズでつぶした色々なレイの映像。(BANK ・Mac 処理)
画面全体がレイの姿で埋まっている。
(#25BANK ・アナモフィックレンズでつぶした画面/Mac 処理)
シンジ(依存した喜びに満ちて)「・・・綾波」
一斉に、カメラへ振り向くレイ。全てがシンジの微笑んだ顔に変わる。 とある

・死んだ人間の前に立っている綾波 「ヒトニグサのごとく」とある(諸星大二郎先生の漫画)

・冬月の最期の台詞 「碇、お前もユイ君に会えたのか」(「違うか?」)とある。(ニュアンスを探っていたようだ(結局冬月の台詞はこれで行った))

・リツコがキーボードをたたき、「I NEED YOU」と打つ描写はない(マヤに抱き着くだけ)

・この段階では補完される人間のLCLの色は赤

・綾波の顔をしたエヴァシリーズのコアの色が、「鮮やかな紺青から、血の赤に変わっていく。」とある(コアの色最初は紺青だったのか?)

・補完されるゼーレのシーンが違う
次々と赤い光の粒子となり、消えていく、モノリス群。
「ヒトは真実の痛みと自らの愚かさを忘れ、常に同じ過ちを繰り返す」
「自ら贖罪を行わねば、人は変わらぬ」
「アダムや使徒の力は借りぬ」
「我らの手で、未来へと変わるしかない」
「不完全な群体としての生物」
「その行き詰まった人類を、完全な単体としての生物へと、進化させる補完計画」
キール「真の安らぎと平等の、理想の世界へと、生命は行き着く」
キール「よい。全てはこれでよい」
下半身が、コード等で固定されているキールの、満足な表情。
固定部分と服を残し、瞬時に、赤い光の粒子と化す。
(補完間際にこれが入ることでフィルムよりもゼーレたちの心情が分かりやすい気がしないでもない。また、EOEのような補完計画でも人類を完全な単体としての生物へ進化させることはできるということがこれで分かる)
(新劇場版のゼーレが機械の身体っぽいのはこのキールのイメージから来ているのか?)

・ゲンドウの補完の描写、セリフが違う
碇「自分が人から愛されるとは、信じられない。私にそんな資格はない」
カヲル「ただ怖いんだ、自分が。人を傷つけることしか、できない自分が」(碇の後ろに立っている)
ユイ「そんなことないわよ」
レイ「自分が嫌いなのね」(全裸で、ユイの後ろに立っている)
碇「その報いがこのあり様か。すまなかったな、シンジ」
碇も、赤い光の粒子とLCL と化す。
ドグマ内のLCL に流れ落ちていく、碇だったLCL 。(止めにして、後で見せるか?)
眼鏡がその場に残っている。(#5 を受けて)大事そうに、その眼鏡を拾い上げる手。
その傍らに立つ、二人目のレイ。(制服・包帯姿)    
とある。
(フィルムではゲンドウだけは補完されたなかったように見えたが(下半身だけ残っていた)この段階ではちゃんと補完されたように見える)

・「楽になりたいんでしょ。安らぎを得たいんでしょ」「心も体も一つに重ねたいんでしょ」は特定の人物ではなく「女性たちの声」と書いてある。

・アスカの「でもあなたとだけは絶対に死んでもイヤ」はこの段階では「ほら、私としたけりゃ、お願いしなさいよ。いつもみたいに」だった(26話のコンテ段階でも同じ)

・フィルムではどうだかわからないが、アスカの台詞があった瞬間に「瞬間、無へと還るシンジ。(唄もCUT ・OUT )」とある。(つまりこの段階ではここでシンジは一度無に還った(コンテにはそうは書いてないのであくまでこの段階だけかと思われる))

・Bパートのアイキャッチ「I need you」は実写パート始まってすぐのアスカの「夢?」というセリフの後に入っている

・実写パートはDVDBOXに映像特典として入っていた内容と同じ。 ただし、「僕がいない」の後に続きがある。  

内容は以下の通り

シンジの声(コレも唐突に)「僕がいない」
ガッと突然、コマ送りが停止する、フィルム。(キャリキャリとモーターの空転音)
そのまま、ガガガッと無理して止まっている画面に、シンジの声がかぶる。
シンジの声「これは現実じゃない。僕がいない世界だ」
シンジの声「僕がいなくても、世界は変わらない」
シンジの声「僕との関係が消えただけに過ぎない」
シンジの声「そう、ここには僕がいない」
レイの声(左)「都合のいい夢で、現実の復讐をしていたのね」
シンジの声「いけないのか?」
レイの声(右)「夢に逃げて、真実をごまかしていたのね」
シンジの声「夢を見ちゃいけないのか!?」

レイの声「それは、夢じゃない。ただの、幻想。現実の埋め合わせよ」
ブツッと、いきなり切れるフィルム。(SE 付で)
突然セル画面。(頭の部分はロールアウトで、露出が飛んでる所から始まる感じに)
シンジの左手に、ミサトのペンダント。(先と同ポで)
ミサトの声「このまま、止めるつもりっ!?」
セル画面。ハッと目覚めるシンジ。(#2BANK ・ノンモン)
実写画面。TV 画面の中は寝室で寝ているシンジとレイ。(#16BANK 利用)
に、TV 音声として、台詞が聞こえている。(TV 画面外のバックノイズ有)
シンジ「本当の現実はどこ?」(#16BANK 利用)
シンジ「それは、夢の終わりよ」(#16BANK 利用)
実写・雑踏の中、キャメラ目線でジッと立っている、ミサト・レイ・アスカ。
(ゆっくりT.U ・ハイスピード/36K 、いや72K 位か? 逆に、コマ落としも一考)
シンジの声「ごめんよ、綾波」
シンジの声「僕は、僕のいたところに帰る」
シンジの声「もう誰もいないかも知れないけど、僕はそこに帰る」
シンジの声「今も、これまでも、これからも、何もいいことはないかも知れないけど、僕はそこに帰る」
シンジの声「そこが、僕が生きていく(る?)所だから」

レイの声「イヤだったら、やめてもいいのよ」
シンジの声「もう、いいんだ」
ユイの声「もう、いいの?」
シンジの声「うん。今はこれでいい」
レイの声「そう、わかったわ」
※これより『セルアニメ』パートに再びもどる。

ここからラストまではほとんど違うのでそのまま載せます  内容は以下の通り

目覚めるシンジ。(#2BANK ・オレンジパラ?)
T 『シンジ「ここは、どこだ?」』
誰もいない、エントリープラグ。(#20BANK ・プラグスーツなしで)
T 『シンジ「エヴァ初号機の、エントリープラグ?」』
誰もいない、インテリアのシート。(BANK さがす)
T 『シンジ「でも、僕がいない」』
「ココはLCL の原始の海の中よ。AT フィールドを失った、自分の形を失った世界」
「どこまでが自分で、どこからが他人なのか曖昧な世界」
「どこまでも自分で、どこにも自分がいなくなっている、脆弱な世界」
「見失った自分は、自分の力で取り戻すのよ」

18

「地上に戻ったとき、自分をイメージすることができれば、みんな元の姿に還れるわ」
「地上に戻る?」
「そう、あなたは地上に帰りなさい」
「自分から変わろうとイメージしなければ、何も変わらないわ」
「ヒトの心が、そのヒトの形をつくっている」
「そして、新たなイメージが、そのヒトの心も形も変えていくわ」
「ヒトの持つ力は、想像する力、イメージが作り出しているもの」
「全ての生命には、復元しようとする力がある。太陽と月と地球がある限り、大丈夫よ」
シンジの前に立つ、レイとカヲル。
レイ「使徒の心の壁を開けるのは、同じ使徒だけ」
カヲル「ヒトの心の壁を開けるのも、同じ人間だけなのさ」
レイ「それは可能性なのよ」
カヲル「人は分かりあえる時もあるという、事の」
レイ「言葉ではなく、わかりあえる時があるかもしれない」
シンジ「それは見せかけに過ぎない」
シンジ「願いに過ぎない」
シンジ「祈りに過ぎない」

