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エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・この段階でのサブタイ『シンジ、誕生』 【4】

・ミサト「この初号機は過去2度も動いたわ」 挿入される16話と19話のバンク 2話はカウントに入っていない 【6】

・マコト「葛城さんと同じですね」 (「優しさ交じりのジョーク」) と書いてある 【6】

・この段階でプラグ内をプラグスーツが漂っている【8】

このタイミングでエントリープラグ内にプラグスーツが浮かんでる 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・リツコ「人の意思が込められているもの」の後 ミサト「言い訳はそれで終わり? そんなものが、シンジくんを融合するの?」→ビンタとなっている 【9】

・アスカ「くやしい…」のあとにこういったシーンがあった


場所:ケイジ 

やたらとパイプやコードが接続されている初号機 
マヤ(アナウンス)「マギシステム再開しました。仮運転は順調です」 リツコ「ヘイフリックの限界は越えているのに、自己修復が急速になされていく」
胸から露出したままの赤いコア。その前に立つリツコ。

リツコ「そしてコアの発生。エヴァ初号機に意思が、自我が目覚めつつあるんだわ」
リツコ「やはりシンジくんは、彼女に取り込まれたのね」 (えっコアって最初からあるものだと思ってたんだが後から発生したの?) 【12】

フィルムでも初号機のコアは後から発生したものなんだろうか 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「そんなことできるの?」 リツコ「こちらのシグナルを受信でき、エヴァのATフィールドの干渉さえなければ、可能だわ」
この段階だとシンジのサルベージにエヴァのATフィールドの干渉の可能性があるというセリフがあった 【16】
・また、この段階だとシンジの精神がプラグスーツを形作ったというセリフはない 【16】

・この段階だと シンジ「褒めてくれるんだ」の中に「母さんも」が含まれていた(誉めて無くね?) 【20】

・ミサト「返してよ!」の後にシンジの「誰か僕を呼んでる?」というセリフがあった(フィルムではないがミサトさんが呼んでたのは分かるようになってる) 【26】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「結局、神の力を手に入れた道具は、使うつもりなのね。人間は」となっている。意味が微妙に違う 【28】

・リツコ「久しぶりに飲んでかない?」 (場を和らげて)   リ「そう」(怪訝そうに) とある 【28】

・リツコ「男と密会とはね」 (「リツコ、軽蔑の眼差しから、自分の情事思い出し、目線下にする(わずかに、顔赤く)」) とある(フィルムだとそこまではいかない) 【29】

・ホテルでのミサト「使徒は第1先住民族の残したただの戦闘兵器ではないことは、わかっているわ」というセリフアリ(このタイミングまで第1先住民族の設定あったんだな) 【31】

このタイミングまでまだ第1先住民族の設定があった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾九話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・綾波「碇くんは?」のあとのアスカ「またいつもの指定席」となっている(病院のベッドのこと) 【6】

・シンジが目を覚ますと隣にトウジが寝ていた。安心したシンジ。そして再び深い眠りに落ちていく。 というシーンがあった その後フィルムと同じくトウジ視点へ 【7】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・「わかろうとした」は「わかるわけない」に 「わかろうとしたんだよ!」は「そんなのできるわけないよ」となっている 【8】

・この段階ではトウジの片足がなくなった描写はない 【10】

・ゲンドウ「サードチルドレンは抹消」のとこのシンジの後ろ姿 この段階では怒りと決意に満ちた表情が写るというカットになっていた 【12】

・冬月の「目標は!?」に対しシゲルが「すぐ上です。防衛線を展開する間もなく侵攻されました」となっている 【16】

・駅前 シンジ「あれか?」 使徒の姿を凝視しているシンジ だがカット尻には目をそらす とある 【17】

・起動しない初号機 リツコが「そんな・・・」というセリフは「まさか、目覚めたの?目覚めたというの?」となっている 【19】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・「私が死んでも代わりいるもの」の後に『地面に大穴を開けるゼルエルを見て側のエレベーターに乗るシンジ』というカットがあった 【20】

これ以降フィルムとはかなり違う 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・弾かれてしまうライフル弾 アスカ「うそ」 エレベーター内のシンジ 射撃の音を聞いて「始まった」
→エレベーターの壁が切れて目前に広がるジオフロント。ライフルを打つ弐号機が見える。そのそばで跳弾が爆発。ひび割れるガラス。というカットがあった 【21】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・ゼルエルにやられる弐号機の描写が違う 以下の通り


腕が伸びて掴まれる弐号機→天井ビルに下から叩きつけられる→頭からビルに突き刺さる弐号機→頭を押さえてるアスカ→首から天井にぶら下がる弐号機
→引っこ抜かれて森に叩きつけられる→ヨロヨロと立ち上がった瞬間右腕が切断される→「神経接続カット」後首がシンジのすぐそばに着地する(シェルターではない)
→シンジ「うわっ!」 シンジを見ているかのような弐号機の首「アスカ!?」 汗だくのアスカ自分の首を確かめてる ア「・・・ある。付いてるわよね。」(貞本版と一緒だ!) 【23】

フィルムとはやられ方が違う弐号機
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
貞本版のアスカの台詞はここから来ている 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・フィルムとは違いなんと出撃する初号機 シンジ「エヴァ初号機・・・誰が乗ってるんだ?」 →リフトオフはするが動かない初号機 
シンジ「動かない・・・誰も乗っていないのか?」 その後加持「シンジくんじゃないか」と続く【24】

ダミーを乗せた初号機が発進する 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・加持「使徒がこの地下に眠るアダムの槍を抜けば人は全て滅びると言われている。サードインパクトでね」となっている(この段階まで「使徒が槍を抜くとサードインパクト」という設定だったっぽい) 【26】

