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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾四話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・最初のシーン(全没)

冬月「フィフスチルドレン?」 ゲンドウ「そうだ。明日ドイツから空輸される」 冬月「マルドゥック期間を通さない5人目の子供か。キナ臭いな」 ゲンドウ「ああ。ゼーレからの贈り物だよ」
冬月「該当するエヴァの機体もないのにか?弐号機のコアを入れ替えさせるつもりか。」 ゲンドウ「あり得ない話ではない」 冬月「いずれにせよ、あの老人たちが送り込むのだ。ただの子供ではあるまい」
沈黙のゲンドウ。 冬月「死海文書にある最後の使徒。その出現を前に、厄介ごとが増えたな。」 →サブタイ  という流れ  【3】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・廃墟のアスカ (「何日も食していない様子」)と書かれている 【4】

・シンジ「綾波レイを、エヴァを、母さんを、何をしているんだ父さん?」となっている(フィルムだとエヴァをはない) 【6】

・その後没シーン

アナウンス「マギシステムの第156次定期検診は、予定通り行われます」 アナウンス「各フロアは通常位置にて待機してください」 ミサトのアップ ミサト(振り向いて)「碇司令は?」
シゲル「今日は、まだここには見えていません」 ミサト「リツコは?」 マヤ「今日は欠勤だそうです。マギの定期検診の日に休むだなんて、どうしたんでしょうね」 マコト「雪でも振るんじゃないかな?」
日向の軽口を尻目にマジ顔のミサト(心当たり、有) ミサト「・・・まさか、ね」【7】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・リツコとゲンドウのシーンの後没カットあり

地下鉄ホーム  

公衆電話の受話器を置くシンジの手。出てくるテレカ。  シンジ「イインチョウのところにもいない」 弐号機の前に立つシンジ。 「どこにいったんだろ・・・アスカ」
エレベーターの前に立つシンジ。 「でも会ってどうするんだ。綾波の話でもするのか?」 2話のバンクで開くエレベータ。躊躇するシンジ。エレベータの中のレイ。変わらぬその表情。
目線をそらすシンジ。閉まるドア。ただ、立ち尽くすのみのシンジ。というカット  その後 カヲル君との出会いのカットへ 【10】

2話のゲンドウのようにエレベーターにいる綾波を見て立ち尽くすシンジ 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・シンジの台詞「綾波。アスカ。ミサトさん。僕はどうしたら・・・どうすればいい?」 フィルムだと綾波ではなく母さん 【11】

・カヲルくん初登場シーンが微妙に違う 
ネルフ本部直上の荒野

爆音に交じって聞こえてくる歌声。
シンジとカヲルが見つめ合った時に降下してくる数基のVTOL。カヲルを囲むように円陣を組んでいる →カヲル「礼のない、無粋なお迎えだね」 カヲル「じゃ、シンジ君。また」
水辺を歩きながら去っていく少年。 呆然とするシンジ 【12】

フィルムとは微妙に違うカヲル君初登場シーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・エスカレーター カヲルくんと会った時にちょっと驚く綾波 理由は(待ち伏せが珍しいので) 【14】

・冬月「フィフスの少年がレイと接触したそうだ」 ゲンドウ「そうか」のあと 冬月「彼はレイの居場所を知らないはずだがな」 というセリフがあった 【15】

・ゲンドウのもうすぐだよ、ユイのシーン 初号機ではなく全裸で横たわっているレイを見ての台詞 
なお最初の台詞だけ違い、 「レイ、お前に残された時間は残り少ない」となっている(旧劇と一緒だ) 【20】

人間には時間がない=綾波の寿命のことも含まれているのか 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・自分の部屋でカヲルくんを回想する綾波のシーンはない 【20】

・シンジ「僕には何もすることが無かったから」の後に「生きることに僕は何もなかったから」というセリフがあった 【22】

・ミサトとマコト 「遠くから見ると恋人同士に見える」とある 【23】

・なおも降りてゆく少年と弐号機。少年の冷たい笑み(自嘲なのか・・・) とある 【28】

・結界のシーン微妙に違う
青葉「目標ロスト!」 マコト「そんなばかな・・・この至近距離ではありえないぞ!」 マヤ「いえ、初号機、弐号機共に反応が消えてます」 ミサト「まずい!最後の結界を張ったんだわ!」 【33】

フィルムでは「まさに結界か」 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・レイ登場時にシンジの「なんだ!?」なし 【35】

・カヲルくんの台詞が微妙に違う 「弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。生の本能が強くなれば、融合を始めたと思うからね」 
「だが、このまま死ぬこともできる」は「このまま死なないこともできる」となっている 【36】

微妙にニュアンスが違う 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・カヲルくんを潰したあとにこういったシーンがあった

発令所  一斉に正常に戻るモニター  シゲル「映像、回復」 マコト「ATフィールド消滅、反応なし」 マヤ「エヴァ初号機発見」 マコト「目標の殲滅を確認しました」 沈黙のミサト 【38】

フィルムにはないシーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ゼーレの会議室 並ぶモノリス  
キール「アダムの子供である、使徒は全て滅んだ。残った最後の使徒は我々人類だけだ。」 キール「リリスに魂を宿し、不浄な世界を浄化する、約束の時は来たのだ」
(第2稿でもそうだったが、この段階でも「リリスに魂を宿す」ことと「人類を新生させる」ことがゼーレの目的として一緒くたに語られている