レイ「でも、その瞬間は、本当の心だわ」
レイの中から、色々なヒトが生えてくる。
レイ「他人を傷つけてまで、自分でいたいの?」
シンジ「僕も傷つく」
シンジ「でも、恐れていたら、何もできない。生きていられないんだ」
レイ「ヒトを傷つけることで、自分を守っているのね」
シンジ「そうかも知れない。でも、僕は僕でいるために、ヒトを傷つける。償いとともに」
シンジ「自分が生きるために」
シンジ「ただ、他人を傷つけたほうが、つらいと思う」
シンジ「そのことにもう一度、気づくだけ。何度も気づくだけなんだ」
ロンギヌスの槍を破壊するシンジ。
「何故、泣いてるの?」
「綾波が生きているから。ここにいいるから」
「ごめんなさい。こういう時、どういう顔をすればいいのか、わからないの」
二人目のレイ「笑えばいいのよ」
シンジ「こうしてわかった気になってるだけだ。わかるはずがない。僕と他人は違うもの。僕は一人しかいないのだから。エヴァ
に乗ってもいなくても、僕は僕でしかない。それだけのことなんだ」

ロンギヌスの槍を引き抜く、レイの顔をしたエヴァシリーズ。
ひび割れ、破壊される赤いコア。
瞬時にその輝きを失う、エヴァシリーズ。
石化し、次々に地上へと落ちていく。(全体が、灰色に変わっていく)
背を丸めるレイ。
背中から弾け飛び、融解していく巨大なレイの身体。
その姿が、赤い光の粒と真っ赤なLCL とに変わっていく。
全ては、地球へと帰っていく。
雲海を、雲間より落下する、エヴァシリーズ。
(朝・昼・夕等、地表のあちこちに。夜はなし)
二つに割れている、黒い月。
その中から地表へと、滝のように流れ落ちる真っ赤なLCL 。
地表では、真っ赤に変色した大気が台風のように渦を巻いている。
地表、大ロング。
廃虚の街、山々、海面等の奥、雲海のすき間から流れ落ちている、真っ赤なLCL 。
地上に立ち込める、濠々たる血煙。その様は、巨大な滝、血の柱に見える。
の、手前に落下してくる巨大なレイの右手。(激突後、少し壊れる所まで)

月へと引き寄せられている、エヴァ初号機。
インダクションレバーを引く、シンジのイメージ。(インサート)
強制排除されるプラグカバー。(インサート)
○芦ノ湖・湖畔
10 年前の回想。(#21 新作部分を利用)
冬月「ヒトが神に似せてEVA を造る、真の目的かね?」
ユイ「エヴァは無限に生きていられる。その中に宿るヒトの心は、例え50 億年経っても残る。地球も、月も、太陽すらなくて
も残るわ」
ユイ「たった一人でも、生きていけたら。とても寂しいけど、生きていけるなら」
冬月「ヒトの生きた証は、永遠に残るか」
射出される、エントリープラグ。
シンジの半面アップから、離れていく光る女性の手。(#16 と逆のイメージで)
目を開けるシンジ。
シンジの母親。(主観・#16BANK )
ユイ「もう、いいわね」
シンジ「うん」
離れていく女性のイメージ。(引き画)

シンジ「さよなら、母さん」
赤い地球より、カメラ前に降りてくるシンジのイメージ。(OPBANK 利用)
地上に落ちていく、エントリープラグ。
着水。(やはり、無しには出来ないか?)
画面F.O 。(他に手法はないか?)

ラストシーンはこの段階ではA案とB案があった A案の方がフィルムに近い 内容は下記の通り

※ラストA 案
○砂浜.波打ち際
打ち寄せる波。
満天の星空。巨大な十字型のオブジェと化している、エヴァシリーズ。(首は取れている)
シンジの作った墓標。
みんなの名前が書いてある。ただし、綾波レイの名はない。(カメラPAN )
アスカの墓標。

を、蹴り倒す、アスカの脚がIN 。(プラグスーツで)
満天の星空。
浜に横たわっているシンジとアスカ。
互いに手を握れる距離でありながら、何もしていない。無言のままである。
満天の星空。
赤黒い波と廃虚の奥、立っているレイの姿。

19

を、見ているシンジ。
波のインサート。
いなくなっている。レイ(#1 と同様に)
満天の星空と、満月、そして廃虚。
アスカの首を、黙ってしめるシンジ。(引き画で)
無表情に、黙って首をしめているシンジ。
苦しくとも、抵抗しないアスカ。
何も云わずに。シンジの頬をなでる。
泣き出すシンジ。
アスカ「バ?カ。あんたなんかに殺されるのは、まっぴらよ」(ラストは引き画・同ポで)

※ED 曲、スタート。スタッフ・クレジットもスタート。(横スクロール?)
月面に横たわる、エヴァ初号機。
エヴァの取れた面の所から、女性の髪が見える。(顔は見えない)
エヴァごしに月面を昇ってくる、赤い海を伴った満地球の姿。(長回しで)
その手前を横切る、割れた黒い月。
カメラ、そのまま太陽へ。
そして、太陽を越えて、遥かな星の海へ。(スタッフ・クレジットも終わる)
T 『終劇』

※ラストB 案

○砂浜・波打ち際
打ち寄せる波。
満天の星空。巨大な十字型のオブジェと化している、エヴァシリーズ。(首は取れている)

シンジの作った墓標。
みんなの名前が書いてある。上から何度もグチャグチャと消した跡。
ただし、綾波レイの名はない。
浜に横たわっているシンジ。
の、右側に白い手を握っている。
シンジ「もう、みんなには会えないんだよ」
シンジ「そう思った方が、いいんだ」
シンジ「まだ、生きてる、だから生きてくさ」
シンジの握る手に少し力が入る。
満天の星空。
赤黒い波と廃虚の奥、立っているレイの姿。
を、見ているシンジ。
波のインサート。
いなくなっている。レイ(#1 と同様に)
満天の星空と、満月、そして廃虚。
カメラを引き絵に。
シンジとの隣には、握られれた白い腕だけが見える。(胴体他はない)

主観。一面の星と満月。
カメラ、そのまま月へT.U 。
※ED 曲、スタート。スタッフ・クレジットもスタート。(横スクロール?)
月面に横たわる、エヴァ初号機。
エヴァの取れた面の所から、女性の髪が見える。(顔は見えない)
エヴァごしに月面を昇ってくる、赤い海を伴った満地球の姿。(長回しで)
その手前を横切る、割れた黒い月。
カメラ、そのまま太陽へ。
そして、太陽を越えて、遥かな星の海へ。(スタッフ・クレジットも終わる)
T 『終劇』

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脚本

劇場版エヴァ第25話第2稿 フィルムとの違い、気づいた箇所等

・シンジの自慰シーンはこの段階だと

①(「胸がわずかに見えたアスカの服をはだけさせるシンジ(「ソーッと服を広げるシンジの手。(主観映像で)」)とある」 
②それを思い返しながらシンジの部屋もしくは病院のトイレ((病院のトイレの方が良いか? 一考。とある)で自慰というシーンだった。(完成稿のコンテでもシンジが自慰をする場所はどこがいいかというのはまだ考えていたらしく病院の個室で自慰をするシーンのコンテ画もある) 

・絵コンテでもあるトウジとケンスケがシンジにお別れを言いに来るカット、基本的にはセリフは変わらないが、場所は校庭ではなく屋上。トウジもバスケットボールでシュートはしていない。(当然シンジにパスするカットもない)

・ゲンドウ、冬月とゼーレたちが話しているシーン。
 

ゼーレ側の 

「人は、今の姿だから人と言えるのだ。その姿はすでに人ではない。」
「全ての生命に平等を。全ての人々に与えられている『死』をもってその行いを。」
「全てが終わらなければ、真の始まりは行われない。」

というセリフがあるためフィルムよりもゼーレの考えが分かりやすい気がする。

・ゼーレとの会話後、

冬月:「さて、これで未完全ながらも、人類補完計画が発動されるな。」
ゲンドウ:「ああ、ユイは自らエヴァに残ったのだ。この時のために。」

というセリフがある ニュアンスはフィルムと同じだが若干違う。

・春エヴァの予告にある「このためにエヴァシリーズが13体、必要だったのね」は電算室でのミサトの台詞。(フィルムでの「これがセカンドインパクトの真意だったのね」の台詞に当たる部分)