リリスに刺さってる槍は最初は設定考えられてなかった説 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・ゲンドウ「レイ!!」 ではなく「レイ、よせ!」となっている 【26】

・この段階では頭を攻撃されて零号機沈黙ではなくN2爆弾の自爆で零号機沈黙 【27】

・それを見たリツコ「あとは初号機だけね」と言う(冷静だなおい) (フィルムだと「なんてこと・・・」) 【27】

・加持さん「君にしかできない、君にならできることがある」 のあとに唐突に響くアスカの声
アスカ「バカシンジ!まだその辺に隠れてるんでしょ。さっさと自分の仕事をしなさいよ!」 弐号機のスピーカーでののしっているアスカ、涙目になっている 
アスカ「情けないわね!優等生を見たんでしょ!なんとも感じないの? 思わないの? あんたそれでも男なの!?」
→だが動かないシンジ 両手で耳をふさぐ。 続いて響くミサトの声
→ミサト「エヴァに乗ったから今のあなたになったのよ。その事を、エヴァに乗って自分を否定することはできないわ。
ただ、これからの自分をどうするかは、今ここで決めなさい。」(これ、ミサトさんがシンジに呼び掛けてる? ちなみにフィルムではこのセリフは20話のシンジの内面宇宙でのセリフになった)
→耳をふさいでいるシンジ 綾波「そうやって嫌なことからは逃げているのね」(トウジの夢の中に出てくる綾波の台詞)が頭に響くシンジ

→目を開けるシンジ 【28~29】

かなり違う 熱血展開寄り なぜ、「男の戦い」というサブタイなのかはこれを見ないとしっくりこないかも
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・→本部の基部が蒸発  加持さん「女性たちはああ言っている。オレも強要はしない。(ここ微妙に違う)自分で考え、自分で決めろ。自分が何をすべきなのかを。ま、後悔のないようにな。」 
となっている 【29】

戦闘中にアスカだけでなくミサトもシンジくんに呼び掛ける展開となっている 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房


・初号機が出撃しているためフィルムとは流れが違う 以下の通り


シンジ「僕は!僕はエヴァンゲリオン初号機のパイロットです!僕をエヴァに乗せてください!!」 →発令所 ゲンドウ「かまわん。リフトを戻せ」 ミサト「え?」 
ゲンドウ「パイロットをエヴァに搭乗させる。エントリー準備、急げ。」 ミサト「---ハイっ」  ジオフロント エヴァの前に立つシンジ ゲンドウ「乗れ」 シンジ「--父さん」 
前に走り出すシンジ となっている 【30】

「碇シンジです!!」なし 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・この段階ではゼルエルが発令所に侵入してきた時に表情の変わらないゲンドウと冬月のカットがあり、ゼルエルはミサトさんたちに手を使って攻撃しようとしていた
(フィルムではビームを打とうとしていた) 【31】

この段階だとゲンドウと冬月は発令所にいる 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・初号機の左腕が破壊されて返り血をゲンドウが浴びるシーンはない 【32】

・この段階だと使徒に反撃され起き上がろうとする初号機→エネルギー切れとなっていた 【32】

フィルムだと一方的に押してたがこの段階だと反撃される 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・シンジの「もうそんなの嫌なんだよ!」はない(「もうそんなの嫌なんだよ」はシェルター内で死んだ人たちのことを言っている可能性がある) 【33】
フィルムと違いここで暴走ではない 本部に何度もたたきつけられ、一線と共に左腕が吹き飛ぶ。さらに一線して胸部の装甲版が吹き飛ぶ(ビームではない) 【33】
・シンジ「動け!動いてよ!もう誰も傷つけたくないんだ!!」 ここで覚醒 【34】

シェルターで死んだ人たちを見ていないせいか覚醒直前のシンジの台詞が違う 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・覚醒シーンが違う(使徒を食わない)
使徒の腹を割って臓物を取り出す初号機→リツコ「まさかS2機関!?」 →自ら腹の装甲を引きちぎる初号機 その腹に使徒の臓物を取り込む。見る見る一体化していくS2機関 【35】

使徒を食ってS2機関を取り込むのではなく、使徒の臓物を取り出して、吸収することでS2機関を取り込む初号機 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・マヤが吐くシーンはない 【35】

・加持、ゲンドウの台詞はない。だが以下のようなシーンがあった。


絶叫を続けるシンジ。使徒を木っ端みじんにするエヴァ。まるで、全ての憤りをぶつけるかように・・・ 使徒のコアを踏み潰すエヴァ。肩で息をしているシンジ。赤く染まったエヴァの手を見る。
まるで自分の手が赤く染まったかのように錯覚するシンジ。嘔吐感に口を押さえる。シンジ「これが、これがエヴァの本当の姿?」 使徒、そして人と変わらぬ姿を持つエヴァの姿。声も出ない人々。
リツコ「これでエヴァは、シンジくんは神と同じ存在になったわ」   つづく 【36】

この内容で行ってたらフィルムとは今後の展開少し違っていたのでは? 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾八話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・シンジ「でも実験は」 ミサト「建造したところは違っても、同じ設計図から出来てるんだし問題ないわよ」(フィルムでは「リツコも立ち会うんだし」) という会話があった 【5】

・ミサト「そうなんだけど、ねえ」の後にMONOで(言いづらくもなるわよ。私自身疑問視してるのに)というMONOがあった 【6】

・3バカトリオにキレるアスカに ケンスケ「トウジ、あいつに何かしたの?」 トウジ「なんもない。いつものことやろ」(MONOで「なんやもう知っとんのかいな?」というやりとりがあった 【8】

・その後に学校の屋上でシンジとアスカの以下のようなやりとりがあった。


シンジ「ねえ、ミサトさんとなにかあったの?」 アスカ「別に」 シンジ「でも」 アスカ「いちいちうるさいわね。なんでもないったら」 
プイっとそっぽを向くアスカ。困り果てるシンジ。始業のチャイムが鳴る。 【9】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・シンジ「変だよね、この頃」の後にケンスケ「恋、とも思えないしな」というセリフがあった 【9】