発令所
冬月「時は満ちたな」 ゲンドウ「ああ、全ては終わり、これから始まるのだ」 【39】

最後の使徒が人間だという情報が劇場版よりも先にもうここで出ている 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・白い壁に囲まれたケイジ  

手に血が付いた初号機を見つめているミサト「使徒は全て倒した。人類は生き残った。後に残った私の敵はーー」 ミサト、初号機の顔を見て
ミサト「このエヴァンゲリオンだけね」 何も語らない、エヴァ初号機 【39】

フィルムにはないシーン 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ラストシーン微妙に違う  

カヲルが座っていたガレキに同様に座るシンジ(フィルムだと首のない像に座ってたのでこれは無理) 
シンジ「初めて人から好きだって言われたんだ」→シンジにゆっくりと体を寄せるミサト。シンジ「カヲル君が生き残るべきだったんだ」 
→シンジを抱き寄せるミサト。素直に身を任せるシンジ 
冷たいね、ミサトさん等の会話は一緒 【39~41】

カヲルが座っていた場所が変わったのでこのシーンも変更 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
フィルムとは違いシンジを抱き寄せるミサト(これは23話の手に触れるシーンとの対比になっているのだろうか) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
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絵コンテ

エヴァの絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等(第弐拾参話)

新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈4〉 より    

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E7%B5%B5%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E9%9B%86%E3%80%884%E3%80%89-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4829173505

・ミサトの部屋の缶コーヒーの山 (「酒断ち?」) とのコメント(ちなみにここが缶コーヒーなのは脚本時点から) 【198】

・アスカの部屋のホワイトボード (「へたくそな字」)とある 【199】

・サブタイこの段階でも「希望に続く病、そして」 【206】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・脚本にも書いてあるが(「零号機に侵入しようとしてる使徒は強姦のイメージ」) 【221】

また出た強姦のイメージ 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ゲンドウの出撃命令にミサト「はい」 (「あいかわらず秘密主義のゲンドウを心よく思っていない 怒った感じで」) とある 【235】

・ミサトに睨みつけられた時に顔を見せないリツコ   (「リツコも泣いているのか」) と書かれている 【245】

・炭になった綾波の手はコンテ段階で書かれている(脚本には書かれていない) 【247】

・高校生の頃のリツコの写真 (「仏頂面とある」) 【250】

・綾波「私、泣いてるの」 (「自分のことがわからない」) とある 【262】

・エヴァの墓場の零号機が頭部と脊椎以外がないのは(「腐ったから」) 【273】

・シンジ「そんな・・・何も知りませんよ」あり (「台詞なくてもよいか」)と書かれている フィルムだと台詞なし 【273】

カットされたシンジの台詞 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・リツコ「その生産工場よ」 淡々と語るリツコ (「復讐をしつつあるのだという悦びもわずかに」) とある 【277】
ミサト「これが?」 (「動揺 嫌悪 怒り」) とある 【277】

・にこやかに笑っているレイたち (「しかしその笑みは白痴のそれのようだ」) とある【278】

・ミサト「殺す気?」 没になっている(カットに斜線が引いてある) 【279】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・リツコがスイッチを押すカット (「いらない?」) と書かれている。フィルムでは採用された 【279】

・ミサト「エヴァに憑りつかれた人の悲劇 」 (「見下ろすミサト 哀しい 同情 決意」) とある 【283】

ミサトさんの心情 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

コンテ完成日記述なし   

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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾参話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・ヒカリの家 (「高級そうな一軒家とある」)  【4】

・ヒカリ「アスカはよくやったと思うもの」 (「ヒカリの肌のぬくもりに、堰を切ったように泣きじゃくるアスカ」) とある 【6】

・この段階でのサブタイは『希望に続く病、そして』 【7】

・この段階だとミサトが「攻撃開始」 連射する零号機→ノーダメージ となっている 【11】

・(「苦痛と快楽を伴う感覚がレイを包む」) とある 【12】

・零号機とレイの体を這う使徒(「(強姦のイメージで)」)とある (強姦のイメージまた出たな) 【13】

・この段階だと起動しない弐号機を戻さない 【14】

・リツコ「使徒を抑え込むつもり!?」が脚本では「使徒と一体化を望んでいるの!?レイが」となっている 【17】

・例のシーン (「そっとシンジの手を触れるミサト 拒絶し、バッと手を引くシンジ」) としか書かれていない 【21】
(ここはよくミサトさんがシンジくんに肉体関係を迫ろうとしたシーンと言われるが自分はそうは思わない)

例のシーン 真相はどうなんだろう 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・綾波「私、泣いてるの?なぜ泣いてるの?」はない 【25】

・加持「確実なのはこのカプセルだけだ」 脚本では「確実なのはラストキスで送ったこれだけだ」となっている 
つまり20話の「変なもの入れないでよ」は口である(いやわかってるけどさ) 【27】

カプセルを送ったのは口 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「あなたの心、受け取ったもの」 (「加持の遺志を継ぎ、ネルフの真実を知る決意をするミサト」) とある 【27】

・リツコ「お母さんの消える瞬間を」(特に冷たく) とある 【32】

・その後シンジの「そんな…何も…知りませんよ」というシンジの台詞があった 【32】

・ミサト「リツコ!」 ここのリツコの顔 (「自虐的な笑み」)とある 【32】

・たくさんの綾波 (「(水族館の回遊魚のごとく)(にこやかに笑っている)」)とある  【33】

・リツコ「だから破壊するの。憎いから」 ミサト「殺す気!?」 となっている 【34】

・(「綾波のパーツを壊すために冷たい笑顔でバルブを回すリツコ」)と書いてある (バルブて・・・) 【34】

バルブェ・・・
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・泣いているリツコを見て (「ミサト、アスカに続き、三度、何も言えないシンジ」)とある
(ミサトさんに、アスカに、リツコさんに何も言えないシンジ これ読まないと分からなかったな・・・) 【35】