・フィルムと違い、ミサトの「特例による法的保護の破棄通達? ネルフ組織機関全ての?」の台詞あり (ミサトが見ていた機密データを表示していたPCに表示されたようだ) 

その後、「始まるわね」と続く

・LCLの中に浮かぶ全裸のレイ。(みそぎのイメージ)とある

・目覚めるアスカ、でフィルムとは違う描写アリ
アスカ「ここは? エントリープラグ? 弐号機の?」
インダクションレバーのスイッチを入れるアスカ。
点灯しないモニター。
アスカ「何よ、これ? 動かないじゃない。このポンコツ」
力が抜けてくアスカ。
アスカ「ポンコツはあたしか」
かすかに水の音。
アスカ「どこ? 水の音? 湖、の底?」
吐き気をもよおすアスカ。
アスカ(口元を押さえて)「気持ち悪い・・・薬が切れたんだわ・・・どうでもいいや・・・もう」(ミサトの「ごめん、あとよろしく」の後にこのカットが入っていた

・英文サブタイはこの時点で『Love is destructive』

・シンジを助けたミサトの射撃 この時点だとランチャー(ロケットランチャーかな)(シンジ巻き込んじゃうだろ…) 

。車の中のミサトの台詞が若干違う


ミサト「サードインパクトを起こすつもりなのよ。エヴァシリーズを使ってね」
ミサト「人間を全て、無に還すつもりなんだわ」
ミサト「15年前のセカンドインパクトでは、アダムを分解させることで、その規模を縮小できた。あなたのお母さんたちが、やったのよ」
ミサト「シンジ君。あなたこれまで、何と戦ってきたの?」
沈黙のシンジ。
ミサト「使徒だったわね。得体のしれない、コミュニケーション不能なモノたち。その最後に残った18番目の使徒は、人間なの
よ。アダムと同じリリスから生まれたリリンと呼ばれる、使徒なのよ。個体としてではなく、できそこないの群体としてのね」
ミサト「使徒も人間も基本は同じものなの。ただ使徒はもう一つの人類の可能性なのよ。ヒトの形を捨てた人類の」
ミサト「人間は生命の母である、太陽と地球と月がなければ、生きていけないわ。でも、使徒はそれらに依存せず、過酷な状況で
も生きている、新しい生命なのよ」
ミサト「エヴァは、その雛形でもあったのね」
ミサト「いずれヒトも滅びるかもしれない。でも、今黙って同じ人間に殺される訳にはいかないわ」
ミサト「いい、エヴァシリーズを全て、消滅させるのよ。それ以外にサードインパクトを防ぎ、みんなが生き延びる手段はないわ」

となっている。  

この段階だと『セカンドインパクトで人類が絶滅するはずだったが、アダムを分解することでユイたちがそれを食い止めた』ということになっている。(若干設定が違う)

・湖の中の弐号機
アスカ「ATフィールドが張られていない。どうして?」
アスカ「怖い・・・ママ、助けて、ママ」
頭部に直撃。(眼は消えてる)
両手で頭を押さえるアスカ。
アスカ「いや・・・死ぬのはイヤ。死ぬのはイヤ」 
衝撃に揺れ続けるアスカ。(長尺で)
アスカ「死ぬのはいやぁああああああっ!!」 
となっている。

・春エヴァ予告編の

シンジ:「僕は駄目だ。人を傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗るなんて、そんな資格ないんだ。何も分かってない僕にはエヴァに乗る価値もないんだ」はミサトとシンジの今生の別れのシーンであったセリフ 

・エレベーター内で泣きじゃくるシンジ。ズズン。遠く、ケイジにベークライトが注ぎ込まれる音が響く。
とある(コンテにも書いてあるがあのズズンという音は初号機にベークライトが注がれた音である)

・弐号機VSエヴァシリーズの描写は決定稿とかなり異なる

6号機に飛びかかろうとする弐号機。
が、頭部が破壊されつつある11号機に腕を押されられてしまう。
さらに他の機体によりケーブルが切断される。
スタートするカウントダウン。
アスカ「チッ!」
格闘インサート。
アスカ「チックショーッ! あいつらだって内蔵電源だけのはずなのにぃ!」
格闘インサート。
アスカ「なんでまだ、稼働してんのよ!」
11号機の首を引きちぎる弐号機。(首には脊椎パーツが付いたまま)
アスカ「・・・まさかS2機関?」 

となっている。(ちなみにここ、戦自に前のシーンでアンビリカルケーブルが切断されているのにさらにエヴァシリーズにケーブルを切断されている描写がある。ミス?)

・当然弐号機敗北シーンも描写はかなり異なる

装甲を剥がされ、素体が剥き出しの弐号機。
上乗りのまま頭を押されられ、顎部ジョイントを無理やり外そうとしている白いエヴァ。
まるで顎を掴まれたこのように顔が歪んでいるアスカ。
屈辱と怒りにまみれたその表情。
アスカ「チクショーッ! 殺してやる。殺してやる。殺してやる。 殺してやるっ!!」

いきなり開く弐号機の四つ眼。
暴走である。
右肩パーツのニードルガンを発射する弐号機。
グシャグシャにされるエヴァの頭部。
そのまま背中に蹴りを入れ、起き上がる弐号機。
アスカ「よくもこのきれいなボディを、台なしにしてくれたわね」
突如飛来する、ロンギヌスの槍。(エヴァシリーズからか、大型輸送機からの射出か一考)
ATフィールドにて一度止まるが光を巻き込み侵食してくる。
アスカ「まさか、ATフィールドが!?」
弐号機の頭部を貫通するロンギヌスの槍。
顔を上げるアスカ。
左目を左手で押さえ、指の間からは血が止まらずに流れ出ている。。
アスカ(痛みをこらえて)「何よ、これぇ」
貫いた槍が、地面に突き刺さる形で固定されてしまっている弐号機の姿。
アスカ「まさか、ロンギヌスの槍?」
ザシュッ! ガシュッ! ズシュッ!

続いて胸部や腹部、足等が次々に貫かれていく。

瞬時のうちに、オブジェと化す、弐号機。

とある。

(春エヴァの予告編は「殺してやる」のイントネーションがフィルムとは異なるが、この段階でのセリフが使われていたということ。フィルムとは違いニードルガンは暴走後に放つ予定だった。)

・緒方さんが庵野さんに要望してセリフを変えてもらったことで有名な 

シンジ「やっぱり、来なきゃよかったんだ。エヴァなんかに乗らなきゃよかったんだ」はこの段階であり

・春エヴァ予告編の(切り口はきれいではなく、無理やり引きちぎったように)は量産機に食われた弐号機のこと。

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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾六話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・最初の始まり方が違う。以下の通り


「碇シンジ、の場合」 
ガー!狭いトンネルを突き抜けて行く主観映像。バッとそれが切れて真っ白な空間に出る。
シンジの声「なんだ、ここ?」 真っ白な空間が続く。シンジの声「・・・白い闇だ」  
プリミティブな映像(しりとりアニメ) イメージの世界。
シンジの声「なんだ、これ?」 「なつかしい・・・生命?そんな感じがするもの?」 シンジの声「・・・なんだろう」 次々と変化していく映像。
シンジの声「そうだ。変化しているんだ。変わっていってるんだ。みんな」 シンジの声「常に変わっていくもの」 3枚ブレの映像
シンジの声「変わらないもの」 シンジの声「この二つがそろっているモノ」 シンジの声「イノチ?」 テロップ「そう、命」 落ちる水滴。
レイ「命ってなに?」 シンジ「生きてる自分にあるもの」 レイ「生きてるってなに?」 シンジ「自分がここにいること」 
レイ「死ぬってなに?」 シンジ「僕がいなくなること」 レイ「生きることをやめたいの?」 アスカ「自分がいなくなるのが、怖いのよ」
シンジ「自分が消えてしまうのが、怖いのかな?」 レイ「どうして?」 アスカ「わからないわ」 シンジ「わからない」
その後はフィルムと同じくテロップ「恐怖」ときてあとはフィルムと同じ  【3~5】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・レイ「ひとつになりたいのね」 から冬月「人はもろくて弱いものでできている」 までの間にこういうセリフアリ。
冬月「人類。この世界で最も脆弱な生物」 ゲンドウ「だからこそ、生き延びるために知恵を手にいれた」 
冬月「ひ弱であることを認めたのだ」 リツコ「だから、まだ生き延びているわ」 【7】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・サブタイはこの段階では「けもの」の部分が「ケモノ」になっている 【14】

