【第壱号】
・エヴァの会話は基本的に顔を合わさない。2話でも基本的にそうだが最後に初号機とシンジの目が合うという構成になっているとある。
・サントラ収録曲の種類、タイトル、収録順は庵野監督によるもの。
【第弐号】
・甚目さんが「ミサトはどういう人なの?」と庵野監督に聞くと「月野うさぎみたいな人」と返答が帰ってきた。
ミサトさんがラーメンにカレーを入れるシーンは甚目さんが月野うさぎを思い描きながらやったからできたようなもの。
・甚目さんはミサトさんは家にいる時よりも軍人をやってる時の方が素だと勘違いしていた。そのため最初に甚目さんが描いた4話のコンテでミサトは最後にシンジを迎えに行くシーンで軍人らしい態度(ボロボロに泣くシンジを「よく帰って来たね」という目をする)を取っていた。本当は「弱っちい子供大人な女だった」
4話でミサトがシンジにエヴァに乗るのか乗らないのか問いただすシーンも当初はミサトは冷静に「ここから出ていきなさい」という感じでコンテを描いていた。だが、その話をしているうちに
「ここは違うな」と思い直して庵野さんに「感情的になってバーンと出ていく方がミサトですかねえ」と聞いたら「そうそう」と答えが返ってきた。
そこでミサトの姿がようやくつかめた。【ゲリオンな人たち】
・シンジが来ている「XTC」と書かれているTシャツは実在する(英国のバンドXTCのロゴ)【ガイナさん】
・エヴァの次回予告は30秒の長さでつくられる予定だったがフォーマットの関係でテレビ放映時には15秒バージョンが使われた。【ところで】
【第参号】
・元々3話のあとに5話が来るはずだったのだが「やはり、このままシンジはエヴァには乗らないだろう。次の戦いの前に彼と周囲の人間との関係のエピソードが1話分いる」と判断されて4話が制作された。
制作上の都合でエヴァのアフレコは1話→2話→5話→6話→3話→4話の順で行われた。そのためケンスケとトウジの初アフレコは5話。
・シンジが綾波を押し倒すシーン 最初のコンテではシンジの頭の上にドサっと下着がのり、シンジが下着まみれになるというコミカルなシーンだったが、庵野監督から「もっとシリアスに。
青洲のホロ苦さを出すようにとの指示でああいうシーンになった。【もっと重箱の隅】
【第四号】
・榎戸洋司さん、居酒屋で庵野さんから「エヴァンゲリオンの意味は「福音」です」と聞いている。【天使を描くとき・天使の描く窓】
・22話の猿のぬいぐるみのエピソード 庵野「ぬいぐるみ何が好き?」 みやむー「おさる」 庵野「それふみつけるから」 みやむー「は!?」
さるのぬいぐるみを裂くのはすごくつらかったとのこと。【CASTから一声】
・7話のシンジがミサトのだらしなさを責めるシーンのカットは岡本喜八作品を意識しているとのこと。【もっと重箱の隅】
・JAの完成披露宴の花輪 イクハラ電子電波という会社がある。セーラームーンの監督であり庵野監督の友人である幾原邦彦さんのこと。【もっと重箱の隅】
・JAが起動時に使われたプログラムが「ジェット・アローン起動用オペレーティングシステムver2.2.1c」
ラストで正常に戻った時に使われたプログラムが「ジェット・アローン再起動用オペレーティングシステムver2.1.1b」 起動用プログラムの方がverの数字が大きい。
バージョンアップする間にネルフ側が暴走するプログラムを忍ばせたのだろうとのこと。【もっと重箱の隅】
・8話のアスカのパンツはセル画では全体が見えるまで描いてある(第4号に写真も載ってる)あえてパンツが見えない方がHに見えるという演出だろうと書いてある。【もっと重箱の隅】
・加持さんとして山ちゃんがアフレコに参加したのは9話から 9話→7話の順(8話は加地さんとゲンドウは別録りとのこと。順番は知らん)【もっと重箱の隅】
・「チャ~ンス」と庵野監督の話は有名だがみやむーも8話のアフレコの中で一番苦労したのがこのセリフとのこと。何度も何度も繰り返し録ったとのこと。(庵野監督がこだわったっぽい) 【もっと重箱の隅】
【第伍号】
・9話の冒頭でリツコがかけている眼鏡はナディアのエレクトラさんがかけていたものと同じデザイン。【もっと重箱の隅】
・「ジャンアント・ストライド・エントリー」が「ジャイアント・ストロング・エントリー」と言われているのは「庵野監督が昔そう習ったから」【もっと重箱の隅】
・羽化する使徒のシーンは人間の赤ちゃんの声を加工したいとコンテやアフレコ台本には書いてあるがフィルムではそうはならなかった。【もっと重箱の隅】
・9話でシンジとアスカがキスしそうになるカットは1コマで唇が近づいていくあたりが劇場版セーラームーンRを意識している。(長谷川眞也さんより)【ゲリオンな人達】