21話・22話・23話と泣いている女性の前で何も言えないシンジ(意図的なもの) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
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絵コンテ

エヴァの絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等(第弐拾弐話)

新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈4〉 より    

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E7%B5%B5%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E9%9B%86%E3%80%884%E3%80%89-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4829173505

・アスカの母の葬儀に出席しているのは全員科学者 【112】


・アスカ母の墓標 (「母の名は一考します」)とある(コンテ段階だとキョウコという名前は付いていない) 【114】

・アスカの「やってるわよ」がなぜか委員長の声なのについては特に書かれていない 【115】

・アスカのシンクロ率の話をしてるのに「零号機の修理を優先しましょう」とか言ってるリツコにいやな表情になるマヤ (「アスカのことを心配しろっつーの」)と書かれている 【116】

コンテを読まないと分からないマヤの心情 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・コンテの段階では初号機を見上げているミサトさんのカットの初号機は20話での包帯ぐるぐる姿 【118】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ミサト「それはないわ」 (「※ミサトは加持がすでに生きてはいないであろうことを知っている アスカはしらない」) というコメント 【122】

・電話が鳴ってる時のミサトの缶ビール (「同じポーズのままだけど缶の尻下げて飲み続けているわけじゃないということにしてください」) とある 【122】

ここのミサトさんの演出は神 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房


・アスカの電話 (「アドリブ」)と書かれている(なお、ここのシーンは義理の母に「彼氏?いやいやないわ。彼は社交的じゃないもの」 みたいなことを言っている) 【124】


・(「アスカの電話を見ているシンジ ちょっとうらやましそうな顔」)とある 【126】

・アスカ「でも嫌いってわけじゃないのよ」 「☆表情注意 変に作らずにほんとに軽~く話してしまっている」 とある 【128】

☆表情注意 ←気合入ってんなぁ
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・黙ってビールを飲んだふりしているミサトとある【129】

筆者の凄く好きな描写。よくこんな演出思いつくもんだ 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・リツコ「楽しかった家族ごっこもここまで?」 (「リツコ、軽くからかっているつもり(あまりイヤミではなく)」)とある(えっイヤミじゃなくてからかってるレベルだったのこの発言) 【132】

これでイヤミっぽくないってどんだけだよリツコ 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ネコ発言 (「いつもと違いイヤミを言い返す不機嫌なミサト→不快感をあらわにするリツコ」) とある 【132】

・綾波「わかってるはずよ」→(「図星だったのでややムキになるアスカ」)とある。脚本と同じ 【137】

・アスカ「シンジだけがいればいいのよ」 (「だけ」が本音の部分です) とのコメント 【138】

・アスカ「あんた碇司令が死ねと言ったら死ぬんでしょ」 (「ついに切り札を口にするアスカ」)とある  【139】

・エレベーターを降りた後踵を返すアスカ (「振り返り際に一瞬見える表情がとても重要です。」)とのコメント 【141】

この回のアスカの表情はとても気合が入っている印象 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ケンスケ「学校どころじゃないんだな。今や」 (「しみじみ言ってるように見えて半分他人事のようだったりする」) とある 【142】

・アスカ「冗談じゃないわよ。エヴァ弐号機発進します」 (「冗談じゃないわよは独り言に近い 発進しますは宣言」) とある  【148】

・精神攻撃の時にアレルヤが流れる指示は脚本にもコンテにもない 【156】

・苦しんでいる弐号機 (「理解できない異様なポーズ、動き」) とある 【163】

・弐号機の本当の目が見えるのはコンテ段階で 脚本にはない 【166】

・零号機のライフル (「大出力ポジトロンライフル改(戦略自衛隊技術研究室製)」)とある 【169】

このポジトロンライフルが6話で借りたものを改造しているのか、別物なのかは結局分からない 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・精神攻撃 断片的な記憶 弾ける色々な過去の映像  初潮 両親のセックス 狂った母のカオ等々 と書いてある 【175】
なお、フィルムではそれを感じるカットは入っていない(人形らしき顔は入っている。よくわからないカットの連続と言った方が正しいか)
(フィルムでここに映ってるドイツ語の言葉 「いや」 「死」 「セックス」となっているらしい つまりセックスについての嫌悪感は絵ではなく文字で出していた)【175】

フィルムではここまでではない 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・脚本と同じく日向がアダムと槍の存在を知っている(ミサトの発言がマコトのものになっている) 【180】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・冬月「お前が欲しいのは口実だろう」 (「怒っているわけではない 「困ったやつだ」程度」) とある 【185】

・(「槍、使徒を直接触れる前に破壊しつつ、突き抜ける」) とある(脚本決定稿段階だと槍がコアを貫いていた) 【191】

・「良かったねアスカ」の時のシンジ、声をかける前に躊躇している(これはフィルムでも同じ) アスカ「死んだ方がマシだったわよ」を聞いたシンジ (「何も言えないシンジ」) とある 【195・196】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

おそらく庵野さんによるコンテ完成日の記述なし(知りたかった…)

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脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾弐話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・食事の時に去っていくペンペン (「重い空気に耐えられなくなったから」) 【8】