・綾波とトウジの会話、屋上ではなく学校の裏山だった。以下の通り

離れたところなので出るに出られず隠れているヒカリ。手にはお弁当。
フィルムではあったアスカの「ヒカリ、一緒におべんと食べよ」はなし(そりゃ場所が場所だし) 【10】

裏山の背景新しく起こさなきゃいけないしな 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・遅れた3号機に対して リツコ「もう3時の作業には間に合わないわね、これじゃ。抗議してくる」というセリフがあった 【11】

・アスカ「そう!」のあと(綾波がシンジよりも人の付き合い方知らないということを聞いて) (「どちらかというとアスカの優しさにホッとするヒカリ」) とある 【13】

アスカは優しいやつなんです(ここのヒカリの心情はコンテ見ないと分からない) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・この段階では「やさしいところ」を聞いたアスカは顔を背けてヒカリに見えないところでウゲッとなっている(フィルムだとヒカリが照れたように顔を反対に向ける) 【14】

・夜の松代第2実験場 3号機の目のクローズアップ 潜んでいる使徒活動の前兆(放電?)とある 【17】
・その後こういうカットがあった 


場所 朝の病院   トウジ「にいちゃん、決めたわ・・・しばらく会えへんけど、新しい病院に行けば治してもらえる・・・からな・・・」 見舞いのさしいれ。
トウジ「おまえも明日引っ越しやで。じゃ、行くわ」 荷物を手に立ち上がるトウジ(妹はカメラに写さない) とある 【17】

フィルムでは一応最後までトウジがパイロットだと隠している 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・トウジの弁当を委員長からもらうときに アスカ「ラッキー!お弁当代浮いたわ」 (ガツガツ食べるアスカの横でしょんぼりしてるヒカリ) というカットがあった 【18】

・バルディエル登場時の爆発で伏せるミサトたち、天井に押しつぶされる というカットがあった 【20】

・松代の爆発事故についてこういうやりとりあり


ゲンドウ「被害は?」 マコト「地下の仮設ケイジは消滅しましたが、幸い、第2実験場の施設は原型をとどめています」 シゲル「連絡は未だ取れません。ですが、生存者の可能性は、大です」
その後冬月の「救助部隊をただちに派遣(ry」へとつながる 【20】

・アスカ「3号機が事故!?」 シンジ「ミサトさんたちは!?」 綾波「生存者の可能性は高いそうよ。安心して」 シンジ「でも、どうして発進なの」 アスカ「助けに行くんじゃないの」
マコト(無線)「目標は小諸 佐久防衛線を突破、現在、千曲川に沿り南下中」 シンジ「目標?使徒が来たのか、こんな時に」 発進へ  【22】

フィルムにはないシーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・射出信号時にエントリープラグ内に粘膜上のバルディエルが映るシーンはなし(たぶんまだデザイン決まってない) 【24】

・二号機が負けた時に冬月の「不意をつかれたな」というセリフアリ 【25】

・綾波「乗っているわ、彼」の後にトリガーを引こうとするが引けないシーンあり(フィルムではない)  【26】

・零号機浸食シーン、『触手が出てきて浸食』となっている 【26】

・左腕部切断(左ひじについているスーツの調整弁から鮮血があふれる) とある 【27】

・3号機戦、両者ともプログナイフを手にする 3号機が切りかかってくるが、それに刃を突き立ててかろうじて押しとどめる初号機(24話の弐号機戦みたいだ) 【28】

まるで24話の弐号機戦のよう 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・ケリを入れて3号機を突き飛ばす初号機。さらに追撃をしようとするが、背中にむき出しになったエントリープラグ(粘膜あり)を見てその手を止める。 という流れだった(フィルムよりも抵抗している) 【29】

フィルムよりも抵抗している初号機(フィルムだと全く攻撃してないので) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・ゲンドウ「今のパイロットよりは役に立つ。」のあとに「暴走は承知の上だ。やれ」のセリフアリ 【30】

・ラストシーン シンジ「トウジ…?」    「トウジ!!」とある   シンジの「うわあああああああ」という声はなく   (「シンジ、切れる」) と書いてあるだけ【37】

微妙に違うラストシーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾七話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・ミサト「3号機と4号機はあっちが建造権を主張して、強引に造ってたんじゃない…!」 ミサト「今さら危ないとこだけウチに押し付けるなんて、虫のいい話ね」ではなく、
ミサト「なによそれ、まるで失敗すると決めてるみたいじゃない」 リツコ「起動実験に危険はつきものよ」 となっている。 「例のダミーを使うのかしら」もない 【9】