・9話の6日間の特訓のカットは摩砂雪さんが原画描いた。音楽とシーンを合わせるのも摩砂雪さんアイディア。【ゲリオンな人達】
・第壱中学の制服デザインは貞本さんが見た学園物のAVが元ネタ。【ガイナさん】
・9話アスカのアイキャッチ前の「プィっ」アフレコ現場での庵野監督の指示によるもの。【声優博士のちょっちチェック】
・25話と26話を当初の脚本に準じた形で制作するとのアナウンスあり。19話は再ダビング版に、21~24話は新作シーンを入れるとのアナウンス。【スターチャイルドからのお知らせ】
【第六号】
・11話の市議選立候補者は当時のジブリのプロデューサーを基にしているので詳細なプロフィールがある。【もっと重箱の隅】
・11話ラストで青葉がシンジ、アスカ、レイの3人の隣でギターを弾きながら歌を歌うという案もあったそうだ。(ちなみに脚本決定稿やコンテではこれらのシーンはないのでもっと前の段階だと思われる)【もっと重箱の隅】
【第七号】
・エヴァの次回予告は全部庵野監督が描いてる。【もっと重箱の隅】
・「潔癖症はね、辛いわよ」は過去のリツコのこと 「他人事の如く淡々と言っているが、実は過去の自分のことを冷めた自分の目で語っている」との指示がAR台本にあり。【声優博士のちょっちチェック】
【第八号】
・16話のシンジのインナースペースを古びた電車の中で処理するというアイディアは鶴巻さんのもの。鶴巻さんが昔見た夢が元になっている。【もっと重箱の隅】
・「初めての、TEL」から「鳴らない、電話」になったのは薩川さんが人を殴るシーンが苦手でトウジがシンジを殴るシーンを書けなかったから。
・また、一緒に戦って仲良くなるパターン(当初のプロット)に馴染めなかったから。このころはまだトウジは関西弁じゃなかった。
・3話は7稿まで書いたが完成しなかった。
・薩川さんはその後3話を途中で庵野さんたちに任せてマグマダイバーを書いていたが、庵野さんから「3話のことで話がある」と言われ行ったら監督、副監督、貞本さんがいた。
その時に「もう1本必要なんじゃないかという話になった」 貞本さんも「一緒に戦って、初めて電話がかかってきて、めでたしめでたしというのはそりゃあないんじゃないか」と言っていた。
・4話は庵野さんがプロットを書いている時間がないということで薩川さんがプロットから最終稿までやった。
・マグマダイバーは当初はシンジが修学旅行に行けなくてダダをこねて、最後に溶岩に潜って、トウジたちに地下何千メートルの溶岩をおみやげに持って帰るという話だった。
・シンジの熱膨張の話は当初は10話にはなかった。もともと12話に戦闘の場面があって、そこで出てくる予定だった。
・5話、15話、21話はロボットの戦いがあまりないという理由で薩川さん自ら志願した。
・「ホメオスタシス」は庵野さん 「ヤマアラシのジレンマ」「ジェリコの壁」は薩川さんアイディア
・12話や15話は第1稿→決定稿とスムーズに決まった。
・15話は3日で書いた。
・21話はかなり長くかかった。
・15話は小津安二郎の「秋刀魚の味」という映画を下敷きにしている。「結婚式と葬式」というのを一緒の話に入れたのはそれ。
・15話はシリーズ構成ではシンジとゲンドウがレストランで食事をすることになっていた。 【もっと重箱の隅】
・15話でアスカがうがいをするシーンのアフレコはホントにうがいをしている。【声優博士のちょっちチェック】
【第九号】
・松本市を舞台にしようと言っていた時期もあった。
・樋口さんは庵野さんから「加地はプロハンター(昔の探偵ドラマ)の草刈正雄みたいにしてくれ」と言われた。ただ、キャラクターイメージはもっと下半身ユルそうなキャラにした。
・17話、18話はガメラ2の準備とぶつかっちゃったので、第1稿を書いたら庵野さんに任せちゃったから申し訳ない気持ちが大きいとのこと。
・17話、18話のプロットは「シンジが親父に裏切られる話」
この2話はシンジが心に傷を負うという展開が決まっていたので、樋口さんは「ミサトさんに裏切られる話にしたい」と思っていた。
・この2話は返ってきたウルトラマンの36話・37話のように「日常側にいるヒカリ・トウジのうち、トウジだけNERV側(非日常)に引き抜かれてしまった時に起こる摩擦、悲劇を描きたかった。帰ってきたウルトラマンの突き放すような無常感が大好きなのでそういう感じの話ができないかなと思ったため。
・この2話で委員長がステロタイプな恋する乙女になってしまったのは残念に思っている。中学生というものはあそこまで想っていることを口にしないのではないかと思っているので。