・電話を取るシンジ (「アスカのイヤミを相手にしていない」)とある(ちゃんとアスカのイヤミは聞こえてる) 【9】

・ここのミサト この段階から(「ビールを飲んだふりをしている」)と書いてある 【10】

この段階からビールを飲んだふりをしているミサトさん(ここの演出すごい好き) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・エレベーターのシーン (「意外にも話の口火を切るレイ」) とある 【13】

・綾波「分かっているはずよ」 (「ホントのところをつかれたのでややムキになるアスカ」)とある (つまりここのアスカは綾波の言っていることはちゃんとわかっていた) 【13】

・ビンタした後に頬も押さえない綾波(「見透かされた気分に包まれるアスカ」)とある 【15】

・アラエル、『トリ型の使徒』とだけ書かれてる 【17】

・この段階だとアスカの心理描写の中で一番最初の台詞は 幼いアスカの「どうして大人になるの?」 【25】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・フィルムでは扉が開くシーンと文字の連打だが、この段階だと回想をビデオの早送りみたいにしてるシーンになっている。両親のSEXのイメージもあり 【27】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・シンジ「僕が初号機で出ます」のあとに ミサト「初号機か、だがしかし、ね」というセリフがあった 【28】

・「しかし、アダムとエヴァの接触はサードインパクトを引き起こす可能性が!!」 フィルムではミサトだが脚本だとマコトの台詞(マコト知ってたんかい) 【28】

マコトレベルがこの情報を知っているかはフィルムでは不明 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・フィルムだと違うが脚本だとロンギヌスが使徒のコアに命中する(直接触れる前に破壊)とある 【30】

ほとんどフィルムと変わらない。そりゃ時間ないもんな

カテゴリー
絵コンテ

エヴァの絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等(第弐拾壱話)

新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈4〉 より    

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E7%B5%B5%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E9%9B%86%E3%80%884%E3%80%89-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4829173505

・加持「まるで血の赤だな」 (「加持の目 決意+覚悟」) とある 【6】

・決定稿にもあった台詞 ミサト「一つ・・・よろしいかしら」は「一つ・・・聞いてよろしいかしら」となっている 【9】

・決定稿にもあった台詞 リツコ「委員会はどう対応するつもりなのですか?」もあり (台詞繋がる感じで)とあるのでミサトさんも諜報部の男に同じことを聞いてるのかもしれない 【10】

・モノリス (「正確に1:4:9」)にすると指示があるので2001年宇宙の旅は確実に意識してる 【11】

・ユイ、コンテでも「レイと同じ顔が現れる」と書いてある 【17】
・ユイ「家庭に入ろうかと思っているんです」のユイ (「幸福そうな笑顔で」)と書かれている。それを聞いた冬月の顔 「魅かれたか・・・」 と書かれている 【19】
冬月がユイに魅かれたのはこの発言&この顔だったっぽい 

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ユイとゲンドウの交際を知った時の冬月 「(調査にかこつけたデートのつもりだったか)冬月・・・」 と書かれている(たぶんコンテの甚目さんの所見) 【24】

・コンテ段階では「結婚しました」のところに綾波みたいな青い天使は書かれていない(天使っぽいのは書かれているがデザインははっきりしてない) 【31】

ここの綾波っぽい天使は印象的だが、コンテ段階ではまだなかった 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房


・ゲンドウ「あなたのファンだそうです」 (「ゲンドウ 嘲笑しているのか・・・」)と書かれている 【32】
・ゲンドウ「子供がいるのでね」何がおかしいのかニヤリと笑う とある 【33】
・冬月「間に合わせだろう私たちは」の時のゲンドウを睨む冬月 (「違うのか!?」)と言いたい とある 【35】

・ビデオ版ではあった箱根のユイ&冬月の再開シーンはこの時点でコンテにある。TV版ではなかったがビデオ版で復活した 
(屋外施設へ行こうとしている・・・つもりですが変ですかね・・・室内の方がいいでしょうか・・・)と書かれている。フィルムでは室外に 【42】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房


・ユイの横を通って去っていく冬月 南極の調査船の階段で冬月の横を通り過ぎていった時の(「ゲンドウが通り過ぎていった時の感じにあわせて」)と※印がついている 【43】

・冬月「なぜ巨人の存在を隠す?」の時のゲンドウの例のポーズ (「すでにこのころから」)と書かれている 【43】
・ゲンドウ「経済学部に転向なさったらどうです」 の時のゲンドウ「緊張してる」と書かれている(意外!) 【46】

実は緊張しているゲンドウ 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・「ずいぶん潜るんだな」のカットは椅子に座ってるカットと立っているカット両方かかれていた (「立ってる方がいいんですかね・・・ ←こんな感じ」)と書かれている。そっちの方が採用された 【47】

・昔のリツコ (「(高1) ゲンドウへの嫌悪感ありか・・・?」)と書かれている 【51】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・コンテの段階だと建造中の零号機は一つ目 (「ペイント前なので白い!!」)と書かれている。フィルムでは黄色だった 【52】

フィルムと違う建造中の零号機
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ゲンドウ「新たな歴史を作らないか」 (「野心を感じさせる目」)と書かれている 【54】