・リツコ「はい、一人、生理学的に持ち上げれば、可能な子供がいます」 となっている。(フィルムだと「ひとり速やかにコアの準備ができる子がいます」 【11】

・冬月「エッセネも慌てて行動表を修正しているだろう」 フィルムではゼーレに (エッセネは組織の名前か?) 【20】

・ケンスケ「あいつは遅くなるよ。当番だからな」のあと シンジ「そうか」 ケンスケ「今日はネルフ、ないんだろ。昨日のビデオ、見せてやるよ」 シンジ「う、うん」という会話があった 【30】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・トウジと委員長のやりとりがかなり違う
ヒカリ「いつも余っちゃうの」のあと
トウジ「イインチョ、暇そうやん」 ヒカリ「え?」 トウジ「手伝ってえな」 教室にはトウジとヒカリが残って机を並べなおしている 
ヒカリ「ダメよもう少し左左左はいそこ!その前も合わせてーーー、もう一番前から合わせていかないとバラバラになっちゃうでしょ!」 トウジ「ええ嫁さんになるやろーな」
ヒカリ「ほんと?」 ちょっとうれしそうに。  トウジ「イインチョと結婚する奴あ苦労するでえ」 ヒカリ、がっかり。 トウジ「ハイ、終わりぃ」 帰ろうとするトウジ。
ヒカリ「日誌!」 トウジ「小姑みたいにガミガミガミガミ」 開かれた白紙の日誌。 トウジ「今日は何曜日?」 ヒカリ「〇曜日。前のページ見れば判るでしょ?」 トウジ(ヒカリ見て)「かしこいやん」
ヒカリ「そう?」 広い教室に西日が差し込んでいる。日誌をつけるトウジの傍らにヒカリ トウジ「五時間目なんやったかなあ」 ヒカリ「数学。なんで呼び出されたの?職員室、また何か悪いことしたんでしょ?」
トウジ「ん?そのうち教えたるわ」 ヒカリ「なによそれ」 トウジ「内緒や」 ヒカリ、笑う 
トウジ「よしでけた。俺が持ってとくわ」(「ワシ」じゃないのか) ヒカリ「鈴原」 トウジ「なんやイインチョ」 ヒカリ「・・・一緒に、帰らない?」 トウジ「ええけど、帰る方向、逆やろ」 
ヒカリ「あ、そ、そうだね、そうだったね」 トウジ「おかしなやつやなあ」 ヒカリ「・・・じゃね鈴原君」 トウジ「おう」 教室を出ていくトウジ 西陽の差し込む教室に残ったヒカリ 
名残惜しそうにトウジの机に手を置く。  というやりとりがあった。  
お弁当を食べてあげるという約束はないん。トウジと委員長の家が逆という情報はフィルムでは出てきてないが本編もそうなんだろうか 【31~34】 

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
このやりとり見たかったなぁ 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・バスケボールを入れるトウジ (「5話のバンクの裏トレス」)と書いてある(結局5話のバスケシーンはなくなったので再利用はできなかった) 
筆者によると「5話でボールを入れられなかったトウジがここでゴールを入れることによって彼の決意の深さを象徴している」という演出意図だったようだ 【37】

このトウジとバスケのくだりは有名な話である 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

フィルムとほとんど変わらないので書くことがあまりない話  委員長とトウジのカットが一番大きい。

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エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾六話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・みそ汁に関してのミサトとシンジの会話無し 【3】

・綾波→アスカの台詞「さよなら」ではなく「お先に」だった 【7】

・シンジの「戦いは男の仕事」発言の後、口ごもるミサト(「彼女が望んでいたのは『自信』であって『増長』ではない」) と書かれている 【15】

・ミサトがエントリープラグの射出を命ずるが失敗するシーンなし 【18】

・リツコ「16時間は生きていられるわ」の時のマヤの目 (リツコの機械的なクールさをちょっと軽蔑している) とある 【23】

・綾波「・・・」 (表情に出さないが怒っているレイ) とある 【26】

・ミサト「だから、帰ってきたら叱ってあげなくちゃ」の時のミサトの表情(「後悔、そして不安」) とある 【27】

・エントリープラグ内のシンジの目がクマみたいになってるのは「泣き明かした跡」 【27】

・空になってるサバイバルキットの描写があった(なくなったので設定としてエントリープラグ内にサバイバルキットがあるのかは不明) 【27】

・ディラックの海という単語はリツコの口から出るが、それが虚数空間であること、別の宇宙につながってるんじゃないかということは出てこない 【28】

・脚本段階ではレリエルのデザインは決まってなかったためミサトの「あの球体は?」というセリフが「あの顔みたいなモノは?」となっている 【28】

・ミサト「そんなにエヴァが大事なの!?」の前に「あんた、人の命をなんだと思ってんのよ!」というセリフアリ
ミサト「エヴァにこだわる理由は何?」の後に リツコ「エヴァだけが、人類最後の切り札だから」というセリフアリ 【30】

・ミサト「地下のアダム、見たわよ。あなたもう一度あの悲劇を、サード・インパクトを起こすつもり?」 リツコ「違うわ、ミサト・・・私を、いいえ碇司令を・・・信じて」というセリフがあった 【31】
(フィルムでミサトがリツコにアダムの話をするシーンはなかったため貴重なセリフである) 

フィルムでミサトがリツコの前で『アダム』という単語を出すのは22話である 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・「そうやってすぐに自分が悪いと思い込む。それを内罰的だというのよ。」 「何もできないと思い込んでいる自分でしょ?」 これはアスカとミサトの台詞だが、脚本段階ではシンジの声となっている。
シンジの心の中にいるアスカとミサトという表現をするためだろう 【33】

・「数珠のように」の話と「そればっかりやってて何が悪いんだよ」の話はこの段階ではない 【34】

・シンジ「一人はもう嫌だ」のあとにこういうシーンがあった


マヤ「あれから〇〇時間。そろそろLCLがよどんできた頃です」 ミサト「酸素は残っているんでしょうね?」 リツコ「我慢してLCLを破棄排出しなければ時間どおり、持つわ」 【34】
・そのあとに、シンジがパニックになるシーンがあった(フィルムだともっと前) 【35】

・パニックのシーンに 突然起き上がり、スイッチを狂ったように押し始めるシンジ→シンジ「外は!?外はどうなんだ!?」→モニター点灯のスイッチを何度も入れるがまるで反応がない
→シンジ「モニターは!?点けよ!点いてよ!これじゃ何も見えない、わからないじゃないか」というシーンがあった 【36】