・他人と一緒に生きていけるなんてのはエヴァでは幻想なのでコンテを描くときもそういうところに気を付けた(アスカがからかってもシンジは心の底からは楽しそうではなく冷めてるような感じにしている)
・17話はもっと市川準さんみたいにドライな感じにしたかった。仕事が重なったのもあるが、それができなかったので庵野さんにはしばらく顔向けできなかった。【もっと重箱の隅】
・スキゾエヴァにも書いてあったがこの時期に庵野さんがカーレンジャーにハマってることについて書いてある。【ガイナさん】
【第拾号】
・19話の次回予告30秒バージョンで間違えて「人のかたち、心のかたち」と言っていることについて、マスタリングの時に大月さんが気づいたが、もう録り直してる時間はない→
一緒にいた庵野さんが「まぁこれはこれで」と許可を出した。
【スターチャイルドからのお詫びが多くて済みませんのコーナー】
【第拾壱号】
・21話、謎の円盤UFOにも終盤の22話に組織SHADOが生まれたきっかけの過去話があり、この話もそれを意識しているのではないかと書いてある。
・若いころのゲンドウはそのドラマのストライカー指令に似ている。ちなみにその話でも司令官とその妻の関係が描写される。
・22話のエレベーターのシーンはTV版ではアスカがまばたきをするだけ ビデオ版から鼻をすするシーンが追加されている(DEATH編もこれ) 【もっと重箱の隅】
・ユイが消失したあとのゲンドウ・ユイ・冬月のモノクロの映像はフィルムブック8巻の表紙の流用。【新作カット&シーンを探せ!!】
・22話のサルの絵はみやむーがサイン等を書くときに添える絵が元ネタ。庵野監督がみやむーに尋ねる前はサルではなくクマの予定だった。【声優博士のちょっちチェック】
【第拾弐号】
・23話のオーバーラップで初号機とリリスが下半身同士で繋がっている段階での画像が入るシーン。これは「ユイが消失してしまった実験をした段階でのリリスと初号機」(つまりユイが初号機に取り込まれた時は初号機の下半身はリリスと繋がっていた?)
・23話の予告のレイアウトの吹き出しはあくまで「予告編のためだけの演出」 実際にアフレコに使われたレイアウト撮ではフキダシは入っていない。(つまり23話の予告は地味に手間がかかっているということか)
・24話の英文サブタイは聖書からの引用 【もっと重箱の隅】
・カヲルくんの身体については特に誰のものという設定はないらしい(ガイナの広報の人が言うには) 【ガイナさん】
・石田彰さん:ドラマCD「終局の続き」でのカヲルくんはやおい系で演じたのだが、ファンからは拒絶反応をもらった。
そのため、劇場版をやる時に「ああいう方向にやっちゃだめなんだな」と分かったため助かった。【CASTから一声】
・零号機の中からいろいろ飛び出したときのミサトさんの「レイ!」 実は新録音。
・新作カットで零号機が自爆するときの赤ちゃんのような声は新録音用の台本には指示がなく、当日アフレコ現場で演出からのアイディアで急遽入れられたもの。声はもちらん林原さん。
・零号機が自爆したあとの現場のアナウンスで『D-16』という単語が出てくる。台詞は「了解。D-16の発令を承認」 TVだと明瞭に聞こえるとのこと。
・23話ビデオ版では綾波が自爆する場面・リツコがラストで号泣するシーンの声を録りなおしている。24話でカヲルくんと綾波が会うシーンもそう。【声優博士のちょっちチェック】
【第拾参号】
・劇場版の曲名がTV版のように英語じゃなくて日本語の理由は庵野監督曰く「飽きたから」【D.ヨのエヴァンゲリオンCD事情】
・リツコの「うそつき」という台詞に迷いのあった山口さんは当初は納得する演技ができなかった。本番時に庵野監督はゲンドウ役の立木さんに「本当に」の後に続く言葉を言うように指示を出し、その台詞を受けて山口さんはようやく思い切った演技をすることができたとのこと。【声優博士のちょっちチェック】
【最終号】
・26話の砂場のシーンでの女児二人は林原さんと宮村さん。(当初は矢島さんと川村さんが演じる予定だったが、現場で変更されたのではないかと書かれている)
【声優博士のちょっちチェック】
・「メサイア」や「第九」は新録音する時間が無かった、莫大な費用が掛かるためそのまま使っているが、「Kanon」や「G線上のアリア」は「既存音源のものは権利関係が複雑なので今後は可能なものは新録音しようということになった」とのこと。
しかし「主よ、人の希の喜びよ」に関してはなぜか既存音源を使用している。筆者はこれは「現実に存在する音」として演出的な意図で選ばれたのではないかと思っているとのこと。
【D.ヨのエヴァンゲリオンCD事情】




















