・ナオコ「都合のいい時だけ母親面するのは」の後の顔 (「ややつらそうな表情を見せる」) とある 【62】
・エヴァを見て笑っている時のシンジは3歳 【62】

・リツコのIDをチェックする警備員の機械 (「ファミレスみたい・・・と書かれている」) (よくわからん) 【70】
ゲンドウ「自分の仕事に後悔はない」のとこのマギ  「マギの姿はまだない・・・あるのかな?」という甚目さんのコメントに 「この時のマギのところには穴に「フタ」がしてあり☑」 とある 【71】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・5歳のレイ(7歳ぐらいに見える)とある  (2010年で5歳なので2015年じゃ10歳。つまり綾波は14歳ではなく10歳) 【73】

・ナオコ「あとは電源を入れるだけね」 満足そうにうなづくナオコ (「そんな母親を心の中で祝福する感じのリツコ」) とある 【78】
・ナオコ「自分の幸せまで逃しちゃうわよ」 (「自分は幸せをつかんだととでも言いたいのか・・・余裕の表情を作っているがどこか不安そうである・・・」)
リツコ「幸せの定義なんてもっと分からないわ」 (「ここで母親を見る 母親の内心の不安が分かっているから笑顔を作って」)  とある 
(コンテ見ないと分からない心理描写多すぎだろ…) 【80】

ナオコとリツコさんの複雑な心理描写 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・綾波「道に迷ったの」 (「迷子という子供っぽさに一瞬!?となり、油断するナオコ」)とある(そんなこと思ってたの…) 【83】

・ナオコ「でも一人じゃ帰れないでしょ?」とナオコ (「コラコラぁ~素直になんなさ~いって感じにのりだして」) とある 【83】

・綾波「婆さんは用済みだとか」 (「レイの目がだんだん楽しそうに歪んでいく」)とある 【85】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・首を絞めるナオコの顔 (「嫉妬に満ちた目」)とある(つまりユイへの嫉妬がレイに向けられてしまった)  【87】

・脚本にあった加持の台詞、ゲンドウが冬月の無事を確認するシーンコンテでもあり 【93】

結局フィルムでは没になったカット 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・脚本だと青空の下だったが加持さんが打たれる場所はフィルムと同じ。打ってきた相手のジーンズとスニーカーを履いた足が近づいてきているのが見えるカットがあった 【97】 

フィルムでは相手の足は見えない(このカットがあったら打った相手がミサトさんだと当時視聴者に誤解されなかったんだろうか) 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・家に帰ってきたミサト。手を組んで座ったまま額に手をトントントンと規則正しく打つ。SDATを聴いているシンジも同じリズムで頭をゴンゴンするというカットがあった(意味わからん) 【100】

よくわからない演出 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・加持さんの留守電を聞いている時のミサトの心境
おびえるようにボタンを押す→胸に詰まるものがある→加持さんが死んだことに覚悟を決めようとするが徐々に辛くなってくる →名を呼ばれて反応→「迷わず進んでくれ」のところで
加地さんらしさに口元が笑う   となっている 【104~105】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・コンテ完成日 95年12月4日 

(「#15 #17ARの日 やっと!!#21!あと(#20も入れて)6本!!もあるッス」) とある 【109】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房


15話と17話は同日アフレコ。なんと21話の方が20話よりも先にコンテが完成してる(1か月早い)  (#20も入れて)と書かれてるのはそのため

全体的にコンテの甚目さんの所見、感想が書かれているとこが多い

カテゴリー
脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾壱話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・いきなりしばらく没カット
破壊されたネルフ本部の施設外観。危険・立ち入り禁止のテープが張り巡らされている。地底湖から回収される弐号機の右腕。クレーンで持ち上げられている弐号機の頭部。
クレーターの中心に転がったままの零号機。まだケガの治ってないリツコ。
リツコ「ひどいものね」 マヤ「2体とも大破。最優先で修復作業を続けますが、損傷がヘイフリックの限界を超えています」 

発令所   ここも破壊された跡が痛々しい。散乱したままのガレキ。割れたままの正面モニター。 
リツコ「しばらく何も稼働できないわね」 マヤ「はい」 リ「まだ使徒はここに来るというのに」 マヤ「たのみは初号機と、シンジくんだけですね」 

ケイジ  

拘束されている初号機。赤く染まったままの機体。その露となっている胸部には使徒と同じ赤い光球が見えている。それをジッと見てるアスカ。アスカ「エヴァって何なの?」 

病室  

ベッドに寝ているレイ、目を開く。 傍らには見舞っているシンジ。本を読んでる。 綾波「碇くん?」 シンジ、気づいて、シンジ「ごめん、起こしちゃったかな」 
綾波「帰って来たの?」 シンジ「・・・うん」 綾波「そう、よかったわね」  静かに音もなく、消え入るように再び眠りにつくレイ を、観ているシンジの表情  
この後フィルムでもある加持さんのカットへ続く(この回は14歳のシンジがラストにしか出ないのが印象的な回だったため、  ここでシンジが出ると出ないとではだいぶ印象が異なると思う) 【3~5】

シンジが綾波の見舞いをしているシーンは本編ではなかったので非常にレア 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「拉致された?副指令が」のあとに 諜報部「極秘事項です。この話を知るのは、あなたまでです」というセリフがある 【6】
・銃を置いた時に ミサト「これで、いいのね」 「お連れしろ」の後にミサト「ひとつ、よろしいかしら」というセリフがあった (コンテによると諜報部の男に「一つ聞いてよろしいかしら」となっている) 【7】

・その後こういうシーンがあった 
リツコ「委員会はどうなのです?」 ゲンドウ「動かんよ。拉致を命じたのは委員会のやつらだからな」 【7】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ゼーレ「新たな神をつくるつもりはないのだ」ではなく「我々は神を作るつもりはないのだ」となっている 【8】
・冬月「冬月先生・・・か そう呼ばれた時期もあったな。あれから16年だ・・・」となっている  【8】
・回想時代の冬月35歳と書かれている。フィルムでは60歳なので16年前とすると44歳か 【9】