・シンジ「お母さん?」 母「そうね。それはよかったわね」 「もういいの?」 「もういいのね」 シンジ「会いたい」 「もう一度」
ハッと目を開くシンジ。プラグ内が瞬間的に元に戻る。点灯するモニター。両目が光り輝くエヴァ初号機!  というシーンだった。
(赤いビー玉を差し出している幼いシンジのカットなし。ちなみに脚本集の筆者は このビー玉を「シンジにとっての大切なものの象徴」と書いている)  【37】

フィルムとは初号機暴走シーンが違う 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・ミサト「これは、エヴァは自動プログラムで動くロボットなんかじゃない。そう、間違いない。エヴァには『心』があるんだわ」というセリフがあった
「エヴァがただの第1使徒のコピーなんかじゃないのはわかる。でもネルフは使徒を全て倒した後、エヴァをどうするつもりなの?」の台詞はない 【39】

・リツコ「私たちは憎まれているのかもしれませんね」の後にゲンドウが「目覚めればわかることだ」というセリフアリ(エヴァが目覚めればわかるという意味か? まだ設定が固まってないっぽい) 
リツコ「シンジくんやレイがエヴァの秘密を知ったら」はこの段階では リツコ「ミサト、いいえシンジくんやレイがエヴァの秘密を知ったら」となっている 【42】

ライブ感あふれる台詞 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾伍話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・加持さんがミサトさんを見て若いころの彼女がヒールを履くようになったことを感慨深く思うところは庵野さんの実体験らしい 【2】

・猫に餌をやっているおばちゃんは脚本決定稿だと男だった。猫に餌もやっていない 【5】

・加持「15年前、この京都で何が始まったんだ」(フィルムだと「16年前」) 【6】

・アスカが学校で加持さんへ留守電するシーンなし 【6】

・フィルムにはないシーン(アスカがシンジを気にしてる描写だった) 下記のとおり

ヒカリ「じゃ、帰りちょっと付き合って。アイスおごるからさ」 アスカ「でも、シンジと本部にーー」→シンジの方を見るアスカ→シンジ、ぞうきんを絞っている綾波を見ている→トウジ「オラ、シンジ!まじめにやらんかい!」→ヒカリ「まじめにやるのは掃除でしょ!ホント、しょうがないんだから鈴原は!」
→その言い方に愛情を感じるアスカ(こういうのには敏感な娘)とある→アスカ「いいわ。アイスは3段重ねね」 【6】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房


脚本決定稿ではアスカがシンジ→綾波を見ている姿を見ているヒカリを見て、「ヒカリはトウジが好きなんだな」と感じ取っているという描写。前者の描写が削られたからTVシリーズではアスカ→シンジへの感情が分かりづらくなってしまった感はある(感想)

・フィルムにはないシーン 内容は以下の通り

デートの話「(どうして日本人ってこうおせっかいなのかしら)」→アスカ「じゃあさ、鈴原のバカも誘ってダブルデートってのはどう?」→ヒカリ(真っ赤になって)「だだだだめよっ鈴原なんて、ぶちこわしになるだけですもの!」→アスカ「そっかなぁ」→理性を総動員して気を取り直したヒカリ「とにかく、お願いね」
→アスカ「うん」→「どうして日本人って戦わずしてあきらめるのかしら」 というカットがあった。(やっぱアスカって優しいとこあるよな)【8】

ここらへんの描写が削られてしまったのでアスカは割喰ってる 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・フィルムにはないシーン(アスカがシンジを気にしてる描写その2) 

リツコ「お互い最後の一人にはなりたくないわね。レイ、シンジ(呼び捨てかよ)、アスカ上がっていいわよ」→無言のまま降りていく綾波を見るシンジ→そのシンジを見て不快な顔になるアスカ というカットがあった 【10】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・シンジ「案外綾波って主婦とかが似合ってたりして。アハハハ」と笑いかけて口をつぐむ (「この台詞は緊張の裏返し、少し調子に乗るシンジ」)と書いてある 【12】

・ミサトとアスカ会話が微妙に違う 内容は以下のとおり
ミサト「アスカ、もう寝なさい。明日はデートなんでしょ」 アスカ「うん。美形とデートよ、いいでしょ。ミサトも結婚式でよかったじゃない。」
ミサト「自分のじゃないわ。めでたくもあり、めでたくもなしよ」→押し入れ一杯の引き出物→ミサト「こうして引き出物ばかり集まるし。コレクションね、ここでくると。」
アスカ「すごい、お店が開けるわね。ね、明日アレ貸してよ、ラベンダーの香水」 という流れ

「引き出物がコレクションになる」という話題はこの話のビデオ版の予告で生かされている(名残がある) 【13】

・アスカに追い出された後のシンジの部屋3畳くらいと書いてある(さすがに3畳はないだろw) 【13】

・シンジ「わかってるよ」 (「ミサトの言葉がなんだかうっとうしく感じてこのセリフ」)とのこと 【14】

・フィルムにはないが、結婚式のミサト「とほほ・・・またひとつ、コレクションが増えたわけか」というMONOあり 【15】

・脚本段階だとユイが亡くなったのは2003年 (「年号一考」)と書いてある 【17】

・ゲンドウ「3年ぶりだな。二人でここに立つのは。」 シンジ「僕が逃げ出してから、ここに来る、勇気(他の言葉ないか?)なかったから」となっている(ユイさんが死んだことがピンと来ないという情報なし) 【17】

・ゲンドウの台詞が少し違う。「人は思い出を忘れることで生きていける。世界は人が生きていくにはあまりに辛いからだ。」となっている。 【17】

ゲンドウという人間がフィルムよりも出ている 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・遊園地のアトラクションが映るシーン、帰ってくるアスカがチェロの音に気付くシーンがあった 【19】