元ネタと同じ
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・アスカ「みんな、みんな、だいっきらい」からミサト「何を願うの?」の間に以下の通りアスカのセリフあり

「でも好きになりたいの」 「それはウソ」 「ホントは嫌われたくないの」 「傷つきたくないの」 
「捨てられたくないの」 「しがみつきたいの」  【16】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・あの明るいパートでミサトさんのマンションに他の住人がいるのはこの段階で明記されてる 【27】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・シンジ「僕は僕だ。僕でいたい。」なし 【34】

シンジが今の自分のままでいたいと言うのと言わないのとでもだいぶ違うもんな 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾伍話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・シンジ「どうしたらいいんだろう」の後に テロップ「他人と相談する」 →ミサトと二人でいるシンジの絵が弾けるシーンがあった 【9】

・シンジ「そうしないと僕らは生きていけないのか」のあとにこういったシーンがあった


加持の身体をなぞるミサトの手 そのまま顔を上げる。 に、かぶるミサトの声。
ミサト「子供が欲しいの。あなたの子供が」 加持「子供が欲しくて、俺と会ってる?」
ホテルのミサトと加持 ミサト「いっぱい、たくさん、大勢欲しいの。いい男の、好きな男の子供が」
ミサト「だから、いっぱい寝てみたいわ」 加持「でも、いらないんだ」 ミサト「今は、よ」 ミサト「ずっといらないわけじゃないわ」
ミサト「気持ちいいからって、そんなことばかりしているわけじゃないわ」 加持「社会的抑圧だな」 【27】

フィルムでもミサトさんがこう思っていたかどうかは不明 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサトがシンジの手を握ろうとしたカット、これを見ると肉体関係を迫ろうとしたように見えてしまう。 また、日向が「だから誰とでもいいんですね」と言っているが、日向はミサトさんと寝たんだろうか 

レイ「私は人形じゃない」 アスカ「それはわたしの言った言葉だわ」 という会話アリ。アスカが綾波を嫌っていた理由がフィルムよりも分かりやすいと個人的には思う 【30】

このセリフは残してほしかった感ある
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
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脚本

エヴァ第弐拾四話 第2稿 フィルムとの違い等

別冊JUNE』1996年9月号より

・フィルムと同じく幼いアスカが走っているカットはあるが、母親が首を吊ったことはこれだけではわからない(最後のカットがミサトがアスカのいる部屋のドアを叩く音になっているため)【127】

・ミサトと緊急医療班がアスカの個室(ネルフ本部地下)に入ってくる。水も食事も取っていなくひどい脱水症状を起こしているアスカ。
フィルムと同じく アスカ「もうここにいる理由もないもの・・・私が生きてく、理由もないわ」 →ストレッチャーで運ばれていくアスカを見るミサト。
廊下に立っているシンジ。ミサト「何でもないわ。アスカの調子がちょっと悪くなっただけ」 シンジ「そう・・・」 
その後 シンジ「ミサトさんは何も教えてくれない。アスカどうしちゃったんだろ」となる 【127・128】

・フィルムと同じく複数の綾波を思い出すカット →「母さん、父さんは何をしてるんだ」が入る(フィルムと違いエントリープラグの中) 【128】
・リツコとゲンドウのカット 基本的にフィルムと同じだがリツコが綾波と自分のことをゲンドウの「玩具」と言う
「司令が来たのは新しい玩具の調子が悪かったせいかしら。ここには馴染んだ玩具がありますからね。好きにしたらどうです。何でもしてさしあげますわよ。あのお人形さんほど遊び心地はよくないでしょうけど」と続く   
リツコの台詞から、フィルムと同じく綾波は3人目のようだ。
この段階ではゲンドウが綾波に性的なことをしているように取れる台詞である。少なくともこの段階のリツコはそう思っている。【128】

・エレベーターの前に立つシンジ。エレベーターのステンレスの鏡面が無数の綾波の姿を映し出す。レイと目が合い硬直するシンジのカット 【129】

・フィルムと違い廃墟と化した第壱中学校の体育館でピアノを弾いているカヲルと出会うシンジ。「みんな第2東京に疎開した」というシンジの発言 【129】

・「学校の体育館は真夜中になると子供のはしゃぎ声がするって知ってた?」という少しホラーな話をするカヲル。風の音がそういう風に聞こえるなと天井を見上げ、ふと我に返るとカヲルはいなくなっていた 【130】

・ジオフロントのロビーに行くと綾波がいた。
エレベーターで綾波を見てビビっていたことについて質問するが、シンジは「別に・・・」 【130】

・ミサト、カヲルにシンジとレイを紹介する。
先日見た会った少年がフィフスだと知り驚くシンジ。
(第1稿もそうだが、フィルムにはない「ミサトさんとカヲルくんが一緒にいるシーン」がこの時点ではあった) 【130】

・フィルムと同じく弐号機とシンクロが可能なカヲル。予想シンクロ率を積算すると270%
「弐号機にもアレが起こるっていうの」と驚くミサト(おそらくシンジの400%のこと)【132】

・カヲルから、少し避けてることを指摘されるシンジ。
加持さんのこととか綾波のことでいろいろあったという話を触りだけするシンジ。
大浴場でフィルムと同じような「他人を知らなければ裏切られることも傷つくこともない」という話をする二人(なおこのセリフ、フィルムだとカヲルのだが、この段階だとシンジの発言) 【130】

・カヲルに手を見せてくれと言われてみせると「指先の皮が固くなってる」と言われ「チェロを弾いてるから」と返すシンジ
カヲルの手首に幾筋もの傷が残っているのを見てドキッとするシンジ
カヲルに手を握られドキドキしてしまいのぼせて裸で倒れるシンジ(第1稿でもそうだったが、この時のカヲルくんはリストカットしまくり少年だった) 【133】

・シンジ、気づくと自分の部屋。カヲルが連れてきてくれたようだ。
部屋の隅にチェロがあることに気づくカヲル。「母さんの形見」だというシンジ(フィルムではこの発言はない)
「今度二人で音楽をやろう」というカヲル。シンジと約束する 【134】
(シンジが持っているチェロが母の形見だというのは語られてないだけでフィルムでもそういう設定だったのかもしれない。15話の台詞から5歳の頃からチェロをやっているらしいが、5歳の子供になぜチェロを勧めた先生?と思ったことはないだろうか。
母の形見ならそれも自然だと考えるがどうか。) 

・去り際にカヲルが口づけをしてくる。シンジ、拒むことなく自然と受け入れる 【134】

・フィルムと同じようにミサトとマコトの会話があるが、内容が違う。以下の通り


フィフスの身辺を洗っていたら死海文書が出てきたという話をするマコト。使徒、アダム、セカンドインパクト、補完計画のこと全て書いてあったという(フィルムと違ってこの時点で全部知っちゃったのかこの二人)
フィフスは家庭的にはいろいろあったようだと報告するマコト。
資料を見て誕生日がセカンドインパクトがあった日だということに気づくミサトで〆 【134~135】

・弐号機の起動試験の前に綾波から起動試験のフローチャートを渡されるカヲル。その時、指先が少し触れ、お互い何かに気づいたように表情が変わる。
カヲル「碇くんの言ってたことってこれか・・・」 レイ「--」   
カヲル「君は僕と同じなんだね。僕がなにをすべきかも、ほんの少しわかりかけてきた」 レイ「あなた、いったい誰…?」 カヲル「じゃ、さよなら」 【136】