・フィルムでは冬月「これ、読ませてもらったよ」から始まるがこの段階では部屋にノック音→冬月「はい。どうぞ」 →ユイ「失礼します」(彼女の顔はレイと同じである)と書かれている 
→冬月「(やや意外な表情)君が碇くん?」 ユイ「はい。碇ユイと申します。よろしくお願いします」→冬月「これ、読ませてもらったよ」となる 【10】

・ゼーレの台詞が微妙に違う
02「S2機関を自ら搭載したエヴァ初号機」 04「それは理論上は無限に稼働する、半永久機関を手に入れたことと同義だ」 06「5分から無限か、突飛な話だ」 
08「絶対的存在か。そんなものを手にしてよいのは神だけだ」 03「人はその分を超えてはならん」 キール「我々に具象化された神は不要なのだよ」 10「神を造ってはいかん」 
→「ましてやあの男(ry」となる 【11~12】

・ゲンドウ「今は子供がいるのでね」の後にこういうシーンが入っていた 


2002年

崩壊したままの日本。水没した街並み。バラックの家に赤ん坊の泣き声が響く。その中で赤ん坊をあやしている女性。ユイである 。
ユイ「泣いてばかりね、シンちゃんは。甘えてばかりだとクセになるわよ。すぐに逃げ出したりね」 泣き止まない赤ん坊。」  
(シンジと「逃げ」について制作側が意識して書いているシーンであるのは興味深い) 【16】

フィルムではないユイのシーン(シンジの将来を偶然予見している) 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・2015年 初号機エントリープラグ内 
ぼんやりと何も考えていないように見えるシンジの半面。に、無線で入るアスカの声。 アスカ「ねぇ、ミサト知らない?ってあんた、まだプラグの中なの?」
シンジ「うん・・・なんだか落ち着くんだここ。 アスカ「まるで赤ちゃんみたい、あんたってホントにガキね」      

(フィルムではこの回では話さないシンジとアスカの会話 ラストにしか出てこないシンジがここに出てくるのが興味深い) 【17】 

フィルムではアスカはこの回には出てこず。シンジもラストに出てくるだけなのでレアなカット 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・その後 管制室のアスカ  

アスカ「初号機だけ強くなっちゃってさ」
(フィルムでは不明だがこの段階ではアスカが初号機がS2機関を取り込んだことを知っているという描写が入っている) 【17】

フィルムではアスカが初号機がS2機関を取り込んだことに言及するシーンはない
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・TV放映版だとカットされたが、ビデオ版で追加されたシーンが入っている(もともと脚本段階ではあったシーンだということ)
内容は下記のとおり

人口進化研究所廊下  ユイ「おひさしぶりです」 冬月「ああ、しばらく」  【20】

・Bパートすぐに薄暗い廊下。一人、じっと考えている加持 立ち上がる 加持「さてと」というシーンがあった 【24】

・人類補完計画を始めるというゲンドウの台詞の前に ゲンドウ「E計画とは別に、オリジナルであるアダムの再生をも推し進める」 冬月「アダム計画だな」
ゲンドウ「そしてもう一つ、かつて誰もが無しえなかった神への道だ」 と続く 【28】

・ナオコとゲンドウのキスを見ていた過去のリツコのシーンの後こういうシーンがあった


2015年 ネルフ本部 第7実験場  

スピーカーから漏れてくるレイのうめき声。我に返るリツコ。
マヤ「先輩!汚染区域いっぱいです。これ以上は危険です!」 リツコ「(レバーを戻し、少し慌てて)レイ、大丈夫?」 綾波「(ボソっと)殺す気」 
一瞬気まずい沈黙が支配する。

リツコ「何、言ってるのよ・・・。テストは終わったから上がってちょうだい」 相変わらずの無表情のレイ 【30】

「殺す気」とかいう綾波すっごいレア 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・じっと下界を見ているレイ(7歳ぐらいに見えるが実は5歳)とある 【31】

・ナオコ「あんたの変わりはいくらでもいるのよ」の台詞無し。 首を絞めた後にこういうシーンがあった。


バーン!というものすごい落下音。ぐぐっとのどが鳴り、息を吹き返すレイ。レイ、辺りを見回すが赤木の姿はない。起き上がると、無表情のまま、トコトコ出ていく。
(なんと決定稿の段階ではここで綾波は死んでいなかった。「3人目だと思うから」言えないじゃん…) 【33】

この段階ではナオコに首を絞められた綾波は死んでいなかった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・加持「ゼーレや委員会よりは、ネルフの方が、どうやら真実に近いようですから」 【35】
ゲンドウ「では、冬月は無事なんだな」 男「はい。身柄はこちらで保護しました。ただ随行者の行方は不明です」  【35】

この加持さんの台詞は貞本版にもあったような 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・この段階だと加持が打たれるのは青空の下 【36】

加持さんが打たれるシーンの場所が異なる 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・この段階だと最後のシーンのミサトは「シンジと帰宅したばかりのいでたち」となっている。つまりミサトとシンジが一緒に帰宅している 【36】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・没ラストがあった(結局採用されなかった) 「このラストを追加するかは、一考します」と書かれている。 
内容は 