・チェロのやりとりが微妙に違う
そっと入ってきたアスカ、シンジの演奏に耳を澄ます →終わって拍手するアスカ。照れるシンジ
→アスカ「チェロなんか持ってたの」 シンジ「ずっとしまったままだったんだけど今日はなんか弾いてみたくなって」 アスカ「けっこういけるじゃない」
シンジ「ほめられるほどの才能はないよ。5つの時から教えられてこの程度だもの。」 アスカ「へーえ、十年近いキャリアか。少し見直しちゃった。『継続は力なり』ね」
シンジ「ホントはすぐにやめてもよかったんだ。先生に言われて始めたことだし、あまり好きじゃなかったし(これ初出)」【20】

・加持「女性にはね。仕事はズボラだよ。」 リツコ(ホントは逆だと確信している)とある。加持「負けない戦はしない主義だ。一度敗戦してるとね、臆病になるよ」のセリフアリ 【22】

・リツコ「自分の話はしない主義なの。面白くないもの」→(「リツコの気持ちを察し、話題を変える加持」)とある【23】

フィルムにはないシーン

加持「遅いな、葛城。化粧直すのに何時間かけてんだ」 リツコ「好きな男の前だからでしょ」 加持「男の前ね。(自分からその話題を避けて)そういえばこの間、アスカの買い物に付き合ってたら、いきなり顔、真っ赤にして帰っちゃったよ」 リツコ「トイレをがまんしてたのよ」 加持「だろうな。気にすることないのに」 リツコ「女の子には一大決心よ。好きな子の前でトイレに行くなんて」
加持「難しい年ごろだな」 という会話アリ。 その後リツコ「ところで京都、何しに行ってたの?」となる 【23】

・加持「男と女だな」 リツコ「矛盾する二つの心が同居してるから、おもしろいんでしょ、人生は」というセリフがあった 【24】

・去り際にリツコ「じゃ、(加持にそっと)ミサト、よろしくね」というセリフアリ 【24】

・シンジに電話するミサト、脚本決定稿だとアスカの「ミサトは?」の回答として留守録ボタンを押して再生するという流れ。 それを聞いたアスカの「保護者の自覚、あるのかしら」というセリフアリ 【25】

・ミサトの「私、変わったかな?」への返答は加持「少し、素直になったかな」であった 【26】

・ミサト「酒の勢いを借りないとあなたと話もできない、臆病者なのよ」 ミサト「シンジに何も言えないような子供なのよ」(フィルムだと「子供なのよ」だけ)というセリフアリ 【27】

・ミサト「ミサト、おっそいわね」 シンジ「うん」 気のない返事にムッとするアスカ →キスしようか の流れになる。 
(この回全体的にアスカ→シンジへの感情がわかりやすい。ほとんど没ったが) 【28】

・キス後 シンジ「フハー、窒息するかと思った」 アスカ「(不快な顔して)うえっ、やっぱり暇つぶしでやるもんじゃないわ。気持ちわりい。うがいしよ。」
→「デリカシーのかけらもないアスカのうがいがシンジの心を容赦なく傷つける」とある(フィルムだとシンジが傷ついたようには見えない) 【30】

・加持「まだ起きてたか、すまない。葛城がちょいとな。」 アチャーとなるシンジとアスカ。  シンジ「あの、いつものことですから」
ミサト「(呂律が回らずに)こら、シンジ!何がいつものことよっ!こいつの前で変なこと言わないでっ!!」 加持「こいつの布団、敷いてやってくれないか」
シンジ「あの、敷きっぱなしです」 加持「万年床か。あいかわらずズボラだな」 ミサト「うるさ~いっ!!」 所かまわずケリを入れるミサト その様を冷めた目で見ているアスカ という描写があった 【31】

・アスカ「加持さん、ラベンダーの香りがした・・・(シャツに口紅はどうするか?)」とのコメントあり 【33】

・試験管の中の綾波、アルカイックスマイルのようなその表情と書いてある(フィルムだとそんな感じしないけど) 【34】

・加持さんが歩いてる地下通路 (「BC兵器対策のためか、空気が風となって流れている」)とある 【34】

・リリスを見てエヴァ3号機だと勘違いするミサト フィルムだと「アダム。あの第一使徒がここに」とあり、知ってるような様子だったが決定稿だと「アダム!?」だけでおそらく知らない 【36】

カテゴリー
脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾四話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・この段階ではテロップにラミエル以外の名前がついていない(名前が決まってない)

 
・この段階では リツコ「シンクロ率はほぼ初号機と変わらないわね」 
ミサト「パーソナルパターンが同じ?零号機と初号機は」とある(ミサトさんが零号機と初号機のパーソナルパターンが同じだと初めて気づく描写だった) 【16】

・(モニターの波形パターン 弐号機だけ違うのを見て) ミサト「(弐号機だけが違うわ)」 ミサト「レイのパターン、初号機とよく似てるわね」
リツコ「だからこそ、シンクロできるのよ」とあった 【17】

・アスカ「あたしはテストしなくていいの?」 ミサト「弐号機以外乗る気ないでしょ?」 アスカ「そりゃそうね」のあと、
横目で冷たく見ているリツコ→それに気づくミサト、さっと目線を戻すリツコ→いぶかしむミサト という描写があった 【18】

ミサトとリツコが横目で反応を伺うやりとりは参号機起動実験中にもある 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・アスカ(自覚のない嫉妬交じりに)「何がニオイよ。変態じゃないの」 【19】

えっここアスカ嫉妬してたの!? 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・リツコとマヤのダミーシステムの話、アスカの「ママのおっぱい」とかいうからかいはプラグ内で綾波のイメージを見て混乱するシンジのカットの後だった 【20】

・リツコ「零号機がシンジくんを拒絶!?」のあとに「いえ、逆かもしれないわね」というセリフがあった 【23】

ここらへんの零号機の設定、ライブ感だと思うんすよね 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

カテゴリー
脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾参話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

放映話数では13話制作順では14話に該当する(そのため、この回以降のコンテでもこの回からのバンクを使用する場合は#14と書かれている)