・起動試験において暴れ始める弐号機。 
ATフィールド確認。カヲルが使徒だと判明する。 
フィルムと同じく動揺するシンジ 【130】

・フィルムと違いカヲルは弐号機に乗って地下へ向かう 【138】

・初号機で出撃しようとシンジが初号機の元へ駆けつけると綾波が初号機のエントリープラグに入ろうとしていた。
シンジ「綾波ッ!」 レイ「私が行くわ」 シンジ「どうして?」 レイ「碇君、あのコにあこがれてたから」
シンジ「--」 レイ「彼を始末すること、できないでしょ」 シンジ「初号機のパイロットは僕だ・・・」 
シンジ、レイを押しのけるようにして、エントリープラグのハッチを開く 【137・138】

・発令所でのミサトとマコトの自爆のやりとりほぼ変わらず 【138】

・初号機VS弐号機はフィルムと同じ。ナイフが当たりそうになりカヲルがATフィールドを発生させる下り、降下中のシンジとカヲルの会話はない 【138】

・セントラルドグマにたどり着く2体のエヴァ(ターミナルドグマじゃないんだ・・・) 
壁面が崩れ落ちアダムの姿があらわになる。
アダムの異様なオブジェに一瞬の怯みを見せるシンジ。
(第1稿・第2稿ともにアダムの顔が仮面だと書いていない。この時点だとアレがガチの顔だったのだろうか) 【139】

・弐号機の攻撃ではじけ飛ぶ初号機のナイフ。
弐号機もナイフを自分で放り捨てる。
弐号機、活動停止し、エントリープラグからカヲルが出てくる 【139】

・シンジ:「君は僕を騙していたの? 利用しただけなの?」
カヲル:『それは違うよ。君と出会えて、とてもよかったと思っている。僕は目的地についた。もう戦うつもりはないよ。もともと争うつもりもなかったんだ』
アダムを前にするカヲル。
カヲル: 「僕がこの化け物に触れると、人の道は閉ざされる」 【139】

・シンジ: 「人の道?」
カヲル: 『そう、人類の進化の道だ。でも僕にとって、そんなことはどちらでもいいことだ。僕の命を絶つことができるのは君だけだ。君の手にかかって、死ぬなら、こんなに幸福なことはない。一緒に楽器を演奏できなかったのが、少し残念だけど』
シンジ: 「このまま、二人で帰って、一緒にやろうよ。今朝、早起きして、少し練習したんだ」
カヲル: 「ごめん、できない。体の中で、何かが僕を突き動かそうとしているのがわかる。それは僕の本能なんだ」
シンジ: 「・・・・・・」
カヲル: 「早く!」
カヲル、いきなり身を翻したかと思うと、パッと跳躍し、アダムに向かってダイビングしていく。
シンジ: 「——!」
初号機の腕が伸びて、アダムに接触する寸前にカヲルを掴む。
ぷちゅ。
初号機の掌の中から血が溢れ、LCLに滴り落ちている。
やがて、シンジの絶叫が巨大な空間に響き渡る。【140】

・ミサト: 「・・・・・・」
自爆のキーを外す日向
冬月: 「終わったな」
碇: 「ああ。だが、本当の戦いが始まるのはこれからだ」

○どこか(人類補完委員会)

委員会のメンバーが集まっている。
キール: 「たった今、ATフィールドの消滅が確認された。アダムの子供である、使徒はすべて滅んだ。残った最後の使徒は我々人類だけだ。リリスに魂を宿し、不浄な世界を浄化する、約束の時は来たのだ」
委員A: 「その前に、目の上のたん瘤を何とかせねばならん」
委員B: 「碇ゲンドウ」
委員C: 「総司令の地位を利用してネルフを私物化した」
委員D: 「奴がシナリオを踏み外そうとしていることは、これまでの事例によっても明らかだ」
キール: 「諸君、私はここにネルフの解体とエヴァシリーズの凍結を宣言する」
(この時点だとゼーレの目的はリリスに魂を宿すことだったんだな)

つづく

・「リリスに魂を宿すこと」と「人類を全て滅ぼして生まれ変わること」はこの時点では一つだったっぽい(フィルムでは前者がゲンドウの、後者がゼーレの目的)
・カヲルがアダムを見てリリスだと気づくシーンがないが、キールの口から『リリス』の名前は出ている。この段階での地下の巨人はどっちだったんだろう

・フィルムと違い人類が使徒であることがこの時点で出ている

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脚本

エヴァ第弐拾四話 第1稿 フィルムとの違い等

別冊JUNE』1996年9月号より

・全長5メートルほどのαエヴァ(ゲンドウ曰く試作品らしい)登場。補完計画のために作られたという【109】


・アスカとレイのシンクロ率が下がってきているので(マヤ曰くアスカは精神的要因、綾波は肉体的要因)リツコがパイロットのスカウトに奔走中とのミサトの台詞 【110】


・ミサト、加持が死んで酒の量が増えた(シンジの台詞) 【110】
・この時点での英文サブタイは「The Beginning and the End or.」【110】


・カヲルくん初登場シーン。駅のホーム(シンジとリツコが迎えに行く) 紺色の水兵服を着ている【111】

・アスカ、初対面でカヲルくんにハートマーク【111】


・シンジ、カヲルくんを見て落ち込む。ミサト、シンジがコンプレックスを持たなければいいがと心配する 【111】


・ケンスケ、トウジの見舞いに来る。 フィルムと違って足もあるし大したケガじゃなさそう 明日にも退院だという 【111】
・この段階だと学校が壊れてないので普通に通学しているみんな 【112】

・放課後に聞こえるカヲルのピアノの音色(上手) (新劇要素…!) 【113】


・シンジとカヲルが仲良さそうなのを見て「・・・」なアスカ   学校でシンジたちが噂されると「だって、あの二人、デキてるんだもの」と女子生徒たちに説明する【115】


・シンジ、トウジの退院祝いのパーティーにケンスケに誘われるが「先約(カヲルのこと)があるから」と断る 【115】


・旧市街(小田原あたり)の海で裸で泳ごうとか言い出すカヲル どちらも裸になるがシンジは泳げない  【116】


・カヲルの手首に幾筋もの傷があるのを見るシンジ 【116】

・シンジ、「カヲルを見ていると自分はなんて惨めなんだろうと思ってしまうから避けていた、でも姿が見えなくなると不安で不安でたまらなくなる」と告白 【116】


・シンジ「カヲルくん、僕は君のことが・・・」 カヲル「ごめん・・・そうゆうのイヤなんだ」 【117】

・シンジ、フラれたショックで夕飯を食べない。完璧に予想がついているアスカ。見かねたアスカが「この私が元気づけてやっかな」とか言い出す 【118】


・シンジ、アスカに「汚い手で触らないでよ。あんな不潔な噂広めたくせに。顔も見たくないから出てってよ」と返す。憤然と部屋から飛び出すアスカ 【118】
・リツコ、ミサトがシンジをカヲルに取られて嫉妬してると指摘。今まで精神のバランスが崩れなかったのはシンジがいたからだとも指摘 ミサト「・・・」 【119】
・フィルムと違い歩いて地下に行くカヲル。ここで警報発令 【119】
・コアを持った使徒に変容するカヲル カヲル「これが僕の・・・本当の姿・・・?」 【119】


・殺人レーザーを跳ね返すカヲル 【119】


・弐号機で出撃するアスカ「だーから、言わないこっちゃないんだから」  【120】


・だが、ハーモニクスが許容値にまで達していないため起動できない弐号機。肩を震わせて俯いているアスカ 【120】


・使徒の侵入を許したことによりゲンドウに解任を伝えられ、「直ちにここから出ていきたまえ」と言われるリツコ。リツコ、出ていく 【121】
・ゲンドウ、αーエヴァの起動を指示 マヤ「了解」    搭載されるダミープラグ 【121】
・ある扉の前で何かの気配を感じて入る。綾波が生まれ育った部屋だった。中にいる綾波とカヲル会話をする 【121】
・カヲル「握手した時から思っていたけど、君はリリンではないって」 綾波「リリン?」 カヲル「人間のことさ」
綾波「あなた自身がリリンではないと気づいたのはいつ?」 カヲル「十になった時からかな。この街にやってきて、初めて自分の宿命というものがわかった。僕が求めているのはコレだったんだ」 と、部屋にある7つ目のシンボルマークを指す。
カヲル「実物はこの近くにあるよね。案内してほしいな」 綾波「それは駄目。サードインパクトが起こってしまう」 
カヲル「(些か信じられず)あのセカンドインパクトのような大惨事が起こるの?」 綾波「そうよ」   
その時、迫ってくるαエヴァの咆哮が聞こえる 【121~122】