女だったらレイ、男だったらシンジ(ryの会話 

1話の使徒襲来 

ミサト「お父さんの仕事知ってる?」 シンジ「人類を守る大事な仕事だと(ry」 
公務室 

いつものかっこうで座っているゲンドウ。表情は逆光で見えない 。 

おわり   という内容だった 【39】

結局採用されなかった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
この終わり方もクールでいいなぁ
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房
カテゴリー
絵コンテ

エヴァの絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等(第弐拾話)

新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈4〉 より    

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E7%B5%B5%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E9%9B%86%E3%80%884%E3%80%89-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4829173505

・ミサト「にも関わらず、この初号機は三度も動いたわ」(フィルムだと3度) 【455】

・エントリープラグ内に浮かぶシンジのプラグスーツあり 【460】 

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・リツコ「あるいはエヴァの」 (「ぞっとするほど冷淡に」) →ビンタするミサト (「先の発言が責任逃れの言葉遊びに聞こえる」) (「リツコは本気で言っている」) とある 【461】

リツコとミサトの心情
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・リツコ「現に彼の自我イメージが、プラグスーツを擬似的に実体化させているわ。」なし 

エントリープラグ内にプラグスーツがあったのは作画ミスであり、リツコの台詞はそれをフォローするための後付けという説があるがたぶん違うと思う 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・シンジ「におい?人のにおい?ミサトさん?綾波?」 →ここで出るゴチャゴチャ (よく形のわからないゴチャゴチャといたもののイメージ 「否」を示す) とある 【512】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・シンジ「いや違う」 →もう一回出てくるゴチャゴチャ 「母」を示す とある (「色は一考(色彩学的効果を調べる)」)とある (そういうの意識してたんだ…) 【513】

庵野監督は色彩学的効果とかを勉強していたのがわかる 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ゲンドウ「この地獄に」 (「この時に出る母乳を吸ってるシンジのイメージシーン 産婦人科らしい」)(フィルムでは背景で場所を特定することは不可能) 【513】

・リツコ「人のことは言えないか」 (「自分の情事を思い出し目線を下にする」) とある 【518】 
(ここのリツコさんの格好 フィルムと違う(コンテのがキレイ))

この髪型のリツコさんはフィルムでは見れなかった 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・ミサトさんの喘ぎ声はアドリブ(「ひたすら長く」とある)【521】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・コンテ完成日 96年1月5日 

(「#20!! あしかけ2年!! ちまたでは#14までおわっとる・・・ウキーッ!! ゲゲッ!!おまけに尺足らず!! 尺足し一考」)とコメント 【522】

鶴巻さんか庵野さんどっちかのコメント 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

何気にバンクが多い。フィルムと変わらず書くことはほとんどない

シンジが「エヴァに乗らない自分には価値がない」と言い出す、「デストルドー」という言葉が出てくるのはこの回から

カテゴリー
脚本

エヴァの脚本決定稿を読んで分かるフィルムとの違い等(第弐拾話)

EVANGELION ORIGINAL〈3〉より https://www.amazon.co.jp/EVANGELION-ORIGINAL%E3%80%883%E3%80%89-%E5%BA%B5%E9%87%8E-%E7%A7%80%E6%98%8E/dp/4829173238

・この段階でのサブタイ『シンジ、誕生』 【4】

・ミサト「この初号機は過去2度も動いたわ」 挿入される16話と19話のバンク 2話はカウントに入っていない 【6】

・マコト「葛城さんと同じですね」 (「優しさ交じりのジョーク」) と書いてある 【6】

・この段階でプラグ内をプラグスーツが漂っている【8】

このタイミングでエントリープラグ内にプラグスーツが浮かんでる 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・リツコ「人の意思が込められているもの」の後 ミサト「言い訳はそれで終わり? そんなものが、シンジくんを融合するの?」→ビンタとなっている 【9】

・アスカ「くやしい…」のあとにこういったシーンがあった


場所:ケイジ 

やたらとパイプやコードが接続されている初号機 
マヤ(アナウンス)「マギシステム再開しました。仮運転は順調です」 リツコ「ヘイフリックの限界は越えているのに、自己修復が急速になされていく」
胸から露出したままの赤いコア。その前に立つリツコ。

リツコ「そしてコアの発生。エヴァ初号機に意思が、自我が目覚めつつあるんだわ」
リツコ「やはりシンジくんは、彼女に取り込まれたのね」 (えっコアって最初からあるものだと思ってたんだが後から発生したの?) 【12】

フィルムでも初号機のコアは後から発生したものなんだろうか 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「そんなことできるの?」 リツコ「こちらのシグナルを受信でき、エヴァのATフィールドの干渉さえなければ、可能だわ」
この段階だとシンジのサルベージにエヴァのATフィールドの干渉の可能性があるというセリフがあった 【16】
・また、この段階だとシンジの精神がプラグスーツを形作ったというセリフはない 【16】

・この段階だと シンジ「褒めてくれるんだ」の中に「母さんも」が含まれていた(誉めて無くね?) 【20】

・ミサト「返してよ!」の後にシンジの「誰か僕を呼んでる?」というセリフがあった(フィルムではないがミサトさんが呼んでたのは分かるようになってる) 【26】

引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

・ミサト「結局、神の力を手に入れた道具は、使うつもりなのね。人間は」となっている。意味が微妙に違う 【28】

・リツコ「久しぶりに飲んでかない?」 (場を和らげて)   リ「そう」(怪訝そうに) とある 【28】

・リツコ「男と密会とはね」 (「リツコ、軽蔑の眼差しから、自分の情事思い出し、目線下にする(わずかに、顔赤く)」) とある(フィルムだとそこまではいかない) 【29】