・この話のプロット・アイデアは磯光雄氏が提出した。
磯光氏が提出した最初の脚本が通常の倍以上の内容があったため、それを薩川昭夫がまとめ直し→庵野監督が手を入れるという流れで完成した【2】

・フィルムにはないがリツコ「このテストのために1400時間も費やしているのよ」とのセリフアリ 【5】

・アスカ「8回も垢を落とされてね」(フィルムだと17回) 【5】

・脚本段階では模擬体のテストの時に冬月がいてセリフもある 
冬月「初実験の悪戦苦闘。あの時1か月もかかったのがウソのようだな」→これはミサトの台詞になり、「1週間もかかったのが」に変更
冬月「問題はないようだな。いいぞ、マギを通常に戻せ」→これはリツコの台詞になった 【7】

・リツコ「ジレンマか。作った人間の性格がうかがえるわね。」のあとに「あえて同じものを作って対立させるなんて」というセリフがあった 【8】

・ミサト「作ったのはあんたでしょ?」→やや不機嫌そうなリツコとある 【8】

・リツコ「基礎理論と本体を作ったのは、母さんよ」 この段階ではここでサブタイが入っていた 【8】

マコト「無理もないっすよ」の発言のあとに
マコト「あれ?ここの変質度に、差がありますけど」
冬月「ああ。その施設は日本と取引があって、製造企業がバラバラなんだ。パーツごと」
マコト「政治はめんどうっスね」
冬「明日までに処置しておけ、碇がめんどうだからな」(フィルム通り
シゲル「了解」(フィルム通り)
冬月「(シゲルに)警報はいい。だが、下の赤城博士には知らせておけ。大事な実験中だからな。」というやりとりがあった 【9】

・ミサト、脚本段階では模擬体のテストにいなかったので、レーザーがATフィールドに弾かれてから「状況は!?」の台詞と共に登場 【13】

・ゲンドウ「警報止めろ!」→青葉気が付かず→冬月「(マイクに)警報停止!そう、停止だ!」→青葉あわてて反応。警報が止まるというやりとりがあった 【14】

・アナウンス「セントラル・ドグマ完全閉鎖。大深度施設、使徒に占拠されました」→アイキャッチ  

フィルムではここに入った冬月「使徒に対しどう攻める?」はそれよりもちょっと前に入っている 【16】

・ミサト「マギって人格移植OSなんでしょ?」とミサトが切り出し、「エヴァにも使われているのよ」とリツコが返す(フィルムだとミサトは人格移植OSはエヴァに使われている技術だと知っているが、マギにも使われている技術とは知らない。脚本だとその逆) 【30】

・脚本決定稿だとNERV本部自爆までの秒読みアナウンスはなし 【32】

・フィルムだとカスパーからメルキオールまで一瞬で青い光が走るが、脚本決定稿だと、自爆が中止されたあとに、若干時間がかかっている 【33】

・ミサト「今日はおしゃべりじゃない」のあとにリツコ「たまにはね。あなたの気持ちもわかるような気がするわ」というセリフアリ 【35】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

カテゴリー
脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾弐話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・セカンドインパクトのカット,この段階だと光の巨人は映っていない 【4】

・この時点でのアダムの翼は2枚(フィルムだと4枚) 【4】

・この段階だと3バカの後にアスカがびしょびしょになって帰ってくる 【7】

・ミサトの昇進の件,やっぱりトウジもよくわかってないが合わせてるだけ 【8】

大半の視聴者が思った通りここのトウジはケンスケに合わせてるだけ 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・「(少し冷たい感じで)そうして,人の顔色ばかり気にしてるからよ」 【12】

・ミサトさん昇進祝いパーティーの前に,「今晩暇か?」と学校でシンジに聞くケンスケとトウジの描写あり 【12】

・ミサトがかけてる「祝!三佐昇進!」のタスキ、この段階では「おめでとう」(内容一考) 【12】

・アスカとトウジがガヤガヤ言い合いしてるシーン (ヒカリはトウジに気があるニュアンスを入れる)とある 【14】

フィルムではここでヒカリがトウジに気のある描写は入らなかった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房


・ゲンドウ「生物として,生きたままね」(フィルムだと「生きたままだ」) 【16】

・冬月「人が生き,使徒のいない世界を望むよ」 【17】

・マコト「20分前に突然現れました」(フィルムだと2分前) (20分前だと遅すぎる罠) 【17】

・脚本だと「N2高空爆雷」と書かれているがフィルムだと「N2航空爆雷」(アニメ見てるだけじゃわからんだろ) 【18】

・アスカ「え~手で受け止める!?」の部屋。この段階だとジオフロント内の公園も検討されていた 【21】

・綾波「肉,キライだもの」のあとにミサトと加持のこういうシーンがあった


加持は大きめのトランクを持っている
加持「やっ」 ミサト「まだいたの?」 加持「そりゃまたごあいさつだな。最後の便で撤退するよ。」
ミサト「(ふざけて)あぁあらそう。(マジに)早い方がいいわ」 加持「しかし,相変わらず無茶な作戦を立てるな,葛城」
ミサト「(向こうを向き)反対意見なら聞かないわよ」 加持「俺の仕事は監察だ。作戦指導の権限はないさ。」
ミサト「なら,けっこう」 加持「ただ,今回はやばいんじゃないか」
ミサト「私は使徒から逃げるわけにはいかないのよ。絶対に」 加持「そうだったな。ただ,私怨で仕事するのは,他人が迷惑するだけだ」
ミサト「覚悟の上よ」 加持「まっ死ぬなよ。三佐殿」

特筆すべきは加持さんもミサトさんの嫌な部分をちゃんとわかってるということ。そしてリツコさんと同じように他人が迷惑すると口に出して指摘するところ。ミサトさん寄りの加持さんが言うからこそ印象的である  【24】 