・αエヴァが激突した壁の向こうに十字架に駆けられた7つ目の巨人の上半身が見える レイ「アダム・・・」 カヲル「アダム!?」 【122】


・袋小路に追い詰められる二人。二人もろとも喰いつこうとするαエヴァ。その時初号機登場。プログナイフで串刺しにし支柱に突き立てる 【122】


・シンジ「綾波、無事?」 レイ「ええ」【122】

・アダムを見つめたまま動かないカヲル(使徒の姿) 
スピーカーのゲンドウの声「使徒よ。何故それ以上進もうとはしない」 カヲル「碇司令ですね」 ゲンドウ「そうだ」 カヲル「ここはあなたにとっての『ありし人の教会』なんですね」
ゲンドウ「何故、君はアダムに触れようとはしない。人類に対する同情、憐みかね」 カヲル「いたわりですよ。僕自身に対するね。生き続けることは、辛いことだから」
ゲンドウ「死を、自ら選ぶのか?」 カヲル「死は僕に与えられた、唯一の自由意志。造物主の命に逆らえる、唯一の手段なんですよ」
碇: 『それが生命の原則に反していてもか』
カヲル: 「生命とは絶えず変化していくものです、形を定めるものではありません。死もまた生の一部に外ならないから」
初号機からシンジの声が聞こえて来る。
シンジ: 『カヲル君・・・・・・』
カヲル: 「シンジ君。こんな結末になるとわかってたのなら、あの時、一緒に海に沈めばよかった」 【123】

○初号機・エントリープラグ
シンジ: 「君は僕を騙していたの? 利用しただけなの?」
カヲル: 『それは違うよ。君と過ごした数日間、とても楽しかった。僕の命を絶つことができるのは君だけだ。君の手にかかって、死ぬなら、こんな幸福なことはない』
シンジ: 「(泣きじゃくり)そんなことできるわけないじゃないか!」
○セントラルドグマ
カヲル: 「早く。体の中で、何かが僕を突き動かそうとしているのがわかるんだ。それは僕の本能なんだと思う。今の僕は、あの時の君のように、自分で自分がわからないんだ」

○初号機・エントリープラグ
シンジ: 「・・・・・・」
カヲル: 「早く!」
○セントラルドグマ
カヲル、いきなり身を翻したかと思うと、パッと跳躍し、アダムに向かってダイビングしていく。
レイ: 「碇君!」
○初号機・エントリープラグ
シンジ: 「——!」
○セントラルドグマ
初号機の腕が伸びて、アダムに接触する寸前にガッと使徒を掴む。
ぶちゅ。
という音とともに僅かに顔をしかめるレイ。
初号機の掌の中から血が溢れ、滴り落ちている。
やがて、シンジの絶叫が巨大な空間に響き渡る。

(Fade Out) 【123~124】

○ケイジ(時間経過)
冷却液に浸かっている初号機。
流しがある一角で放心したように手を洗っているシンジ。
ミサトが来る。
ミサト: 「シンジ君・・・・・・」
シンジ: 「(振り向きもせず)血の臭いが取れないんだ。それに、潰した時の感触も・・・・・・」
ミサト: 「シンジ君は、彼にあこがれていたのね」
シンジ: 「彼は、ぼくにないものをみんな持ってた。生き残るなら彼の方だ」
ミサト: 「それは違うわ。生き残るのは、生きたいという意志をもつものだけよ」
シンジ、無言のまま、ひたすら手を洗っている。
○更衣室
一人、佇んでいるアスカ。
何度も殴りつけたのか、目の前のロッカーの蓋はボコボコにへこんでいる。

アスカ: 「——」
○通路
更衣室からガンガンと、アスカがロッカーを叩く音が聞こえてくる。
目眩をおこしたのか、つらそうな様子で壁に凭れているレイ。
ついには床に伏せてしまう。 【124】

○リツコの研究室
一人、じっと何かを考えている様子のリツコ。
ノックもなしに数人の警務部の男が入ってくる。
男A: 「(令状を出し)赤木リツコ。君を逮捕する。容疑の詳細は博士自身が一番ご存知のはずだが、読み上げましょうか?」
リツコ: 「いえ、結構よ。時間の無駄でしょ」
リツコ、連行されて行く。 【124】

○どこか(人類補完委員会)
委員会のメンバーが集まっている。
キール: 「たった今、シナリオに記されていた最後の使徒の殲滅が確認された。これにより人類補完計画に対する障害はなくなったのだ」
委員A: 「だが、新たなる問題が浮上しつつある。碇ゲンドウと初号機だ」
委員B: 「ネルフも今となっては無用の長物」
委員C: 「奴は総司令の地位を利用してネルフを私物化した」
委員D: 「碇が初号機を”神”にしてそれを占有しようとたくらんでいることは、これまでの調査によっても明らかだ」
キール: 「私はゼーレの首長として、ここでネルフの解体を決議したいと思う」
○ネルフ本部・総司令公務室
何事か密議している碇と冬月
つづく 【125】

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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾四話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・最初のシーン(全没)

冬月「フィフスチルドレン?」 ゲンドウ「そうだ。明日ドイツから空輸される」 冬月「マルドゥック期間を通さない5人目の子供か。キナ臭いな」 ゲンドウ「ああ。ゼーレからの贈り物だよ」
冬月「該当するエヴァの機体もないのにか?弐号機のコアを入れ替えさせるつもりか。」 ゲンドウ「あり得ない話ではない」 冬月「いずれにせよ、あの老人たちが送り込むのだ。ただの子供ではあるまい」
沈黙のゲンドウ。 冬月「死海文書にある最後の使徒。その出現を前に、厄介ごとが増えたな。」 →サブタイ  という流れ  【3】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・廃墟のアスカ (「何日も食していない様子」)と書かれている 【4】

・シンジ「綾波レイを、エヴァを、母さんを、何をしているんだ父さん?」となっている(フィルムだとエヴァをはない) 【6】

・その後没シーン

アナウンス「マギシステムの第156次定期検診は、予定通り行われます」 アナウンス「各フロアは通常位置にて待機してください」 ミサトのアップ ミサト(振り向いて)「碇司令は?」
シゲル「今日は、まだここには見えていません」 ミサト「リツコは?」 マヤ「今日は欠勤だそうです。マギの定期検診の日に休むだなんて、どうしたんでしょうね」 マコト「雪でも振るんじゃないかな?」
日向の軽口を尻目にマジ顔のミサト(心当たり、有) ミサト「・・・まさか、ね」【7】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・リツコとゲンドウのシーンの後没カットあり

地下鉄ホーム  

公衆電話の受話器を置くシンジの手。出てくるテレカ。  シンジ「イインチョウのところにもいない」 弐号機の前に立つシンジ。 「どこにいったんだろ・・・アスカ」
エレベーターの前に立つシンジ。 「でも会ってどうするんだ。綾波の話でもするのか?」 2話のバンクで開くエレベータ。躊躇するシンジ。エレベータの中のレイ。変わらぬその表情。
目線をそらすシンジ。閉まるドア。ただ、立ち尽くすのみのシンジ。というカット  その後 カヲル君との出会いのカットへ 【10】

2話のゲンドウのようにエレベーターにいる綾波を見て立ち尽くすシンジ 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・シンジの台詞「綾波。アスカ。ミサトさん。僕はどうしたら・・・どうすればいい?」 フィルムだと綾波ではなく母さん 【11】

・カヲルくん初登場シーンが微妙に違う 
ネルフ本部直上の荒野

爆音に交じって聞こえてくる歌声。
シンジとカヲルが見つめ合った時に降下してくる数基のVTOL。カヲルを囲むように円陣を組んでいる →カヲル「礼のない、無粋なお迎えだね」 カヲル「じゃ、シンジ君。また」
水辺を歩きながら去っていく少年。 呆然とするシンジ 【12】