・ホテルでのミサト「使徒は第1先住民族の残したただの戦闘兵器ではないことは、わかっているわ」というセリフアリ(このタイミングまで第1先住民族の設定あったんだな) 【31】

このタイミングまでまだ第1先住民族の設定があった 
引用:EVANGELION ORIGINAL〈3〉富士見書房

カテゴリー
絵コンテ

エヴァの絵コンテを読んで分かるフィルムとの違い、気づいた箇所等(第拾九話)

新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈4〉 より    

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E7%B5%B5%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E9%9B%86%E3%80%884%E3%80%89-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4829173505

・トウジの主観  (「初めてEVAに乗って目覚めると必ずこの天井を見る」) とのコメント 【332】

・シンジ「わかろうとした」 「わかろうとしたんだよ!」 この段階でもなし(決定稿でもなかった) 【336】

「わかろうとした」は劇場版26話にもあり
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・トウジ、この段階では左足を失っていない(明確に書かれていない) 【341】

トウジの足について特に書かれてない
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・綾波「私が死んでも代わりはいるもの」 (「悲観的なものではなくごく当然な自然な台詞として出てい☑」) とのこと。この書き方だと庵野さん? 【364】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・アスカ「もう負けるわけにはいかないのよ。この私は」 なし 【371】

・弐号機の体液が赤色と書いてある。この段階では設定がなかったか、コンテの摩砂雪さんのミスか(前者かな?) 【374・375】

・弐号機の頭で死んだ人たち、家族連れとのコメント 【378】

たぶんミサトさんはアスカにこの家族のことは伝えていない 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・アスカ「・・・ある。ついてるわよね・・・」 この段階でもあり 【379】

このセリフは貞本版にもあり 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・シンジ「僕は・・・僕はもうエヴァには乗らないって決めたから・・・」 (「自分の行動に信念もプライドも根拠もないシンジ。あるのは父への反抗心だけである) とのコメント 【386】

・加持「やはり死ぬときはここにいたいからな」 (「ここで死ぬ様ならそれまでの人生なんだろうと感じている加持」)とある(かっけぇ) 【387】

加持さんが何を思っているかはコンテを読まないと分からない 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・シンジ「死ぬ?」 (「実感の伴わない言葉」) とある 【387】

・この段階ではサードインパクトの説明はフィルムと同じ 【388】

・加持「エヴァンゲリオンだけだ」 この時に映るシンジ (「罪悪を感じている」)とある 【389】

・さすがに脚本決定稿みたいな展開はなし 【396】

・加持さん「後悔はないようにな」 (「押し付けてはいない」)と書かれている 【396】

・リツコ「初号機はまだなの!?」のあと  (「ここで自爆決意のミサト入れるか?」(日向の耳元で) いかん、熱でボケてる(一考)」) とある 【399】

自爆を決意するミサトさんは24話へ 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・シンジ「碇シンジです!」 (「キッパリと! 枚数使っても可!」) とある 【403】

気合が入ってる 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・使徒を目前にして父のカタミを無意識に握りしめているミサト (「ガンつけてる!」) とある 【407】

・この時点での初号機 壁を突き破って出てくるわけではなく画面→の発令所の後ろから右手でゼルエルを殴って登場(微妙に違う) 【407】

初号機どこから出てきた? 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・初号機とゼルエルが飛び出してくるときにレール(肩がガションってなるやつ)がない理由がコメントで書いてある (「レール不要 じゃまなので」)とのこと 【415】

レールを使わずに出撃は9話でもあり 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・シンジの「笑っているみたいに見える狂気の顔」については言及無し 【417】

・初号機のコア (「使徒と同じ光球が見える!」) とある  【423】

・ゼルエルが初号機のコアをちょんちょん突いてるシーンは強姦イメージ  (「ここ、ストレートに強姦のイメージ、あり☑」) とある 【425】

エヴァには強姦のイメージが多い 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・指でゼルエルの腕を引き裂いてる初号機 (「まるでカンナくずのように」) とある 【428】

・ラムが使徒の目らしきものを貫通している とある 【429】

・初号機がキックした時に振り返る加持さん (「少し悲しげな表情 シンジに対する同情か?」)とある 【430】

引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・マヤ「エ、エヴァ再起動」  (「恐怖の一同とある」) 【431】

・パーツを取り込んだ初号機の手 (「ふつうの人間型の手に」) とある(やっぱり意識してたのね) 【433】

・リツコ「やはり目覚めたの?彼女が」 (「悲しみもわずかに有」)  とある 【434】

・ATフィールド飛ばしをする初号機の上げる時の手 (「オーケストラの指揮者のごとく」) とある 【435】

ここの初号機がATフィールドを飛ばしてるかどうかは脚本でもコンテでも分からず 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房

・振り下ろすとき (「クマが爪で相手を引き裂くように バイオレンス暴力的によろしく 空間そのものを引き裂く感じに」) とある 【436】

・倒れたゼルエルのあと (「初号機の顔 笑ってるように見える」)とある 【438】

・「餓鬼のごとく這ってゆく初号機」 とある 【438】

・19話コンテ完成日 11月  (「やっと#19!! もう11月!! 今日は#5のO.Aドンッー!! カゼがひどいっス とある」)【445】
(コンテ描いてる摩砂雪さんかな?庵野さんかな?)

どっちのコメントだろ 
引用:新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集〈3〉富士見書房