フィルムにはなかったかなり重要なミサトさんと加持さんの会話シーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房 

・エスカレーターに乗ってるシンジとアスカの会話が若干違う

シンジ「さっきのが中央発令所か。初めて入ったよ」 アスカ「私も。現場のパイロットには関係ないもの」 【26】

・アスカ「わからないって、アンタバカ?」 シンジ「そうかもしれない」 (いつもみたくシンジがムキにならないので拍子抜けするアスカ)とある 【27】

・フィルムではウォークマンを聞いているアスカ この段階では鼻歌だった 【28】

・ミサトさんの回想 場所は高台(「他に何かいいばしょないか?」) とのコメント 【28】

・自分の研究,夢の中に生きる人だったというミサトの話を聞いて「父さんと同じだ。」というシンジのセリフは確信をついている。
その後に続く「心の弱い,家族という現実から逃げてばかりいた人だったのよ。」という人物だからである。(これは自分の感想) 【28】

台詞の流れがフィルムとは若干違う

シンジ「では,僕はなぜエヴァに乗っているんだろう」→回想ミサト「父の呪縛から逃れるために」→回想シンジ「逃げちゃだめだ×3」→シンジ「そう,逃げちゃダメだ」という流れとなっている。(こっちのほうが①ミサトは使徒へ復讐する,父の呪縛から逃れるために戦っている→②シンジはなぜエヴァに乗って戦っている?という流れになっているので両者の父への想いの対比がわかりやすい)

・この直後にインサートされる映像は(「何かから逃げているシンジ」)とのこと【28】

・この段階ではエヴァたちのクラウチングスタートなし 【30】

・ここのエヴァ音速を超えているとある(少なくともこの段階では) 【31】

・綾波「アスカッ!フィールド全開!」(綾波の「アスカ」呼び・・・) 【31】

キャラが固まってないのかアスカの名前を呼ぶ綾波 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・サハクィエル戦勝利後にフィルムにはないシーン
シンジ「みんな無事?」 笑顔のアスカと綾波がシンジのモニターに映る→満足そうな笑顔になるシンジ
→アスカ「さて,ミサトに,たっかいステーキおごってもらわなくっちゃ」 【33】

・その後発令所 
マヤ「第三芦ノ湖の誕生ですね」 マコト「この程度の被害で済むとは運がいいですね」
リツコ「ホント,首がつながってよかったわね。葛城三佐。」 という会話あり 【33】

・この段階では「初号機を破損」ではなく「初号機を大破」 【34】

・綾波「あたし,ノリラーメン」(『ニンニクラーメンチャーシュー抜き』はアドリブなのは有名な話) 【36】
・ちなみにアスカはこの段階では『ネギラーメン』 【36】

・アスカ「(あきれ気味に)あんた,そんなことで乗ってんの?・・・ホントにバカね(「やさしさ有り!」)と書かれている 【36】

ここのアスカの台詞にはシンジへの優しさがあるとのこと 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房
カテゴリー
脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第拾壱話)

EVANGELION ORIGINAL〈2〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%881%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173211

・フィルムにはないシーンあり(零号機の稼働時間延長試験でS2機関の話題が出る。) 内容は以下の通り

リツコ「0.01だけ下げて、やってみましょう」 マヤ「了解」 

リツコ「これでだめならもう、S2機関に頼るしかないわね。」 男「S2機関?」 リツコ「スーパー・ソレロイド・エンジン。第4使徒から回収した機関区らしきものよ」 
男「修復してるんですか?」 リツコ「ドイツの第2支部でね。基礎理論ですら推測に過ぎない、未知のエネルギーなのに。」 
男「また使徒の技術の流用ですか」 リツコ「贅沢、言えないわ。情けないけど、これが人類の限界なのよ。なりふりかまってられないのよ、すでにね。(気を取り直して)さ、再起動実験始めるわよ」【6】

フィルムにはないS2機関の会話 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・シンジ「こんな時だけ、人に頼るんだもんな~!」なし 【16】

・選挙カーの高橋覗、この回の作画を担当したジブリのP高橋望から 【17】

・フィルムにないシーンあり(複雑怪奇な地下構造はテロ対策だという説明台詞) 内容は下記のとおり

アスカ「なんで駅からこんなに歩かなくちゃいけないのよ。せっかくの計画都市なんだから、もっと近くに本部を作ってくれてもよかったのに。」 アスカ「おまけにやたらと複雑怪奇な地下構造」 シンジ「ミサトさんがよく迷うわけだよ。なんでもっと簡単にしなかったんだろ?」 
綾波「テロ対策なの」 シンジ「テロ?何それ?」 アスカ「私たちのすることに文句のある人たちよ」 綾波「そういった外部からの侵入を防ぐために、わざとこんな作りにしてあるの」   
エレベーターの加持「ま、生きる努力を捨てた連中は、とかく他人を巻き込みたがるからな」 ミサト「じゃまくさいやつらね」【18】

NERV本部が迷路みたいになっている理由の説明(フィルムにはないが大事なシーン) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈2〉富士見書房

・青葉「被害状況です。電線の物理的な切断が27か所。プログラム操作による巧妙な隠ぺい工作が16か所」(先のやりとりもだが、フィルム段階だと停電は人間がやった感が強い) 【19】

・縦穴から落ちる時の初号機、肩のナイフ飛び出しで止まる(フィルムだと手) 【32】

・アスカ「ゲーエン!」なし(ちなみにゲーエンとはドイツ語で「いくぞ」の意) 【34】

・ミサト「漏れちゃう~」なし 【35】

・この段階では星を見てる3人のシーンにシゲルがギター引いてるシーンはない(どうやらもっと前の段階のシーンみたい) 【36】