フィルムとは微妙に違うカヲル君初登場シーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・エスカレーター カヲルくんと会った時にちょっと驚く綾波 理由は(待ち伏せが珍しいので) 【14】

・冬月「フィフスの少年がレイと接触したそうだ」 ゲンドウ「そうか」のあと 冬月「彼はレイの居場所を知らないはずだがな」 というセリフがあった 【15】

・ゲンドウのもうすぐだよ、ユイのシーン 初号機ではなく全裸で横たわっているレイを見ての台詞 
なお最初の台詞だけ違い、 「レイ、お前に残された時間は残り少ない」となっている(旧劇と一緒だ) 【20】

人間には時間がない=綾波の寿命のことも含まれているのか 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・自分の部屋でカヲルくんを回想する綾波のシーンはない 【20】

・シンジ「僕には何もすることが無かったから」の後に「生きることに僕は何もなかったから」というセリフがあった 【22】

・ミサトとマコト 「遠くから見ると恋人同士に見える」とある 【23】

・なおも降りてゆく少年と弐号機。少年の冷たい笑み(自嘲なのか・・・) とある 【28】

・結界のシーン微妙に違う
青葉「目標ロスト!」 マコト「そんなばかな・・・この至近距離ではありえないぞ!」 マヤ「いえ、初号機、弐号機共に反応が消えてます」 ミサト「まずい!最後の結界を張ったんだわ!」 【33】

フィルムでは「まさに結界か」 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・レイ登場時にシンジの「なんだ!?」なし 【35】

・カヲルくんの台詞が微妙に違う 「弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。生の本能が強くなれば、融合を始めたと思うからね」 
「だが、このまま死ぬこともできる」は「このまま死なないこともできる」となっている 【36】

微妙にニュアンスが違う 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・カヲルくんを潰したあとにこういったシーンがあった

発令所  一斉に正常に戻るモニター  シゲル「映像、回復」 マコト「ATフィールド消滅、反応なし」 マヤ「エヴァ初号機発見」 マコト「目標の殲滅を確認しました」 沈黙のミサト 【38】

フィルムにはないシーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ゼーレの会議室 並ぶモノリス  
キール「アダムの子供である、使徒は全て滅んだ。残った最後の使徒は我々人類だけだ。」 キール「リリスに魂を宿し、不浄な世界を浄化する、約束の時は来たのだ」
(第2稿でもそうだったが、この段階でも「リリスに魂を宿す」ことと「人類を新生させる」ことがゼーレの目的として一緒くたに語られている

発令所
冬月「時は満ちたな」 ゲンドウ「ああ、全ては終わり、これから始まるのだ」 【39】

最後の使徒が人間だという情報が劇場版よりも先にもうここで出ている 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・白い壁に囲まれたケイジ  

手に血が付いた初号機を見つめているミサト「使徒は全て倒した。人類は生き残った。後に残った私の敵はーー」 ミサト、初号機の顔を見て
ミサト「このエヴァンゲリオンだけね」 何も語らない、エヴァ初号機 【39】

フィルムにはないシーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ラストシーン微妙に違う  

カヲルが座っていたガレキに同様に座るシンジ(フィルムだと首のない像に座ってたのでこれは無理) 
シンジ「初めて人から好きだって言われたんだ」→シンジにゆっくりと体を寄せるミサト。シンジ「カヲル君が生き残るべきだったんだ」 
→シンジを抱き寄せるミサト。素直に身を任せるシンジ 
冷たいね、ミサトさん等の会話は一緒 【39~41】

カヲルが座っていた場所が変わったのでこのシーンも変更 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
フィルムとは違いシンジを抱き寄せるミサト(これは23話の手に触れるシーンとの対比になっているのだろうか) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
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エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾参話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・ヒカリの家 (「高級そうな一軒家とある」)  【4】

・ヒカリ「アスカはよくやったと思うもの」 (「ヒカリの肌のぬくもりに、堰を切ったように泣きじゃくるアスカ」) とある 【6】

・この段階でのサブタイは『希望に続く病、そして』 【7】

・この段階だとミサトが「攻撃開始」 連射する零号機→ノーダメージ となっている 【11】

・(「苦痛と快楽を伴う感覚がレイを包む」) とある 【12】

・零号機とレイの体を這う使徒(「(強姦のイメージで)」)とある (強姦のイメージまた出たな) 【13】

・この段階だと起動しない弐号機を戻さない 【14】

・リツコ「使徒を抑え込むつもり!?」が脚本では「使徒と一体化を望んでいるの!?レイが」となっている 【17】

・例のシーン (「そっとシンジの手を触れるミサト 拒絶し、バッと手を引くシンジ」) としか書かれていない 【21】
(ここはよくミサトさんがシンジくんに肉体関係を迫ろうとしたシーンと言われるが自分はそうは思わない)

例のシーン 真相はどうなんだろう 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・綾波「私、泣いてるの?なぜ泣いてるの?」はない 【25】

・加持「確実なのはこのカプセルだけだ」 脚本では「確実なのはラストキスで送ったこれだけだ」となっている 
つまり20話の「変なもの入れないでよ」は口である(いやわかってるけどさ) 【27】

カプセルを送ったのは口 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「あなたの心、受け取ったもの」 (「加持の遺志を継ぎ、ネルフの真実を知る決意をするミサト」) とある 【27】

・リツコ「お母さんの消える瞬間を」(特に冷たく) とある 【32】

・その後シンジの「そんな…何も…知りませんよ」というシンジの台詞があった 【32】

・ミサト「リツコ!」 ここのリツコの顔 (「自虐的な笑み」)とある 【32】

・たくさんの綾波 (「(水族館の回遊魚のごとく)(にこやかに笑っている)」)とある  【33】

・リツコ「だから破壊するの。憎いから」 ミサト「殺す気!?」 となっている 【34】

・(「綾波のパーツを壊すために冷たい笑顔でバルブを回すリツコ」)と書いてある (バルブて・・・) 【34】

バルブェ・・・
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・泣いているリツコを見て (「ミサト、アスカに続き、三度、何も言えないシンジ」)とある
(ミサトさんに、アスカに、リツコさんに何も言えないシンジ これ読まないと分からなかったな・・・) 【35】

21話・22話・23話と泣いている女性の前で何も言えないシンジ(意図的なもの) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
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エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾弐話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・食事の時に去っていくペンペン (「重い空気に耐えられなくなったから」) 【8】

・電話を取るシンジ (「アスカのイヤミを相手にしていない」)とある(ちゃんとアスカのイヤミは聞こえてる) 【9】

・ここのミサト この段階から(「ビールを飲んだふりをしている」)と書いてある 【10】

この段階からビールを飲んだふりをしているミサトさん(ここの演出すごい好き) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・エレベーターのシーン (「意外にも話の口火を切るレイ」) とある 【13】

・綾波「分かっているはずよ」 (「ホントのところをつかれたのでややムキになるアスカ」)とある (つまりここのアスカは綾波の言っていることはちゃんとわかっていた) 【13】

・ビンタした後に頬も押さえない綾波(「見透かされた気分に包まれるアスカ」)とある 【15】

・アラエル、『トリ型の使徒』とだけ書かれてる 【17】

・この段階だとアスカの心理描写の中で一番最初の台詞は 幼いアスカの「どうして大人になるの?」 【25】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・フィルムでは扉が開くシーンと文字の連打だが、この段階だと回想をビデオの早送りみたいにしてるシーンになっている。両親のSEXのイメージもあり 【27】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・シンジ「僕が初号機で出ます」のあとに ミサト「初号機か、だがしかし、ね」というセリフがあった 【28】

・「しかし、アダムとエヴァの接触はサードインパクトを引き起こす可能性が!!」 フィルムではミサトだが脚本だとマコトの台詞(マコト知ってたんかい) 【28】

マコトレベルがこの情報を知っているかはフィルムでは不明 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・フィルムだと違うが脚本だとロンギヌスが使徒のコアに命中する(直接触れる前に破壊)とある 【30】

ほとんどフィルムと変わらない。そりゃ時間ないもんな

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エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾壱話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・いきなりしばらく没カット
破壊されたネルフ本部の施設外観。危険・立ち入り禁止のテープが張り巡らされている。地底湖から回収される弐号機の右腕。クレーンで持ち上げられている弐号機の頭部。
クレーターの中心に転がったままの零号機。まだケガの治ってないリツコ。
リツコ「ひどいものね」 マヤ「2体とも大破。最優先で修復作業を続けますが、損傷がヘイフリックの限界を超えています」 

発令所   ここも破壊された跡が痛々しい。散乱したままのガレキ。割れたままの正面モニター。 
リツコ「しばらく何も稼働できないわね」 マヤ「はい」 リ「まだ使徒はここに来るというのに」 マヤ「たのみは初号機と、シンジくんだけですね」 

ケイジ  

拘束されている初号機。赤く染まったままの機体。その露となっている胸部には使徒と同じ赤い光球が見えている。それをジッと見てるアスカ。アスカ「エヴァって何なの?」 

病室  

ベッドに寝ているレイ、目を開く。 傍らには見舞っているシンジ。本を読んでる。 綾波「碇くん?」 シンジ、気づいて、シンジ「ごめん、起こしちゃったかな」 
綾波「帰って来たの?」 シンジ「・・・うん」 綾波「そう、よかったわね」  静かに音もなく、消え入るように再び眠りにつくレイ を、観ているシンジの表情  
この後フィルムでもある加持さんのカットへ続く(この回は14歳のシンジがラストにしか出ないのが印象的な回だったため、  ここでシンジが出ると出ないとではだいぶ印象が異なると思う) 【3~5】

シンジが綾波の見舞いをしているシーンは本編ではなかったので非常にレア 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「拉致された?副指令が」のあとに 諜報部「極秘事項です。この話を知るのは、あなたまでです」というセリフがある 【6】
・銃を置いた時に ミサト「これで、いいのね」 「お連れしろ」の後にミサト「ひとつ、よろしいかしら」というセリフがあった (コンテによると諜報部の男に「一つ聞いてよろしいかしら」となっている) 【7】

・その後こういうシーンがあった 
リツコ「委員会はどうなのです?」 ゲンドウ「動かんよ。拉致を命じたのは委員会のやつらだからな」 【7】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ゼーレ「新たな神をつくるつもりはないのだ」ではなく「我々は神を作るつもりはないのだ」となっている 【8】
・冬月「冬月先生・・・か そう呼ばれた時期もあったな。あれから16年だ・・・」となっている  【8】
・回想時代の冬月35歳と書かれている。フィルムでは60歳なので16年前とすると44歳か 【9】

・フィルムでは冬月「これ、読ませてもらったよ」から始まるがこの段階では部屋にノック音→冬月「はい。どうぞ」 →ユイ「失礼します」(彼女の顔はレイと同じである)と書かれている 
→冬月「(やや意外な表情)君が碇くん?」 ユイ「はい。碇ユイと申します。よろしくお願いします」→冬月「これ、読ませてもらったよ」となる 【10】

・ゼーレの台詞が微妙に違う
02「S2機関を自ら搭載したエヴァ初号機」 04「それは理論上は無限に稼働する、半永久機関を手に入れたことと同義だ」 06「5分から無限か、突飛な話だ」 
08「絶対的存在か。そんなものを手にしてよいのは神だけだ」 03「人はその分を超えてはならん」 キール「我々に具象化された神は不要なのだよ」 10「神を造ってはいかん」 
→「ましてやあの男(ry」となる 【11~12】

・ゲンドウ「今は子供がいるのでね」の後にこういうシーンが入っていた 


2002年

崩壊したままの日本。水没した街並み。バラックの家に赤ん坊の泣き声が響く。その中で赤ん坊をあやしている女性。ユイである 。
ユイ「泣いてばかりね、シンちゃんは。甘えてばかりだとクセになるわよ。すぐに逃げ出したりね」 泣き止まない赤ん坊。」  
(シンジと「逃げ」について制作側が意識して書いているシーンであるのは興味深い) 【16】

フィルムではないユイのシーン(シンジの将来を偶然予見している) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・2015年 初号機エントリープラグ内 
ぼんやりと何も考えていないように見えるシンジの半面。に、無線で入るアスカの声。 アスカ「ねぇ、ミサト知らない?ってあんた、まだプラグの中なの?」
シンジ「うん・・・なんだか落ち着くんだここ。 アスカ「まるで赤ちゃんみたい、あんたってホントにガキね」      

(フィルムではこの回では話さないシンジとアスカの会話 ラストにしか出てこないシンジがここに出てくるのが興味深い) 【17】 

フィルムではアスカはこの回には出てこず。シンジもラストに出てくるだけなのでレアなカット 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・その後 管制室のアスカ  

アスカ「初号機だけ強くなっちゃってさ」
(フィルムでは不明だがこの段階ではアスカが初号機がS2機関を取り込んだことを知っているという描写が入っている) 【17】

フィルムではアスカが初号機がS2機関を取り込んだことに言及するシーンはない
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・TV放映版だとカットされたが、ビデオ版で追加されたシーンが入っている(もともと脚本段階ではあったシーンだということ)
内容は下記のとおり

人口進化研究所廊下  ユイ「おひさしぶりです」 冬月「ああ、しばらく」  【20】

・Bパートすぐに薄暗い廊下。一人、じっと考えている加持 立ち上がる 加持「さてと」というシーンがあった 【24】

・人類補完計画を始めるというゲンドウの台詞の前に ゲンドウ「E計画とは別に、オリジナルであるアダムの再生をも推し進める」 冬月「アダム計画だな」
ゲンドウ「そしてもう一つ、かつて誰もが無しえなかった神への道だ」 と続く 【28】

・ナオコとゲンドウのキスを見ていた過去のリツコのシーンの後こういうシーンがあった


2015年 ネルフ本部 第7実験場  

スピーカーから漏れてくるレイのうめき声。我に返るリツコ。
マヤ「先輩!汚染区域いっぱいです。これ以上は危険です!」 リツコ「(レバーを戻し、少し慌てて)レイ、大丈夫?」 綾波「(ボソっと)殺す気」 
一瞬気まずい沈黙が支配する。

リツコ「何、言ってるのよ・・・。テストは終わったから上がってちょうだい」 相変わらずの無表情のレイ 【30】

「殺す気」とかいう綾波すっごいレア 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・じっと下界を見ているレイ(7歳ぐらいに見えるが実は5歳)とある 【31】

・ナオコ「あんたの変わりはいくらでもいるのよ」の台詞無し。 首を絞めた後にこういうシーンがあった。


バーン!というものすごい落下音。ぐぐっとのどが鳴り、息を吹き返すレイ。レイ、辺りを見回すが赤木の姿はない。起き上がると、無表情のまま、トコトコ出ていく。
(なんと決定稿の段階ではここで綾波は死んでいなかった。「3人目だと思うから」言えないじゃん…) 【33】

この段階ではナオコに首を絞められた綾波は死んでいなかった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・加持「ゼーレや委員会よりは、ネルフの方が、どうやら真実に近いようですから」 【35】
ゲンドウ「では、冬月は無事なんだな」 男「はい。身柄はこちらで保護しました。ただ随行者の行方は不明です」  【35】

この加持さんの台詞は貞本版にもあったような 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・この段階だと加持が打たれるのは青空の下 【36】

加持さんが打たれるシーンの場所が異なる 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・この段階だと最後のシーンのミサトは「シンジと帰宅したばかりのいでたち」となっている。つまりミサトとシンジが一緒に帰宅している 【36】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・没ラストがあった(結局採用されなかった) 「このラストを追加するかは、一考します」と書かれている。 
内容は 

女だったらレイ、男だったらシンジ(ryの会話 

1話の使徒襲来 

ミサト「お父さんの仕事知ってる?」 シンジ「人類を守る大事な仕事だと(ry」 
公務室 

いつものかっこうで座っているゲンドウ。表情は逆光で見えない 。 

おわり   という内容だった 【39】

結局採用されなかった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
この終わり方もクールでいいなぁ
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房